【東京・ロンドン徹底比較】店員は顎マスク、ハンドドライヤーも稼働中 「コロナ対策」に出るお国柄の違いとは?
新型コロナウイルスの感染拡大防止対策。マスクやアルコール消毒といった基本的な対策にも、それぞれの国で微妙な違いがあるようです。2020年9月現在、仕事でイギリス・ロンドンに滞在するライターの鳴海汐さんが、東京とロンドンの違いをリポートします。
マスクよりアルコール消毒
ロンドンでは、ソーシャルディスタンスという表示やサニタイザーがそこらじゅうに設置されていますが、やはりマスクによる対策は日本に比べて弱いという印象があります。
飲食店でも日本のようにおしぼりが出ない文化において、ウイルスが付着したかもしれない手をアルコールで消毒することはすんなり受け入れられたようですが、直接しぶきが飛んでくることに対しては比較的“無頓着”のように感じます。
たとえソーシャルディスタンスが確保できない場合でも、人々はマスクなしで話をするのを怖がっていないようなのです。
これについて何人かのイギリス人に聞いてみたところ、「海外出張のときは、うつるのもうつすのも怖くて大量にマスクを買った」という人もいました。
しかし、
「われわれのカルチャーではないので、多くの人々が抵抗を覚えている」
「罰金が嫌だから着けているだけ」
「マスクはずっと変だと思っていた」
「イギリス人のほとんどはマスクの効用を理解しているけれど、ロンドンはイギリス人以外が多いからかも」
といった回答も。
頭では理解していても、それまでなかった習慣だけにまだまだ浸透が難しいのかもしれません。
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