DMM VR lab Researchは、DMM.comのVR研究開発組織として2018年12月に設立したDMM VR labの、学術研究専門のチームです。2020年4月にResearchチームが発足して以降、VR領域での学術的貢献を目的とし、開発部門と連携しながら中長期的な課題に取り組んでいます。国際会議・論文誌への論文投稿を行うことで、研究成果を国際的に発信しています。
我々の生活空間が仮想空間に滲み出ていく、という流れは必然ではないか。2020年のWith Covid-19の世界において強くそう感じています。ゲームやメタバースと呼ばれるバーチャル空間での新たなエンターテイメントやコミュニケーションの確立、その先に来るVirtual Reality/Augmented Realityの時代に向け、DMMは様々な方面からVRへの取り組みを加速していこうと考えています。
DMM VR labはその活動の一貫として、アカデミックな領域でVRに向き合いながら全てのユーザーによりよいVR体験を提示するための知識・手法を生み出し、業界全体に貢献していく必要があると考えています。Webが人々に使われるまで、数多くのインターフェイスや体験設計、その周辺にまたがる心理学的な影響などが研究されてきているように、VRでも同様の流れがあると考えています。DMMは様々な研究機関と連携しながら、ユーザー体験やインターフェイス、またその計測と定量化など、一歩先へ進められるよう活動を推進していきます。
DMMでは大学・学術機関との産学連携に積極的に取り組んでいます。現在、DMM VR lab Researchでは、東京大学バーチャルリアリティ教育研究センターと共同研究を行っています。共同研究にご関心のある研究者の方がいらっしゃいましたら、お気軽にメンバーにご相談ください。
DMM VR lab Researchでは、ユーザの皆様方に任意で参加していただくVR実験を不定期に実施しています。実験に参加いただくことで、VR labで開発する新しいシステムや技術をいち早く体験したり、ギフト券などの謝礼を受け取ったりすることができます。実験参加にご関心がある方は、以下のプロジェクト一覧から詳細をご確認ください。また、過去に実施された実験の詳細も、各プロジェクトページからご確認いただくことができます。