接客業に「名札」は必要? 身バレ・住所特定・SNSストーカーの可能性、被害懸念の声も
コンビニやスーパーなどの店員が必ず身に着けている「名札」。利用客に親しみや信頼感を抱いてもらうためといった効果がありますが、一方で珍しい名字の場合は自宅住所や出身地、SNSなどの特定につながってしまう恐れもあります。仕事で本名を名乗る必要はあるのか? ライターの鳴海汐さんが課題点と解決策を探ります。
本名を晒したくない!
こうしてみると、フルネームに限らず名字だけでも、名前というものはたくさんの情報を持った『個人情報』なのだなとあらためて感じませんか?
特に、接客業など不特定多数の人と接している人は、そういった思いを強く抱いているのではないでしょうか。
ネットで「接客業 名札」と検索すると、「嫌」「偽名」の関連ワードが表示されます。
書き込みを見ると、来店客が自身の名前をSNSで検索し、友達申請があったとか、ストーカー被害にあったという声が少なくありません。
珍しい名字の人は特定されやすいだけに、より辛さを感じていることでしょう。
朝日新聞DIGITALの記事によると、SNSでの被害に遭ったことなどから、2019年当時の数年前から、フルネームを表示していた名札を名字のみに変えた企業が多かったそうです(2019年9月26日付)。
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