若者だけが悪いのか? 街中の「路上ゴミ問題」、根本的原因と意外な解決案とは

新型コロナ禍の「路上飲み」などを契機に、街中に放置されるゴミの問題があらためてクローズアップされました。路上飲みに参加しているのは若者たちであるとの報道も数多くなされましたが、果たして彼らを責めることで問題は解決するのでしょうか? ライターの鳴海汐さんが問題の根本原因と解決策を探ります。

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根底にある「ゴミ箱が少ない」という事実

 ここ数年、東京都内のゴミ放置問題の報道を見聞きする機会が増えました。ハロウィーンの翌朝の渋谷の街や、直近では新型コロナによる自粛下での「路上飲み」の現場に、たくさんのゴミが置き去りにされています。

自粛下での「路上飲み」をめぐっては、学生など若者たちが多く参加しているとたびたび報道された(画像:写真AC)

 ゴミを置いていった彼らの平常時のモラルは分かりませんが、アルコールが入ったために、ゴミの持ち帰りが面倒になる、皆がやっているからいいだろうと気が大きくなったことが想像されます。

 許される行為ではありませんが、そこには「東京の街はゴミ箱が少ない」という問題が少なからず影響しているはずです。

 彼らが家路につくにあたってゴミを捨てようとしても、その場にも、駅までの道のりにも、駅構内にも、ほとんどゴミ箱が無いのですから。

東京の街からゴミ箱がどんどん消えてゆく

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【画像】ポイ捨てが減る? 画期的ゴミ箱

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