【仮想通貨解説】ファクトム(FCT)の特徴について解説

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ファクトム(FCT)ってビットコインに連動した仮想通貨らしいけど、ビットコインとの違いはあるの?

仮想通貨のファクトム(FCT)は、日本ではまだ知名度が低いですが、海外の投資家の間では注目されている仮想通貨の1つです。

ファクトム(FCT)は、アメリカのFactom,Inc.が2015年に開発した分散型プラットフォームで、あらゆる電子情報データ(住民票や証券など)を記録できます。

書類のデータ管理プロジェクトが実現することで、住民票や謄本をはじめ、あらゆる資料が電子化されるため非常に便利になると期待されていました。

電子化された書類は記録・保管・追跡・監査が可能で、第三者機関がなくても証明可能であり、書類などの電子化は一層スムーズになります。(参考:Coincentral)

もともと海外取引所でしか取り扱いがありませんでしたが、国内取引所のCoincheck(コインチェック)が取り扱いを開始し、気軽に購入できるようになりました。

 

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ファクトム(FCT)の概要

Factom (FCT)
129.97 JPY (8.33%)
RANK

940
MARKET CAP

$11.51 M USD
VOLUME

$6.76 K USD

 

ファクトム(FCT)ドキュメントを電子データ化し、ブロックチェーン上で管理できる分散型プラットフォームです。

ビットコインの機能を活用することで、高いセキュリティ性を持ちながら、データ管理コストを削減することを目的として開発されています。

現時点では医療記録のデータを管理する「dLoc」や、住宅ローン業界のデータ管理を担う「ファクトムハーモニー」といったプロジェクトが進行中であり、今後もさまざまな業界で導入が進むと見られています。

2つの仮想通貨が利用されている。

ファクトム(FCT)のプラットフォーム上では、ファクイド(FCT)と、エントリークレジット(Entry Credit)と言った、2つの仮想通貨が利用されています。

ファクトイド(FCT)は主に、FCTが取引所で取り扱っているファクトムと表記されている仮想通貨に該当します。

エントリークレジット(Entry Credit)は取引所で取引されることはなく、あくまでファクトムを利用するための権利と言った位置づけです。
エントリークレジット自体にはあまり価値がないものの、ファクトムを利用するためにはエントリークレジットが必要であり、ファクトイドから変換しなければいけません。

それぞれの通貨における詳しい解説動画もあるため、ご覧ください。

ファクトム(FCT)の特徴

ファクトム(FCT)の特徴は以下の3つ。

  1. ブロックチェーンを利用し重要書類を安全に管理
  2. BTC・ETHと記録を共有しブロックチェーンの負担を軽減
  3. トークンが2種類ある

順番に説明します。

①ブロックチェーンを利用し重要書類を安全に管理

先述もしましたが、ファクトム(FCT)が得意とする文書データの管理市場は今後も伸びると予想されています。

2021年8月25日にREPORT OCEANが発表したレポートによると以下のように報じられました。

文書管理システムの市場規模は、2020年には50億米ドル以上となり、2021年から2027年の予測期間中には12%以上のCAGRで成長すると予想されています。

海外では特に医療業界ヘルスケア業界の発展が著しく、データ処理やカルテ管理などが煩雑であったため、文書データ化が進むことでファクトムの需要が上がることは簡単に想像できます。

ペーパーレス化は世界中で注目されていて、文書管理システムとセットで考えられるケースも多くなってきています。

②BTC・ETHと記録を共有しブロックチェーンの負担を軽減

ファクトム(FCT)は、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)と記録をシェアすることが可能です。

他の仮想通貨と記録をシェアすることで、ファクトムとしての取引情報をまとめることができるため、ブロックチェーンの負担を軽減することができます。

③トークンが2種類ある

ファクトム(FCT)のトークンはFactoidEntry Creditの2種類があります。

「Factoid」取引所で売買可能です。ファクトムのシステム利用の際は「Factoid」を「Entry Credit」に変換する必要があります。

2種類のトークンを用意することで、ハッキングのリスクを軽減することができるため、大きな価格変動の影響を避けながらファクトムを利用できます。

ただし、一度「Entry Credit」に交換すると「Factoid」に戻せないので、投資目的であれば「Factoid」のまま保有しておくことをオススメします。

ファクトム(FCT)の今後の展望

つづいて、ファクトム(FCT)の今後は以下の点から有望視されています。

  1. dLoc by SMARTRAC(スマートロック)プロジェクト
  2. ファクトムハーモニー(Factom Harmony)プロジェクト
  3. 企業との提携

順番に説明します。

①dLoc by SMARTRAC(スマートロック)プロジェクト

dLocとは「SMARTRAC(スマートロック)」いう会社との共同開発により発足したプロジェクトです。

RFIDというIDチップをステッカーに埋め込んだ「dLocステッカー」を読み取るだけで、ウェブ上から書類の情報にアクセスすることができます。dLocは、特に医療分野での活用が期待されています。

従来は紙のカルテで保管されていた過去の病歴などを、ブロックチェーン上にデータで記録しておき、各医療機関で共有することが可能です。

記録した情報は「dLocステッカー」で即アクセス可能なので、例えば外出先で体調が悪くなった場合でも即時に的確な診断を受けることができます。

また、dLocは書類保管にかかるコストの削減や、カルテ整理などの手間を省くことができ、「dLocステッカー」はブロックチェーンに記録されるので、改ざんや不正アクセスが困難です。

dLocを通じてさらなる「ファクトム」の活用が期待されています。

②ファクトムハーモニー(Factom Harmony)プロジェクト

ファクトムハーモニー(Factom Harmony)とは、アメリカの住宅ローンデータをファクトムを活用して効率的に管理するプロジェクトです。

アメリカの住宅ローンデータは毎年5兆ページという、天文学的なデータが保存され続けています。さらに過去の40兆ページ分のデータが様々な形で保管されています。

「ファクトムハーモニー」により、そういったデータをブロックチェーン上に保存することで、管理コストを削減することができます。

管理にかかる事務が減るため、人件費が削減できます。また、ブロックチェーン上にデータを保存しているので改ざんや不正アクセスの危険性も無く安全に保管できます。

アメリカの住宅ローン市場の課題解決に着目した「ファクトムハーモニー(Factom Harmony)」と、医療データの効率的な管理を目指す「dLoc by SMARTRAC(スマートロック)」、この2つのプロジェクトによりファクトムはさらに脚光を浴びると期待されています。

③企業との提携

ビル&メリンダ・ゲイツ財団はファクトムのプロジェクトに目をつけ、ファクトム(FCT)との提携と5000万ドルの資金提供を発表しました。

さらにファクトム(FCT)とビル&メリンダ・ゲイツ財団は、米国の住宅ローンの管理計画を進めると発表しています。

また、2018年11月にはMicrosoftと技術提携を行うと発表。

さらに、アメリカ不動産ローン会社「Equatorも、ファクトムのプロジェクトである「Factom Harmony(ファクトムハーモニー)」をEquator社のシステムと統合し、住宅ローンデータの管理に活用することを発表しました。

このようにファクトム(FCT)は様々な財団や企業から注目を集めており、導入や提携の機会が増えています。

ファクトム(FCT)の購入方法【コインチェックで買える】

ファクトム(FCT)は日本だとCoincheck(コインチェック)のみで購入可能です。

僕もCoincheck(コインチェック)を使っていますが、アプリや取引画面が見やすいのと、積立もできるので重宝しています。

しかも、現在はキャンペーン中で取引時に発生する手数料は全て無料ですので、無駄なコストもかかりません。

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ファクトムは今後も価格上昇が期待できる

ファクトム(FCT)はビットコインの陰に隠れており、現時点ではまだまだ認知度が低いですが、これから価格が上昇する可能性を秘めています。

dLocファクトムハーモニーのプロジェクトに進展があると、今後ファクトム(FCT)の需要が増大することが見込まれます。

ファクトム(FCT)2021年12月現在161円程度であり、ビットコインに比べるとだいぶ買いやすい価格なので、少ない資金でもたくさん購入することができます。

いずれにせよ、ここで一歩を踏み出すか踏み出さないかであなたの未来が変わってきます。

ここで一歩を踏み出して、明るい将来のために行動を起こしていきましょう!

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