結婚式に呼ばれた回数が多いほど「人徳ある」は本当か
一生に一度の晴れ舞台、結婚式。2021年現在は新型コロナ禍でなかなか挙式をできないカップルも少なくありませんが、参列するゲストにとっても忘れられない思い出の1日となります。あなたはこれまで何回、友人知人の結婚式に呼ばれたことがありますか? ライターの鳴海汐さんが現代の結婚式観を探ります。
披露宴での演出の妙
食事での演出と言えば、ローストビーフが名物の格式の高いホテルで、「ローストビーフはお代わり自由です」というアナウンスがあったとき、会場が大きく沸いたのを思い出します。おなかがいっぱいでお代わりできませんでしたが、友人が本当に幸せそうに食べていたのを眺めて楽しみました。
一流ホテルや素晴らしい庭園の披露宴会場、会員制クラブなど、非日常を味わえるのが結婚式の魅力でもあります。これはいいなあと思ったのが、時間帯の選択による勝利。
16時くらいにスタートの披露宴で、明るいうちに庭園でカクテルパーティーを楽しんでから着席。新郎新婦の席の後ろが大きな窓で、空が水色からオレンジ、そして紺へと移り変わっていったのがロマンチックですてきな演出でした。
新郎新婦のスライドもお楽しみのひとつ。赤ちゃん時代からはじまり、ふたりの交際歴が映し出されるのですが、どんなに親しくても知らなかった歴史があるのが良いので、定番とはいえ決して欠かしてはいけないものかと思います。
それと並んでハイライトとなるのが、感動的な「花嫁の手紙」ですが、ジョーク満載で笑わせにかかってきていた手紙には意表を突かれましたし、会場が軽やかな雰囲気になりました。筆者は年齢のせいか新郎新婦の入場から涙するようになってきたので、ユーモアには助けられます。
その他いいなと思ったのは、花嫁にもしっかりスピーチの機会があること、新郎新婦と交流する時間が長めに設けられていること。2次会なしで披露宴が長いことや、披露宴でも会費制で立食というのもいい仕組みだと感じました。
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