有料レジ袋の「たった5円」が惜しくてたまらない人に教えたい イギリス流の「第3の選択肢」とは

2020年7月1日(水)に始まった、レジ袋の有料化。1枚当たり3~5円という値段が一般的ですが、わずかな代金を払うのも何だか惜しい……そう思う心理はなぜなのでしょう? このストレスを和らげる方法は? イギリス滞在歴の長いライターの鳴海汐さんが、イギリスの例を挙げながら解説します。

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持参した袋のロゴ違い問題

 さて日本のSNSでは、コンビニにレジ袋を持参した際、他社のロゴ入り袋を出してしまったときの気まずさが話題になっています。

コンビニに持参したレジ袋。他社製のものだったら気まずい?(画像:(C)Google)

 ロンドンでは、そこのお店の袋を使っていた人が多い印象でしたが、もちろんそうじゃない人もいました。これはセルフレジが多く、店員との接点を避けられるせいもあるでしょう。

 筆者はふたつの違うスーパーの袋を折りたたんで持ち歩き、どちらでも使えるようにと用意していました。結局買いものの量が増えて、両方の袋を使うことが多かったので途中からあまり気にならなくなりました。

 イギリスでは、イングランドがレジ袋有料化を始めた2015年の翌年、英国の海岸で見つかるレジ袋が4割減になったと言う報告がありました(『BBC NEWS JAPAN』2016年11月22日付)。また開始から4年で、配布数が9割削減になったそうです。

 これは、有料化になる前は買い物客ひとりあたり年間で約140袋だったところ、2019年には約10袋になった計算です(同サイト2019年8月5日付)。

 レジ袋有料化が本当にエコになるかどうかの議論もありますが、道端に袋をポイ捨てする人が減るだけでも、大きな意味があるのではないでしょうか。

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