東京で消えた駅の「伝言板」ロンドンでいまだ健在? 恋愛の告白がズラリと

東京の大きな街で待ち合わせをするとき、ひと昔前まで人々の頼みの綱となったのは駅に設置された「伝言板」でした。携帯電話が普及して今ではすっかり見掛けなくなりましたが、イギリスでは同じような機能を担ったアナログな伝言板が今も健在。ライターの鳴海汐さんが現地の様子をリポートします。

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イギリスでは健在、恋愛のための「伝言板」

 さて、年が改まり2021年を迎えた現代ですが、イギリスの新聞には、伝言板の役割を果たしているものがあります。しかも、“恋愛”の伝言板なのです。「rush hour crush(ラッシュ・アワー・クラッシュ)」と呼ばれています。

 特に有名なのは、都市部で平日毎日発行されているフリーペーパーの「METRO(メトロ)」です。

 日本の駅にあるフリーペーパーとは趣が異なり、どちらかというと日本のスポーツ紙のような感じです。これがけっこう人気で、朝は多くの人がこのMETROを手にして地下鉄の改札をくぐっていくのを見かけます。

「rush hour crush」は随時掲載のコーナーで、電車やバスで見かけた誰かと連絡を取りたい人がウェブ上の投稿フォームに書き込むと、翌朝のMETRO紙に掲載されるというシステムです。

 SNS全盛の現代ですが、それを駆使しているであろう若い人たちにもこの恋愛伝言板が利用されています。

 いったいどんなことが書いてあるかというと。

「背が高くてハンサム、ブラウン&ブロンドのドレッドをまとめ髪にして、ピアスをしてバッグを持った彼。ヴィクトリアライン(線)のグリーンパーク駅から乗ってきて、ヴィクトリア駅で降りていきました。私はシャイすぎてあなたを直視できなかったけれど、あなたも私を見てくれていましたか?」

 ニックネームとして、自身の特徴を、眼鏡をかけていたとか、ストライプのセーターを着ていたとか書く人もいれば、ほぼヒントのない人も。目が合ってほほ笑みあったとか、なんかしらの接触があった人もいます。

伝言板からゴールインしたカップルも

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【画像】イギリスで健在、恋愛向けの「伝言板」を見る(3枚)

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