90年代~令和の「アイス」人気フレーバーTOP5! 知らぬ間に消えた“2つの味” あなたは思い出せますか?
夏になると余計に食べたくなるものナンバー1、アイスクリーム。不動の1位を守り抜くフレーバーがある一方で、いつの間にかベスト5から消えていた味も。その変遷や時代背景について、ライターの鳴海汐さんが解説します。
人気下落というより、もはや国民食に?
あずきバーは「固い」ことで知られていますが、個人的には「フルーツなどのアイスキャンディーほど冷たくない」印象があります。
知覚過敏持ちでも、かむのが怖くない。1997(平成9)年から2004年にランクインしていましたが、その後はランク外へ。日本の気温上昇と関係があるのかもしれません。
ただ、井村屋のあずきバーは、シリーズ合計で2018年度の2億7500万本が過去最高だったものの、2019年度は、2億5400万本にいったん落ち、2020年度は過去最高の2億9200万本を記録したというので、売り上げ自体は上がっているとのこと(2021年5月20日付、『FNNプライムオンライン』)。
好きなフレーバーに挙げなくても、もはや国民食となっていて、家族が買ってくるアイスの定番になっているのかもしれません。
国ごとに違うアイスの人気フレーバー
日本での人気フレーバーを見てきましたが、海外ではどんなものが人気なのでしょうか。
2020年に筆者が通ったロンドンの語学学校では、「イギリス人がアイスと言えば思い浮かぶフレーバーベスト5」をチーム対抗で当てる授業がありました。
答えは、「バニラ」、「チョコ」、「ストロベリー」のほか、「ピスタチオ」と「チョコミント」でした。
ピスタチオは、同じチームのモロッコ人が自信を持って回答していました。
チョコミントは店舗のアイスコーナーに必ずあるらしく、イギリスでは人が集まるディナーのあとに薄い箱入りのミントチョコを食べる習慣があることの影響かと考えました。
このクイズでイタリア人チームは、レモンがランクインしていないことに衝撃を受けていました。イタリアンレストランには絶対あり、デザートに食べる人が多いからです。
そのほかの国はどうでしょうか。日本ではサーティーワンで知られるアメリカの「バスキン・ロビンス」では、バニラとクッキー&クリームが二大人気(2020年7月22日付、『baskin robbinsブログ』)だそうです。
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