大人にも広がる「電話恐怖症」 受けるのも掛けるのも“怖い”理由とは?
最近の若者は固定電話に慣れておらず、職場に掛かってくる電話も取りたがらない、といった話をしばしば耳にします。しかしこの「電話恐怖症」、若者だけでなく大人にも広がっているようです。一体なぜなのでしょうか。ライターの鳴海汐さんが現状をリポートします。
電話とメール、上手な使い分けを
もちろん、電話によるコミュニケーションの良さも認識しています。
チャットやメールなどは打ち込むのに時間がかかりますが、電話だと短時間で伝えることができます。相手の反応を見て、次の話をするといった発言の往復が短時間で済みます。声音などから相手が乗り気なのかどうか、チャットやメールより反応が読み取りやすいことも利点です。
逆にチャットやメールは、相手のその時点での都合を考えずに連絡をしておける、即答が要らず、よく考えながら書くこと、書き直しができることが便利です。そしてなんといっても会話が記録に残るところが強みになります。
今後も使い分けしていくべきだと考えますが、電話恐怖症が世の中にこんなに多いのであれば、皆がその事実を認識し、チャットやメールで済むことはそちらを積極的に活用していくという流れを強化していくのが妥当かもしれません。
また「メールだけでは失礼だから電話しなければ」という考えは「決してそんなことはない」「むしろ、すでに前時代的なマナー」なのだという風潮ができれば、コミュニケーション上のストレスが世の中から減っていくのではないかと感じています。
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