人が嫌がる事も率先してやりなさい！
あなたがやらないで誰がやるの？
あなたなら出来る！
さすがは私の子ね！
お前はたいした取り柄もないんだから、人より何倍も努力しないと！
何も出来ないんだな。
じゃ、ただ笑っとけ。
女は愛嬌
散歩下がって男を立てろ
誰のおかげでメシが食えると思ってるんだ！
これは全て私が親から言われて来た言葉です。
昭和世代の方なら当たり前だったかもしれない。
でも、
親になった私には違和感でいっぱいの言葉たちでした。
子供って親の操り人形ですか？
親はそんなに偉いんですか？
自分に自信があるようでない私は、
ものすごく不安定な大人になりました。
偉そうに誰かに意見する私
どうせ私なんてと卑下していじける私
正反対過ぎて、
とりあえず、
他人に意見する前に、
あなたが大丈夫ですか？
状態。
残念ながら、そんな自分に気づいていませんでした。
だから、グイグイ行く。
私がなんとかしなきゃ！
私が！私が！私がー！![物申す](data:image/svg+xml,<svg xmlns="http://www.w3.org/2000/svg" width="96" height="96"><rect fill-opacity="0"/></svg>)
ってね、主人公気取り。
そりゃ嫌われるわ
で、一番の勘違いが、
私って役に立ってる！
私っていい人
って酔いまくってて…
人からエキスを吸い取ってエネルギーにする妖怪みたいになってました…
そして、何度も出会う最後通告、
あなたは自分のことしか考えられないんですね！
という言葉に、
あなたのためにやってあげたのに！
全然分かってない！！
こんな私を理解できない、しようとしない人なんてこちらから願い下げよ！
なんてね…
サイテー、私
ネガ沼にハマると、
こんな私最低。
いなくなればいい。
誰にも必要とされないんだ。
って、自分下げ大会。
そりゃ、心を病むし、子供達を可愛いと思えなくなるし、周りに優しく出来る余裕なんかなくなる。
家族を振り回し、友達を振り回し、
最後には大切な人達を傷つけ、離れて行く人達もいた。
そりゃ、そうなるわ
育った環境がいかに大事か。
結局お金や地位や名誉や両親祖父母揃ってます！とか、何があっても、
そこに愛や優しさがなければ、子供は健全には育ちません。
そういう結論に達しました。
また、
過保護や過干渉
親の一方的な押し付け愛でもダメなんです。
子供が求める愛、欲する愛に応えられるか？
が重要なんです。
そんな、親や大人から存在を認められ、信じてもらう経験をたくさんしていたら、
自然と、
優しくて、人を思いやり、無理をしないで、出来る事をする。
自然な大人に育って生きます。
長いこと拗らせた私ですが、
私に出来る事は喜んでやり、私の出番じゃない時はそっと引く、そして静かに相手の幸せを願う
私がやらなくても、大丈夫！
その人にも誰かの愛が注がれている
私を必要としてくれるなら、喜んで力になる。
そうして、押したり引いたり自然なかけひきを楽しんでいく。
ゆっくり、ゆっくりと。
今までは、
急発進
急ブレーキ
急転回にきわきわ進路変更
危ない暴走車だったわ
じわり発進
じわり加速
じわりブレーキ
周りをよく見て転回、車線変更。
人生も安全運転で参ります
その心の余裕は、
私なら大丈夫
あの人なら大丈夫
人と人、
そして、
自分と自分の
信頼関係から生み出されるもの
だと思います
