尾身氏、5~11歳のワクチン接種「義務より希望者に」

政府の新型コロナウイルスに関する基本的対処方針分科会の尾身茂会長は28日の衆院予算委員会で5~11歳のワクチン接種について答弁した。予防接種法の努力義務規定を適用するかを巡り「義務ではなく希望を募る。特に基礎疾患のある小児はなるべくやってもらえばいい」と語った。
全国の感染状況を巡り「この1~2週間でピークアウトするかどうか予断を許さない」と述べた。感染拡大の速度は鈍ったものの増加傾向は続いていると説明した。立憲民主党の中谷一馬氏の質問に答えた。