大学入学共通テストでのSNSを使ったカンニング疑惑で、受験生とみられる人物が、1カ月前から、不正を計画していたとみられることがわかった。
受験生とみられる人物は、1月15日に行われた共通テストで、家庭教師紹介サイトを通じて知り合った大学生に対し、試験中に撮影した問題をSNSで送り、解答を求めていたことが明らかになっている。
解答を依頼され、断った東京大学の学生によると、2021年12月中旬にメッセージを受け、「来年の1月から定期的に指導をお願いしたい」と解答を持ちかけられていた。
解答依頼を断った東大生「たぶん直前に来てたら、気づいてたかもしれないんですけど、1カ月以上前に来てたので、そこまで思い浮かばなかった」
この人物から解答を求められた大学生は、少なくとも4人いるということで、警視庁は、偽計業務妨害の疑いで捜査している。