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感想ありがとうございました。これからも感想、ご意見、ご指摘などお待ちしております
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小説評価ありがとうございました。頂いた評価をしっかりと受け止め、頂いた評価以上の小説を書けるよう努力してまいります
というわけで28話です。本当はマリクとのデュエルとかも考えていたんですが、別の機会へ変更です。これ以上夏休みやると本編に戻れなくなる(汗
楽しすぎて40話くらいまで夏休みしそうだったので後少しで本編戻ります
エジプト展を訪れてから幾日かが過ぎた。あれから石版が気になる日々が続いている。イシズさんに興味があるので何かわかったら教えてくれとは頼んだものの、特に今のところ連絡はない。あと数日で留学も終わり、俺達は日本に帰国することになる。とりあえず、今後の日程をどうしようか、そう考えていた。しかし、そこへ海馬社長から渡されているスマホから緊急の連絡が入る。俺は部屋に鍵をかけてその通信を取った。
「はい、武藤です」
『貴様に至急、依頼したいことがある』
「……? はい、どうかしましたか?」
いつにもなく少し焦った様子の海馬社長の声が聞こえていた。何かあったのだろうか。
『先日ペガサスから連絡を受けた。I2社に膨大なハッキングをしたハイエナがいる、とな。貴様も聞いているだろう、グールズのことだ』
「グールズが……?」
『そうだ。そしてその中で1つ奇妙な話を聞いた。とあるカードデザイナーが作った『神を制御できる究極のフィールド魔法』というものがあるらしい。ペガサスはそのカード案を没にしたようだが、そのデザイナーはそのデザインを消していなかった』
「……まさか」
『そうだ、ハッキングされたデータの1つにそれがあった。幸いにも貴様が出したカードリストは無傷だが、状況は最悪だ。すでにそれらしき連中に狩られ、レアカードを巻き上げられた奴らが出ている……ただ、情報では腕の立つ決闘者は首領のみとのことだ』
神を操ることが出来るフィールド魔法。それ、遊戯王GXで登場した神縛りの塚の事じゃないか。それが登場するのは来年の話のはずなんだが……まあ、その辺はいいか。それにしても、OCGとアニメ版だと効果は異なるが、この世界で最大の利点はコピーされた神のカードを操ることが出来るという点だ。そのカードデザインを盗むということは……
『グールズのクズ共がその昔、神のカードを保有していた時期があった。その際に作られた神のカード……その写し身。それがまだ現存している可能性がある』
社長の話ではその手のカードはグールズ残党を討伐するうえでほとんど葬り去られたということらしいが……I2社で保存されているラーの翼神竜の他にもそんなものがあるとは
『今、マリクたちと我が社の精鋭が全力を挙げて残党の捜索をしているがまだ見つからん。だが、見当はついた。アカデミアに狙いを定める可能性がある』
「アカデミアに?」
『やつらの補給地点、と言ったところか。資金源などは大方叩いたが、そんなものカードが入手されればまたコピーされ世に出回ることになる。そのカードを集められる場所というのが……』
なるほど、下手にカードショップなんかに行くよりはアカデミアの生徒にアンティデュエルを仕掛けてカードを巻き上げた方が効率はいいだろうな。それにしても
「それが俺への依頼と、どう繋がるんですか?」
『言うまでもない。お前にはそのグールズの捕獲に協力してもらう』
「え……」
要するに囮である。社長の言い方を察するに俺がその手の連中に負けるようなことは微塵にも思っていたのだろう。が、そんな相手に対して瞬殺できるようなデッキを俺は持ってきていない。
『簡単なことだ。今夜、アカデミア付近の郊外を練り歩け。そうすれば獲物は餌に飛びついてくるはずだ。我が社の職員も周辺に何名か潜り込ませておく。事後処理の事はこちらで行うので安心しろ。以上だ』
そう言って通信を一方的に切られてしまった。もう完全にやる方向で話が決定してしまった……つーか、本人前にしてどうどうと餌って言われたよ、俺。さすが社長。うーむ、仕方がない。やれと言われればやるしかない。社長とも細かい契約の中にそんな話もあったわけだし。
「よし、やるか……」
俺はそう言葉を零しつつ、その準備を始めるのだった。
*
深夜 デュエルアカデミア アメリカ校付近 街の外れの公園
「……」
俺はそのデュエルアカデミア付近にある人気のない公園を歩いていた。人気が全くないその夜の公園……ホームレスなどはいるかもしれない。鞄には見えるようにデュエルディスクを入れ、いかにも学校帰りだと言わんばかりの格好。日本からの留学生と気付かれないようにアメリカ校の制服に身を包んだ俺はその道を進んでいく。街路を抜けた辺りから俺を誰かが見張っているのをミラ、マナ、マハードを通して確認ができる。公園を中ごろにさしかかる頃、そこで怪しいフードを被った男が俺の前に立ち塞がった。簡単に言えばグールズの格好をした1人の男である。
「貴様、デュエルアカデミアの生徒だな」
「……誰だ?」
「……お前にデュエルを申し込む。デッキを構えろ」
俺が逃げようとする姿勢を見せると、その俺の後ろには同じようにローブを被った男たちが周囲を囲んでいた。どうやら、逃げないようにしているらしい。というか、情報からしていきなりラスボスかよ……腕の立つのが首領しかいないとはいえ、これは随分と厄介だな。
「俺たちグールズからは逃げられん。俺様が勝てば、貴様のレアカードはすべて頂く。安心しろ、貴様が勝てば好きなカードをくれてやる……この、グールズの首領である俺様に勝てれば、の話だが」
そう言いながら笑う男はの手に装着されていたデュエルディスクを展開する。この男が、現グールズ残党の首領? この男の声……どこかで聞いたことのあるような気がするが……そんなことを気にしつつデッキをデュエルディスクへと入れ、俺もデュエルディスクを装着した。
「いくぞ」
「……ああ」
「「決闘(デュエル)!!」」
武藤秋人VSグールズ残党首領
武藤秋人 LP4000
グールズ残党首領 LP4000
「先攻は貰った。俺様のターン! 手札から『サイバー・ヴァリー』を召喚!」
「……サイバー・ヴァリー」
「くくく、そうだ。レアカード、サイバーシリーズ、貴様にこのデッキの恐ろしさを見せてやる。カードを3枚伏せてターンエンド!」
サイバー・ヴァリー ATK0/DEF0
サイバー・ヴァリー……一般的にはあまり認知されないレベルの低い、攻撃力0のモンスターがだがこいつは違う。サイバーシリーズでもかなり厄介なカードだ。それにしても、グールズ……サイバーモンスター……機械族。そこから連想されるこの男は……
「俺のターン……俺はモンスターをセット、カードを3枚セットしてターンエンドだ」
「ほぅ? 攻撃してこないか。随分と慎重なことだ」
「まあな。それよりも、アンタが何者なのかはっきりした。機械族のモンスターを操る男、そしてその声……やっぱり、堕ちるところまで堕ちたもんだな、元全米チャンピオン、キース・ハワード……いや、盗賊(バンデット)・キース」
俺の言葉にニヤリと口元を歪ませ、そのフードを取る。その暗い公園を照らすライトに映し出された金髪の男。間違いなく、元全米チャンピオンのキース・ハワードだった。かつてはその実力で全米一のカードプロフェッサー(賞金稼ぎ)として名を轟かせ、不敗伝説を打ち立てた決闘者が今やグールズ残党の首領とは……この男の人生の転落ぶりは凄まじいものを感じる。
「俺を知っているとは……小僧、お前何者だ?」
「武藤秋人……デュエルアカデミアの生徒だ。もっとも、この制服は借り物だが」
「なるほど、捕まった部下の報告にあった日本人のアカデミア生徒とは貴様の事か。マリクと繋がりのあるという」
言いながらニヤリと笑うキースはそう言いながら俺を見る。まあ、もう俺の話はこいつには行っていただろうな。知っていたことだけど
「その通り。アンタは罠にはまった。あと10分もすればここにKC社のエージェントたちがここに来る。これで終わりだよ、アンタも、グールズも」
「どうかな? その10分でここに来られるといいなぁ。この周辺には俺の部下たちが待ち構えている。それに、その10分でお前を倒せば済む話だ……それと1つ教えてやる。俺たちはグールズではない。グールズを超えた『ネオグールズ』! 今からそれを教えてやる」
そう笑いながら男、バンデット・キースがデッキへと手をかける。ネオグールズだと?その設定ってたしか『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ8 破滅の大邪神』にあった設定じゃなかったか。それにしても、キースが神を召喚する前に倒さなければならないが……さて、どうなる。
「俺様のターン、ドロー! ククク、俺は手札から『機械複製術』を発動! サイバー・ヴァリーを対象として発動! デッキから同名カードを2枚までフィールドに特殊召喚できる!」
サイバー・ヴァリー② ATK0/DEF0
サイバー・ヴァリー③ ATK0/DEF0
生贄要因を揃えた……のか? おかしい、グールズの持ちえる神のコピーと言えばラーの翼神竜……だというのに、攻撃力0のカード3枚を生贄に捧げても攻撃力は0にしかならないだろう。いったい何を考えている……
「そしてカードを1枚伏せ、手札から『天よりの宝札』を発動! 互いのプレイヤーは手札が6枚になるようにドロー!」
ここで手札補充? これで互いの手札は6枚。フィールドには3体のサイバー・ヴァリーに伏せカード……3体の生贄、手札を補充、伏せカード……まさか!
「見せてやるぜェ、神のカードってやつをよぉ! フィールド魔法『神縛りの塚』を発動! このカードの効果で神を俺は制御できる! サイバー・ヴァリー3体を生贄に捧げェ……神のカード! 『オシリスの天空竜』を召喚!!」
暗く静かな夜の星空が突然の暗雲に覆われていく。そして響く雷鳴……その暗雲より赤く長い体が見える。その暗雲より巨大な2つの口を持つ1頭のドラゴン、否、神がその姿を現した。オシリスの天空竜……かつては三幻神の一角として遊戯のデッキに入っていた神のカード……そのカードが今、俺の目の前に姿を現していた。
オシリスの天空竜 ATKXX00/DEFXX00→ATK4000/DEF4000
なんて凄まじい気迫なのか。以前対峙したときに見た、社長の操る青眼の白龍たちの比ではない。これでコピーカードとは、本物はこれ以上だったと考えれば卒倒するレベルだぞ。オシリスが怒るかのように咆哮を上げ、キースを睨み付ける。写し身を使われた神の怒りなのだろう……しかし、その矛先が俺達に向く前に、神縛りの塚が効果を発揮してその鎖でオシリスを縛り付ける。必死に振り解こうとするオシリスだが、その名に相応しい効力を持った神縛りの塚によってオシリスは押さえつけられてしまった。くそ、完全にグールズの神=ラーという固定観念からオシリスが来るなんて考えていなかった! そういえば、このカードも元はグールズにあったじゃないか!
「くくく、これが神を縛り付ける究極のカードだ……さあ! 楽しいデュエルを続けようじゃあないか! バトルフェイズ! セットモンスターを攻撃だ!」
「セットしていたのはゴゴゴゴーレム! このカードは1ターンに1度、戦闘では破壊されない!」
ゴゴゴゴーレム ATK1800/DEF1500
「ほーう? 神の攻撃に耐えられるカードか、面白い! 俺はこれでターンエンド! 1つ聞いておこう。俺達の配下にならないか? お前のカードに興味がある」
「お断りだ。他人のカードを強奪するやつらと一緒になんかなりたくないね。俺のターン、ドロー!」
「貴様のドローフェイズ、俺は『強欲な瓶』を発動し、カードを1枚ドロー! これにより、オシリスの攻撃力は5000だ!」
オシリスの天空竜 ATK4000/DEF4000→ATK5000/DEF5000
フィールドには伏せカードが2枚。そして攻撃力5000のオシリスの天空竜が1枚。一方の俺は伏せカードが3枚と、ゴゴゴゴーレムが1枚……この差は絶望的だな。オシリスの効果はアニメ版におけるものとしてはかなり凶悪だ。まず攻撃力、守備力が2000以下のモンスターがフィールドに出現した場合、そのモンスターは即刻で消し炭。1ターンのみ魔法を受け付けるも『洗脳』を受けない……これは、コントロール操作を受けないということでいいのだろうか。更にはモンスター効果、罠カードの効果を受け付けない。なかなかにぶっ飛んだ効果である。
「俺は手札から『ゴゴゴゴラム』を攻撃表示で召喚! このカードは召喚された時、表示形式を変更する」
ゴゴゴゴラム ATK2300/DEF0
「オシリスの効果発動! 相手のモンスターに2000ポイントのダメージを与え、その攻撃、または守備のポイントが0になるとそのモンスターは破壊される! 『召雷弾』!」
「俺はこのカードを攻撃表示で出した。そして効果の発動……チェーンの逆順でオシリスの効果が先に発動し、ゴラムは守備表示になる。よって、下がるのは攻撃力だ」
ゴゴゴゴラム ATK2300/DEF0→ATK300/DEF0
何とか破壊を防ぎ、フィールドのモンスターを残すことに成功する。万が一、何かあったときのためにと持ってきていたエクシーズデッキ。なんとかその場を耐えるかキースを倒すことで時間を稼ぎ、エージェントたちの到着を待つ。今は社長を信じるしかない
「俺はレベル4のゴゴゴゴーレムと、ゴゴゴゴラムでオーバーレイ!」
「なに!? なんだそれは……!」
「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚! 現れろ、『No.39希望皇ホープ』!」
No.39希望皇ホープ ATK2500/DEF2000
「エクシーズ召喚、なんだそれは!? いや、待てよ……おもしれぇ、最近密かに海馬の野郎が未知のカードを開発していると噂されていたが、そのカードをお前も持っているということか! だが、神の効果は受けてもらう! 食らえ、『召雷弾』!」
本当なら、披露するべきものではないエクシーズ召喚。社長からは全力で当たれとも指示か来ている以上全力で対応しようとした結果がこれだ。後始末はあの人に任せるしかない。キースの言葉と共にオシリスの第二の口からまたしても召雷弾が放たれ、ホープにそれが直撃する。
「くっ……だが、ホープの攻撃力は2500……オシリスの攻撃を耐えることはできる!」
No.39希望皇ホープ ATK2500/DEF2000→ATK500/DEF2000
「だが耐えきったところでその攻撃力500でどうやって乗り越えるつもりかな!? 神を倒すことは不可能だ!」
「それはどうかな?」
「何……?」
「俺は更に、希望皇ホープをオーバーレイユニットと一体とし、次なる姿へと進化させる!」
俺の言葉と共にその姿を戻していくホープはまたもそのエクシーズ召喚された渦の中に消えていく。
「シャイニング・エクシーズ・チェンジ!!一粒の希望よ! 今、電光石火の雷となって闇から飛び立て!! 現れろ、『SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング』!」
SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング ATK2500/DEF2000
「けっ! いくら姿を変えようと、何度やっても同じだ! 召雷弾!」
SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング ATK2500/DEF2000→ATK500/DEF2000
再び雷弾を受けるホープ。だが、これでオシリスを破壊することが出来る。
「俺は手札からZW-極星神馬聖鎧を装備! このカードをホープと名のつくモンスターに装備することで、攻撃力を1000ポイントアップさせる!」
SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング ATK500/DEF2000→ATK1500/DEF2000
極星神馬聖鎧にまたがるホープ・ザ・ライトニング。世間的に言う、ただ乗っただけ、ではあるものの、これにはかなり意味がある。
「バトルフェイズ! ホープ・ザ・ライトニングでオシリスの天空竜を攻撃! 『ホープ剣ライトニング・スラッシュ』!」
「馬鹿が! 攻撃力5000のオシリスにたかが攻撃力1500のモンスターでどうやって「この瞬間、ホープ・ザ・ライトニングの効果発動! このバトルのダメージステップ時、オーバーレイユニットを2つ取り除くことで、ライトニングの攻撃力は5000になる!」なんだとぉ!?」
希望皇ホープ・ザ・ライトニング ATK1500/DEF2000→ATK5000/DEF2000
雄叫びを上げ、ホープは極星神馬聖鎧を駆り、その空を駆け抜ける。オシリスもそれを迎撃せんと口を開き、サンダーフォースを発射する。それと同時にライトニングは極星神馬聖鎧から飛び上がり、オシリスへと斬りかかった。直撃する両者の攻撃……その攻撃によって両者は消滅してしまう。
「馬鹿な……神を倒しただと!?」
「まだだ! ライトニングが破壊されたことで墓地へ送られた極星神馬聖鎧の効果発動! 装備モンスターが相手に破壊される事によってこのカードが墓地へ送られた時、自分の墓地の「希望皇ホープ」と名のついたモンスター1体をフィールドに特殊召喚する! 甦れ、『No.39希望皇ホープ』!」
No.39希望皇ホープ ATK2500/DEF2000
再びその白き翼を持ちたる戦士がフィールドへと舞い戻る。
「バトル続行! ホープでダイレクトアタックだ! ホープ剣スラッシュ!」
「ぐおおおおっ!?」
グールズ首領(バンデット・キース)LP4000→LP1500
よし、キースのライフを大幅に削った。一時はそのオシリスの効果に悩まされたが、突破はできた。これなら問題なく勝てる。
「俺はカードを1枚伏せてターンエンド!」
「クク、クククク……ハハハハハハハハ!」
俺がエンド宣言をすると、キースは突然笑い出した。何故笑っている……神を倒されたというのに、なんだ? こいつのこの表情は……
「何がおかしい?」
「くくく、神を倒し……この俺様にダメージを与える。それは褒めてやる。だが、本番はこれからだ……さあ、行くぞ。俺様のターン、ドロー! 俺は手札から『カード・ガンナー』を召喚! さらに、『機械複製術』を発動し、このカードを3体に増やす!」
カード・ガンナー① ATK400/DEF400
カード・ガンナー② ATK400/DEF400
カード・ガンナー③ ATK400/DEF400
ここで、また機械複製術だと? フィールドに、モンスターが3体……生贄を、3体……まさか!
「“たかが”神1体を倒したくらいで勝った気分になっている野郎を見るとおかしくて仕方ねェ! 俺は魔法カード『二重召喚』を発動し、このターンもう1度召喚を行う。カード・ガンナー3枚を生贄に捧げ……2枚目の『オシリスの天空竜』を召喚!」
オシリスの天空竜 ATKXX00/DEFXX00→ATK2000/DEF2000
俺と希望の名を持つ戦士の前に、再び絶望が舞い降りた。
完全オリジナルの為、リメイク前との変更はなし
え、エジプト展編終わり!?
すみません、尺の都合です。色々計算したら下書きだけで夏休み編があと10話以上という「いつ本編戻るんだ」ということになったので変更
こんなんじゃリメイク前に追いつくなんて夢のまた夢になりそうで……
ただし、マリクたちは今後も登場します
グールズ、I2社へハッキングしてデータをハック
こいつらはこれくらいやりそう
フランツェ……
本来は隼人が就職してからカードを作り出すフランツですが、この当時でもデザインくらいして強いカードを作ろうと燃えていたかなということでデザインをしていたとねつ造。結果的にデータを盗まれる羽目に
VSネオグールズ首領 キース!
ぶっちゃけ、グールズ出したのはこれがやりたかっただけ
ネオグールズを立ち上げ、そのトップに躍り出るキース!
という遊戯王8のゲーム設定、いったい何人の人がやって知っている
のだろうか……
オシリスの天空竜!?
遊戯の神のカードとイメージが強いですが元はグールズが盗み出した1枚。ラー以外にも神のコピーはマリクも作っていたかなと。オベリスクはイシズの手に渡っているので無理でしょうが……
ちなみに、キースだから、と当初は邪神をだそうかとも考えてました
ホープ・ザ・ライトニング!
はいはい、ホープホープ、とガチ環境でも暴れまわるライトニングさん。一時、大量に購入して売っている奴を見たな……おかげで1冊しか買えなかったわ、当時
2枚目、だと……
少年よ、これが絶望だ
Next 29「夏休み」⑨
次回、ノース校編は……
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十代と万丈目のデュエルが見たい
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デュエルよりも修羅場が見たい
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レジーを付け狙う生徒と秋人がデュエル!