約束前日になると凄く憂鬱に……よくある「出掛けたくない病」の原因と、すぐできる対策とは?
人と会う約束をしている日が近づくと、なぜか突然気が重くなる。そんな気分を体験したことはありませんか? 「出掛けたくない病」とでも言うべきこの心理状態の原因とは? すぐできる対応策も含めてライターの鳴海汐さんがリポートします。
行動に制限がかかるのが苦手
なぜ予定が近づくとブルーになるのでしょう。それはさまざまなことに制限がかかるからです。
家にいれば人目を気にせずリラックスして過ごせて、トイレにも自由に行けます。逆に出掛けるとなったら、待ち合わせの時間に間に合うよう電車やバスなどに乗らなければならず、その前に着替えなどの身支度をしなければなりません。
女性であればそこにメイクやヘアセットが加わることもあります。
さらに障害となるのは、天気が悪い、待ち合わせ場所が遠い、集合時間が早い、その場には親しくない人もいる、会話が弾むか心配、外出時間が長い、自身がマンションの上階に住んでいる、施錠や水回り・火の元のチェックなど緊張感が伴う……などなど。
これらの多くを兼ね備えている外出が、本来は大きな楽しみのはずの「旅行」。
忘れ物をしないよう、時間に遅れないよう、神経を使いますし、居心地のよいわが家にはしばらく帰って来られません。不慣れな環境での人との共同生活はプレッシャーがかかるので、友達や恋人との旅行もそうですし、留学でホームステイなど、直前は最大級のブルーを経験します。
そういった不安や面倒くささを乗り越えて、社交モードをオフからオンへと起動させるにはエネルギーが要ります。
本人たちにとっては、何の予定もない週末こそが逆にご褒美だったりします。
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