結婚式に呼ばれた回数が多いほど「人徳ある」は本当か
一生に一度の晴れ舞台、結婚式。2021年現在は新型コロナ禍でなかなか挙式をできないカップルも少なくありませんが、参列するゲストにとっても忘れられない思い出の1日となります。あなたはこれまで何回、友人知人の結婚式に呼ばれたことがありますか? ライターの鳴海汐さんが現代の結婚式観を探ります。
参列者もヤキモキするお呼ばれ事情
さて、先日SNSで話題になっていたのが、「これまで結婚式に呼ばれたことのある回数(親族以外)」です。10回未満と書き込んでいた人が多いようでした。
筆者の場合、思い出せる限りでは披露宴の出席が15回。完全に人数合わせだなと感じたもの(疎遠になっていた友人から2次会の案内だけ来て、その後「披露宴もどうか」と聞かれたもの)や、予定が合わないものを断った経験もあります。
SNSで20回以上と答えていた人(割といました)も書き込んでいましたが、特別親しいわけでもない同僚に(何となく)呼ばれる、学生時代などに大きなグループに属していたせいで招待されることもあるので、それが人気や人徳かと言うと、必ずしもそうではないと思います。
結婚式に行ったものの、その後疎遠になったというパターンは少なくありません。人によっては、妊娠・出産などでタイミングが合わず出席を断った人もいるでしょうし、会社が既婚者だらけで同僚からの招待がない人もいるでしょうし。
筆者は、同じグループの多くのメンバーと違い、自分は2次会からだった、と落ち込んだこともあります。
結婚式に呼ばれれば呼ばれたで「自分は披露宴からで式には呼ばれなかった」と序列を知ったり、席次表を見て「重要度が低そう」と訝(いぶか)ったり、けっこう親しい間柄だと思っていたのにスピーチに頼まれなかったことで「あの子の方が親しかったのか……」と淋しくなったこともあります。考えたらキリがありません!
おすすめ
New Article
新着記事
Weekly Ranking
ランキング
- 知る!
TOKYO - お出かけ
- ライフ
- オリジナル
漫画