約束前日になると凄く憂鬱に……よくある「出掛けたくない病」の原因と、すぐできる対策とは?
人と会う約束をしている日が近づくと、なぜか突然気が重くなる。そんな気分を体験したことはありませんか? 「出掛けたくない病」とでも言うべきこの心理状態の原因とは? すぐできる対応策も含めてライターの鳴海汐さんがリポートします。
東京の緊急事態宣言に少しだけ安堵する人
「人と会う約束をしてしばらくはワクワクしているのに、いざその予定が近づいてくると気が重い。前日の夜や当日出掛けるまでが特にブルー。……でも実際行けば楽しい」
そんな人が世の中には案外多いのをご存じでしょうか。
東京に緊急事態宣言が発令されている2021年7月現在は、そんな人々にとって残念でもあり、しかし同時に“気楽”でもあるのでした。
東京都が酒類などを提供する飲食店に対して休業を要請している現状、外での飲み会は基本的に開かれません。ライブなどのイベントにも制限要請が出されているほか、「不要不急の外出自粛」が呼び掛けられているため、人と約束をする機会が極端に少なくなるからです。
他の人からすれば、「結局行けば楽しいなら問題ないのでは? ただの気分屋」なのかもしれませんが、本人たちにとってはけっこう大きな問題です。毎回ひとりで苦しんでいるのですから。
SNSではこういった“症状”に悩む人が割と頻繁にスレッドを立てています。ツイッターでは過去に「約束の日が近づくと憂うつになる」という心情を描いた漫画が投稿され、20万超もの「いいね」が寄せられました。
“症状”の正式な名称は今のところ見つけられていませんが、ネットで検索してみると、人一倍敏感で感受性の強いHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)の特徴のひとつと考えている人もいるようで、筆者自身も両方に該当していると感じています。
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