【搭乗ルポ】羽田発「国際線」 コロナ禍で乗客まばら、機内は厳戒態勢……と思いきや実態は?
新型コロナウイルスの感染拡大により、国内旅行にも慎重な人が少なくない現状、海外へと飛ぶ空の便はどうなっているのでしょうか。2020年8月に仕事で羽田空港から渡英したライターの鳴海汐さんが、機内での様子などをリポートします。
乗り継ぎ便の様子は
到着したトルコのイスタンブール空港では、朝6時前から免税のブランドショップが開いています。羽田では昼間でも長期休業中のブランドショップが多いのと対象的なにぎやかさです。まるで別世界に来たような感がありました。
とはいえ、搭乗口近くの待合室では、椅子をひとつ離して座るようになっていて、やはりコロナ対策はしています。そのほか搭乗時に体温チェックがあります。
乗り継ぎの機内でも当然、ひとつ席が空いているのだろうと思っていたのですが、隣の席に人が座ってきました。
隣の人に失礼を承知で、フライトアテンダントに「ソーシャルディスタンスが保たれた席はありませんか」と聞きましたが、「いやー、でも、満席なんです」と言われました。実際、どこにこんなに人がいたのかというくらい、席がみるみる間に埋まりました。
筆者の隣に座ったのは、イスラム教徒らしきいでたちだったのでトルコ人かと思ったのですが、マレーシアに一時帰国していた英国在住の初老の男性でした。ついついおしゃべりもしてしまいました。
彼の隣はすいていたので、できたら席を移動してひとつ間を空けてほしいと思っていたら、食事が出てきた際に移動してくれました。
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