嫉妬、マウント、疎外感? ドロドロと思われがちな「女の友情」 知られざる実態とは
女同士の友情は、ときに「ハムより薄い」などと評されることがありますが、実態はどうなのでしょうか。ライターの鳴海汐さんが調査データなどを基に読み解きます。
女友達ができるのはどのタイミングか
個人的に答え合わせをすると、今も大切に思う友達は、高校までの友達も、社会人になってからの友達(一時的な関係で終わった人が圧倒的に多い)もいるけれど、大学時代の友達が最も多いという結果に。
ただ、大学以降の友達に対しては、少し“よそ行きな自分”で接していると言えないこともありません。高校を卒業してメイクを本格的に始める時期であることが関係しているのではないかと仮説を立てています。
さて、世間ではいつ知り合った女友達を持つ人が多いのでしょうか。40~50代向けの働く女性向けウェブメディア『日経ARIA』(現・『日経xwoman』内)が、30~60代211人の読者にアンケートを採っています(2020年12月4日付)。
「家族よりも頼りになるような女友達はいますか?」という質問に79.6%が「はい」と答えており、「出会ったきっかけ」のダントツが「学生時代から(44.7%)」。その後「職場(26.3%)」、「趣味・サークル(12.3%)」、「ママ友(10.1%)」と続きました。
またファッション誌『MORE』(集英社)の公式サイト『Daily MORE』は、22~33歳の働く女性406人にアンケートを採っていました(2020年7月31日付)。若い世代のせいか、“学生時代”の分類が詳細です。
「今も仲のいい女友達とは、主にどの時期に出会いましたか?」という質問に対し、多い順に「大学/専門学校時代」が30.7%、「高校時代」が28.8%、「小学校時代」が11.6%、「幼なじみ」が8.9%、「中学校時代」が8.4%と、いわゆる「学生時代」が圧倒的。「(主に同期や同僚と)社会人になってから」は7.6%と少数派でした。
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