接客業に「名札」は必要? 身バレ・住所特定・SNSストーカーの可能性、被害懸念の声も
コンビニやスーパーなどの店員が必ず身に着けている「名札」。利用客に親しみや信頼感を抱いてもらうためといった効果がありますが、一方で珍しい名字の場合は自宅住所や出身地、SNSなどの特定につながってしまう恐れもあります。仕事で本名を名乗る必要はあるのか? ライターの鳴海汐さんが課題点と解決策を探ります。
本人確認さえできれば
ひいては、接客など外部の人と接しない職業であっても、仕事の上で本名を使う必要はないのでないかと考えます。
情報通信技術(ICT)や検索ツールが高度に発達した今、名前においても、仕事とプライベートを切り離すことがすでに必要な時代となっているのではないでしょうか。
そうなってくると、学校もプライベートではなくパブリックな場であるのでは? と考え始めることになり、いったい名前とは何かという大きなテーマに迷い込みます。
名前の問題といえば、現在は夫婦別姓が認められていないために、心情的な問題もありますが、主には女性の名義の書き換えなどの事務的な不便さが言われています。
本人の証明は、こんなときこそのマイナンバー活用ではないでしょうか。本名を変えるにしても変えないにしても、仕事上や家庭用の名前を簡単に登録できて、番号でしっかり本人だと証明できる――。そこまで非現実的でもないように感じます。
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