≪全国のニュース
“育児放棄”3歳長女8日放置し死亡 初公判で 母親起訴内容認める
更新:2022-01-27 12:08
梯沙希被告(26)は、おととし6月、鹿児島まで8日間の旅行に出かけている間、長女の稀華ちゃん(3)を東京・大田区の自宅アパートに放置し、脱水と飢餓で死なせた罪などに問われています。
きょう、東京地裁で開かれた初公判で、梯被告は起訴内容について問われると「大丈夫です」と述べ、認めました。
検察側は冒頭陳述で、「鹿児島には交際相手に会いに行った」「身勝手な犯行」と指摘しました。
一方、弁護側は、梯被告が子どものころ、親が外出する際に、ごみ袋に入れられ、風呂場に放置された経験があることなどを挙げ、裁判員らに対し、「虐待を受けていない人と比べてどれだけ非難できるのか、どれだけ刑務所に入れておかなければならないのか、考えてください」と訴えました。(27日11:30)