「昭和の方が幸せだった」は本当か? 東京の統計データで見えてきた時代の実相とは
「昔は良かった」「昭和の頃に戻りたい」。そんなことをふと考えた経験はありますか? 昔を懐かしく思い出すことの良さがある一方で、現代には現代の良さがあるのも確かです。ライターの鳴海汐さんが、昭和と現代を統計データで比較・検証しました。
東京のインターネットの利用率
今度は、生きている今、幸せを感じるものを考えてみたいと思います。現代のわたしたちの生活に欠かせないものといえば、インターネットです。
これを使って出来ることと言えば、「情報を探す」、「人とコミュニケーションを取る」、「情報を配信する」、「動画を見る」、「音楽を聴く」、「ゲームをする」、「読書をする」、「お金を稼ぐ」、など無限大。
非常に便利で、もはや、それなしでは生きられない体になってしまった人がどれだけ多いことでしょうか。
インターネットは、昭和の時代に発明されたものの、一般への普及は0%です。
そんなインターネットの現在の利用者(割合)を東京で見てみると、驚愕の95.7%になります。日本全体では89.8%で、利用者の割合は全国1位です。
※参照:総務省 令和2年 情報白書、都道府県別インターネット利用率及び機器別の利用状況(個人)(2019年)
インターネットをするためのデバイスは、「スマートフォン」74.5%、「パソコン」65.1%、「タブレット型端末」33.2%、「携帯電話(PHSを含む)」が10.4%となっていて、ひとりでスマートフォン、パソコン、タブレット型端末を用途に合わせて使いこなしている人も少なくありません。
これらのデータも、平成・令和の幸せを改めて知らしめるものでした。
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