コロナ禍、イギリス―東京「緊迫」の帰国便 マスクせず叫び出す男性も
全世界で猛威を振るう新型コロナウイルスをめぐっては、「マスク」に対する意識が国ごとで大きく異なることも明らかになりました。仕事で約半年間ロンドンに滞在していたライターの鳴海汐さんが、現地で見聞きし感じたことをリポートします。
マスク無しの人々が公園に次々と
それが顕著に表れたのが、2020年のクリスマス当日の公園。家族以外とのパーティーが禁止された影響か、中心部にあるリージェンツ・パークは連れ立って散歩する人であふれていました。
公園を通り抜けるまでに200人ほどとすれ違いましたが、マスクをしていたのは5~6人といったところ。クリスマスとその翌日は公共機関がストップしていて、ほとんどの店舗が閉店しています。そうすると、マスク装着を義務付けられている場所が無いということに。だから誰もマスクをしないのです。
ロンドンに暮らす人々は、外では電車などを利用した流れでマスクをしているだけで、外では特に飛沫を気にしないということをあらためて実感した日でした。
ロンドン「室内」のマスク状況
現在のロンドンは、2021年3月8日(月)から段階的にロックダウンを解除している状況にあります。
感染状況が一番厳しい1月末頃でも、スーパーやコーヒーショップでマスクをしていない人は必ず見かけましたし(店員がしていないことも)、地下鉄やバスにもいました。
鼻だけ出している人、不織布マスクのワイヤーを活用しない(使い方を知らない)もしくはウレタンマスクをしているので、話しているうちに鼻がひょっこり現れてしまうのを何度も引っぱって直す人も多くいました。
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