コロナ禍、イギリス―東京「緊迫」の帰国便 マスクせず叫び出す男性も

全世界で猛威を振るう新型コロナウイルスをめぐっては、「マスク」に対する意識が国ごとで大きく異なることも明らかになりました。仕事で約半年間ロンドンに滞在していたライターの鳴海汐さんが、現地で見聞きし感じたことをリポートします。

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ついマスクを下げてしまう悪い癖

 マスクをしていると声が通りづらいのは、皆さんも経験上ご存知でしょう。

 そのため、帰国時に乗ったロンドン発の機内では、到着時のざわめきの中、遠くにいるフライトアテンダントにお別れの挨拶をするため、一瞬マスクを下げて大声で呼んだ男性がいました(私のすぐ斜め前にいた乗客です)。

2021年1月、出国者らで混雑するロンドン・ヒースロー空港(画像:鳴海汐)

 こういった癖がある人は、女性でも何人か身近にいました。興奮してくると、しっかり相手に声を届けたくなるようで、おそらく無意識なのでしょう、マスクを下ろしてしまうのです。

中東行きの「乗り継ぎ便」は満席

 さてそのフライトですが、ロンドンから中東行きの乗り継ぎ便でした。予約当時、航空会社のホームページには、座席は十分な距離を開けると書いてあったので予約したのですが、実際乗ってみると満席でした。

 筆者の隣は布マスクをつけた小学校低学年くらいの女の子、その隣がお父さんで、子どもはマスクをし続けられないのではと不安を覚えました。

 感染力が高いとされるイギリス型の変異株の存在が確認されたことで日本への帰国日を延期していたて以来筆者は「日本入国まで絶対に感染しないようにしなければ」と普段にも増して心を砕いていたのです。

 とくに恐れていたのが食事の時間です。航空会社は「搭乗中はマスクをしてください」とホームページに書いていますが、「食事中にマスクなしでしゃべらないでください」とまでは言いません。当然、あちこちで会話がなされました。

ワイン片手に“ナンパ”する男性も

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【画像】コロナ禍のロンドンの様子

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