【搭乗ルポ】羽田発「国際線」 コロナ禍で乗客まばら、機内は厳戒態勢……と思いきや実態は?

新型コロナウイルスの感染拡大により、国内旅行にも慎重な人が少なくない現状、海外へと飛ぶ空の便はどうなっているのでしょうか。2020年8月に仕事で羽田空港から渡英したライターの鳴海汐さんが、機内での様子などをリポートします。

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羽田はガラ空きなのか

 フライトは23時近くで、オンラインチェックインがストップしていたため2時間前に空港に向かいました。21時前の東京国際空港空港(大田区羽田空港)行きの京急線はガラガラ。降車時点で同じ車両にもうひとりいたかどうかくらいです。

 空港内のカウンターもガラガラかと思いきや、列ができています。列が折れ曲がって、数十人はいます。

 ぱっと見、若い人が多い印象です。20代、30代あたりの男女が中心だったでしょうか。日本人のほか、アジア系の外国人らしき人と欧州系の外国人がそれぞれ同比率くらいいました。ビジネスや帰国、留学で動く人が多いせいか、一様に荷物が多いのが特徴です。

 利用したターキッシュエアラインズ(トルコ)では、新型コロナ感染対策として、混雑緩和のため機内持ち込みの荷物を4kgまでとしています。その分、機内持ち込みの予定だった残り8kg分を、預け荷物として預けられる形を取っていました。

 無料の預け荷物はエコノミーの場合23kgまでのものをふたつなので、三つまでを無料で預けられることになるのですが、それ以上の荷物をカートに載せている人が多い印象でした。

 荷物を確認する保安検査、出国検査は再びガラガラ。通り抜けた先では免税店が1か所開いていましたが、ひと気がなくて見たことのないような静けさです。

 搭乗時間となりました。

 新型コロナ感染対策としては、搭乗口で体温チェックがあったのと、混雑防止で後方の席から区切って搭乗の案内がありました。そして飛行機に乗り込むときに、サージカルマスク、拭き取り用の布、アルコールジェルのキットが並んでいるのをひとりひとつずつ取っていくシステムです。

サージカルマスク使用を徹底

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【画像】筆者が搭乗した機内の様子

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