仮想通貨のレンディングについて詳しく知りたい。儲かる仕組みとかレンディングの始め方を教えてください。
▲2019年~2021年11月のビットコインの値動き
2019年に20万円分買ってたら、今700万円の貯金だったのか・・・。
仮想通貨ではトレード以外に、お金を預けて金利で稼ぐレンディングと呼ばれる方法があるのご存知でしょうか?
レンディングに興味があるけどやり方が分からないとお考えの方は多いと思います。そこでこの記事ではレンディングの特徴や稼ぎ方・リスクについて解説します。
ちなみに、仮想通貨を始めるなら初心者にも使いやすいCoincheck(コインチェック)がオススメです。
実際に僕自身もCoincheck(コインチェック)でビットコインや他の仮想通貨を購入して利益をあげています。口座開設は5分くらいで終わるのでサクッと口座を作っておきましょう。口座開設はもちろん無料です!
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仮想通貨のレンディングの仕組みとは?
参照:https://fisco.jp/media/crypt-lending/
仮想通貨のレンディングとは、今保有している仮想通貨を取引所に一定期間預けて金利をもらう仕組みのこと。保有していた通貨を預けるだけで利益がでるので、リスクが比較的少ないのが特徴です。
他のユーザーに直接貸し出すレンディングもありますが、一般的には仮想通貨取引所を間に挟んで行います。
ちなみに、以下の本を読むと仮想通貨の基本的な知識を理解することができます。マンガなので1時間くらいでサクッと読めるのでおススメです。
レンディングとステーキングの違い
参照:https://fisco.jp/media/crypt-lending/
レンディングと似た仕組みに『ステーキング』があります。どちらも通貨を保有して金利を得るものなので似ていますが、大きく違うのは「期間が制限されるか」どうかです。
ステーキングは期間に縛りがなく、いつでも引き出し可能です(例外もあります)が、金利は変動します。レンディングは期間が決まっていますが、その分報酬が固定になっています。
レンディングとステーキングの主な違いは以下のようになっています。
内容 | レンディング | ステーキング |
---|---|---|
保有数量 | 制限あり | 制限なし |
期間 | 期間あり | 期間なし |
報酬 | 固定 | 変動 |
金利 | 年利1〜6% | 年率2〜5% |
銘柄 | 多い | 少ない |
ステーキングは対象銘柄が少なく、取引所によっては1種類しかない場合もあります。
▶▶ステーキングについてはこちらの記事で紹介しています。
仮想通貨のレンディングのメリット
仮想通貨のレンディングのメリットは以下の3つです。
- 自分で取引をしなくていい
- 銀行よりも利率が良い
- 少ない資産からでも利用できる
①自分で取引をしなくていい
レンディングは特別な知識が必要ありません。銘柄を選択し期間を設定して、申し込みするだけであとは放置。貸借料付与日を待つだけです。
トレードのようにテクニカル分析を覚える必要もありませんし、ファンダメンタルズ分析のように毎日情報収集に手を焼く必要もありません。
仮想通貨で取引しようとすると、仮想通貨を選んだり、将来性を分析したりチャートを見たりしないといけなので結構大変です。
会社の社長も労働して報酬を得ていますしトレーダーも取引に時間と労力を割いて利益を得ています。
レンディングであれば、時間と労力を使うことなく仮想通貨自体が利益を生み出してくれます。
まさに不労所得といえますね!
このように、レンディング非常に費用対効果の高い運用方法といえます。
▶▶仮想通貨の基本についてはこちらの記事にて紹介しています。
②銀行よりも利率が良い
レンディングは、銀行の預金利息よりも利率が良いことが特徴です。
たとでば、現在のゆうちょ銀行の銀行預金利息は、年間0.001%程度、定額貯金でも0.002%程度と微々たるものです。
一方、レンディングの年率1~5%程度に設定されており圧倒的にレンディングが有利になります。
銀行の年間利息 | 0.001% |
レンディングの年率 | 5% |
このように、同じ預け先でも銀行とレンディングによってこれだけの差が出てきます。このレンディングの年率の良さもメリットのひとつです。
さらに、仮想通貨の価格が上昇すれば、プラスして収入を得られる可能性もあります。
③少ない資産からでも利用できる
レンディングは最低1,000円相当額から始めることができます。各取引所によって最小貸出数量は異なりますが、コツコツと積み上げていけるのもレンディングならではのメリットでしょう。
特に初心者の方は、慣れないうちは少額から始めるのがおすすめです。
仮想通貨のレンディングのデメリット
つづいて、レンディングのデメリットも見ていきましょう。
デメリットも理解しておくことで、自分が納得したうえで始めることができます。
- 仮想通貨の価格変動リスク
- 中途解約ができる取引所では解約手数料がかかる
①仮想通貨の価格変動リスク
レンディングを行う上で1番のデメリットは価格変動により損をする可能性があることです。
保有通貨を預けている間も相場は動いています。価格が上昇していれば、その分利益となりますが、暴落した場合通貨の価値は失われてしまいます。
▶▶将来性のある通貨はこちらの記事で紹介しています。
②中途解約ができる取引所では解約手数料がかかる
取引所によっては中途解約ができるレンティングもあります。しかし解約できる取引所は、解約手数料がかかります。
例えばGMOコインなら満期5日前までは中途解約を受け付けていますが、解約した場合、解約手数料が差し引かれ貸借料も支払われません。
仮想通貨のレンディングの収益シミュレーション
算出条件は以下のとおりです。
貸出の期間:年率 5%
※3ヶ月を90日間として計算
利息は、1 BTC × 90日 × 5% / 365 =0.0123 BTC
1BTC5,000,000円で計算すると以下のようになります。5,000,000 × 0.0123 BTC = 61,643円
3か月間、ほったらかしで61,643円の利益を得られます!
もちろんレンディングでそれなりの収益をあげるためには、ある程度まとまった運用資金が必要です。
しかし、銀行による預金よりも利率の良い方法を探しているなら、預金の一部をレンディングに置き換えるのも一つの方法です。
短期よりも長期で貸すほうが利率が高いので、とりあえず銀行に預けているだけという方はレンディングを検討してみてください。
仮想通貨のレンディングの始め方
ここからは、レンディングの始め方について説明していきます。
レンディングは10,000円くらいから買うことができるので、サクッと少額から始めてみると安心です。
今からレンディングを始めるなら、Coincheck(コインチェック)がおすすめです。理由としては、取引画面・アプリが使いやすいのと、約定しやすいからです。
初心者にはCoincheck(コインチェック)が使いやすいので、コインチェックの画面で説明していきますね。
▶▶Coincheck(コインチェック)の始め方については、こちらの記事をご覧ください。
それでは、順番に説明していきます。
コインチェックに登録する
まず、Coincheck(コインチェック)のトップページにアクセスします。メールアドレスとパスワードを入力し、「新規登録」をクリック。
step2届いたURLにアクセス
登録したメールアドレスにコインチェックからメールが来るので、記載されているURLをクリック。
step3取引アカウントにアクセス
右上の「ログイン」メニューから「取引アカウント」をクリック。
step4取引アカウントにログイン
すると、ログインページに遷移するので、先ほど登録したメールアドレスとパスワードを入力してログインします。
step5本人確認を完了する
ログインすると取引アカウントのページに遷移するので、これで完了です。
とはいえ、本人確認書類はスマホでサクッとオンライン送信できるのでめちゃ簡単です。「本人確認書類を提出する」をクリックしたら、あとは画面の指示に沿って進めればOKです。
step6パソコンからビットコインを購入する
1回やれば慣れるのですが、画像にて方法解説しますね。
- 「販売所(購入)」をクリック
- 仮想通貨の中からBTCを選択
- 購入枚数を選択
- 「購入する」をクリック
これでビットコインが購入できたので、次のそのビットコインを貸す作業をしていきます。
step7貸仮想通貨アカウントにログイン
TOPページの「ログイン」から「貸仮想通貨アカウント」を選択してログインします。
step8コインを振替
ログインできたら、下の方にある「振替」をクリックします。
step9貸す仮想通貨を選ぶ
以下の手順で進めてください。
- 取引→貸仮想通貨を選択
- 数量を入力
- 仮想通貨の種類を選択
- 「残高を移動する」をクリック
step10仮想通貨を貸す
「コインを貸す」をクリック。
仮想通貨の種類や、数量を選択して「〇〇〇を貸す」をクリック。
貸出注文に反映されたら完了です!あとは承認されるのを気長に待ちましょう。
レンディングは最初はちょっとめんどいかもですが、慣れてしまえば以外と難しくないことがわかると思います。
ぶっちゃけ誰でも簡単にできるので、始めたもん勝ちですよ!
レンディングができるおすすめ取引所一覧と比較
コインチェック
- 取扱コインは国内最多の17種類
- 最短1日で取引開始できる
- 取引所の手数料が無料
- 国内仮想通貨取引アプリダウンロード数No.1
マネックスグループが運営する『コインチェック』は、レンディングできる銘柄17種類で国内最多となっています。もらえる金利は貸出期間によって変動し、年率1%(14日間)〜年率5%(365日)まで可能です。
コインチェックは販売所・取引所の手数料が無料なので気軽にトレードできることから、投資初心者の方に人気の取引所です。
▶▶詳しくはこちらの記事で紹介しています。
Bit Point(ビットポイント)
- 国内で唯一トロン・エイダ・ジャスミーを取扱い中
- 初めてでも直感的に使用可能なスマホアプリ
- さまざまな手数料が無料
- 最短当日から取引スタートできる
- レンディング対応で仮想通貨を増やすことも可能
出来高ランキングが国内トップ※の仮想通貨取引所。トロン・エイダ・ジャスミーといった、他では取扱いの無い仮想通貨を売買できるのが特徴的です。※公式より
取扱い通貨数 | 10種類 |
---|---|
レバレッジ | 2倍 |
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | 無料 |
仮想通貨の送金手数料 | 無料 |
入金手数料 | 振込入金:振込手数料のみ 即時入金:無料 |
出金手数料 | 無料 |
社名 | 株式会社ビットポイントジャパン |
※参照 https://www.bitpoint.co.jp/
レンディングにかかる税金|確定申告について
仮想通貨の税金は『雑所得』に分類され、会社員なら20万円以上の利益が出た場合(扶養に入っている人は33万円以上の利益)に確定申告が必要です。雑所得は総合課税なので他の収入と合わせ税率が決まります。
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
1,000円 から 1,949,000円まで | 5% | 0円 |
1,950,000円 から 3,299,000円まで | 10% | 97,500円 |
3,300,000円 から 6,949,000円まで | 20% | 427,500円 |
6,950,000円 から 8,999,000円まで | 23% | 636,000円 |
9,000,000円 から 17,999,000円まで | 33% | 1,536,000円 |
18,000,000円 から 39,999,000円まで | 40% | 2,796,000円 |
40,000,000円 以上 | 45% | 4,796,000円 |
また2021年6月30日に国税庁のHPに「暗号資産の貸付けにおける利用料」の項目の追加があり、レンディングに対して消費税が課されることが決定しています。
出典:国税庁「No.2260 所得税の税率」
出典:国税庁「暗号資産に関する税務上の取扱い及び計算書について」
仮想通貨のレンディングに関するよくある質問
最後に、レンディングに関するよくある質問に答えます。
Q1. 仮想通貨のレンディングとは何ですか?
今保有している仮想通貨を取引所に一定期間預けて金利をもらう仕組みのことです。取引所に貸し出すものが一般的で、年率1%〜6%となっています。
Q2. レンディングができる取引所はどこですか?
コインチェック『Coincheck貸仮想通貨サービス』、GMOコイン『貸暗号資産』、BitPoint『暗号資産レンディングサービス貸して増やす』などがあります。
Q3.レンディングとステーキングの違いは何ですか?
ステーキングは預ける期間に縛りがありませんが、預けてから金利が変動します。レンディングは期間が定まっていますが、報酬は固定です。
Q4.レンディングを行うメリットは何ですか?
銀行に預けるよりも利回りが良いこと、知識不要でできること、トレードよりもリスクが少ないこと、少ない資産からはじめられることでしょう。
Q5.レンディングにリスクはありますか?
価格変動により損をする可能性があること、貸出期間に制限があるため自由に売却できないこと、中途解約可能な取引所では手数料がかかることです。
Q6.レンディングには税金がかかりますか?
仮想通貨の税金は「雑所得」に分類され、会社員なら20万円以上の利益で確定申告が必要です。またレンディングに対して消費税が課されることも決定しています。
まとめ:仮想通貨のレンディングで賢く資産を増やそう
この記事では仮想通貨のレンディングのメリットやリスクについて解説しました。レンディングは大きく稼げるものではありませんが、銘柄選びを間違えなければ手堅く資金を積み上げていく1つの方法です。
リスクはあるものの銀行の1000倍以上の金利ついているので、まずは余剰資金から預けてみるのもよいでしょう。
コインチェック・GMOコインなどにまずは登録してみてください。
▶▶Coincheck(コインチェック)についてはこちらの記事で紹介しています。
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