【東京・ロンドン徹底比較】店員は顎マスク、ハンドドライヤーも稼働中 「コロナ対策」に出るお国柄の違いとは?
新型コロナウイルスの感染拡大防止対策。マスクやアルコール消毒といった基本的な対策にも、それぞれの国で微妙な違いがあるようです。2020年9月現在、仕事でイギリス・ロンドンに滞在するライターの鳴海汐さんが、東京とロンドンの違いをリポートします。
アルコール消毒剤は割安感
なおサニタイザー(アルコール消毒のスプレーやジェル)は、先ほどの大型スーパーでは、アルコール70%の500ml入りのものが3.99ポンド(約562円)。これは国産(イギリス産)です。
東京都内ですと、1000円を超えていることが多いので、それに比べたらぐっと手に入りやすいでしょう。
先頃、アルコール50%以上のもので新型コロナウイルスを除去できるとの実験結果が北里研究所(港区白金)と北里大学から発表されましたが、日本では、アルコール70%以下のものもたくさん店頭に並んでいます。
一方こちらでは、アルコール70%以上のものばかり見かけます。
公共交通機関、細かなルールも
バスや電車といった公共交通機関では、一部障害がある人と11歳以下の子ども以外はマスクをしていないと罰金の可能性ということですが、着けていない人は確実にいて、それもちょこちょこ見かけます。
鼻を出している人や顎マスク(マスクを顎にずらし、口や鼻を露出させた着け方)の人もいます。
駅構内では、エスカレーターで3段空けるようにとか追い越し禁止といったルールが設けられていたり(筆者は追い抜かれましたが)、駅構内が一方通行になっていたりします。とにかく至るところにサニタイザーが設置されています。
バスは、ソーシャルディスタンス(社会的距離)を保つために、15人定員とか、2階建てでは30人定員とか書いてあります。
明らかにオーバーしている場合もあれば、それで乗車拒否になったこともありました。これは本当にドライバーによります。
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