体験者わずか7% いっとき話題のオンライン飲み会、「早くも下火」は本当か?
外出自粛期間中だった2020年春、テレビなどのマスコミがしきりに取り上げた「オンライン飲み会」。しかし実際に経験した人は少なく、早くもその名を聞く機会はだいぶ減りました。しかし「大人世代にとってのブームはむしろこれから来るのでは」と、ライターの鳴海汐さんは予想します。
大人の財布にも優しい良コスパ
実はお金がほとんど掛からないことも画期的です。リアル飲み会ならすぐ5000円は掛かりますが、例えば缶のアルコールドリンク1本で十分に酔えるという人なら300円程度で納まってしまいます。
お金が絡まないとラクなことは他にも。リアル飲み会なら、お酒を多めに飲んだ人、ほとんど飲まなかった人など、支払いの調整が必要です。もしくは調整をあまりしないで済むよう、ドリンクの種類や価格帯、何杯オーダーするのかを周りに合わせる必要があります。
オンラインなら、その気遣いが一切無用。楽しかったせいもあり、筆者はワインのボトルを飲み進み、グラスを落として割る程度に、久々に酔っぱらってしまいました。飲み終わった後の「帰宅」という移動がないのも、安心して酔っぱらえる一因かもしません。
身だしなみにも気が回るように
家にいるから、家の中の物をすぐ紹介できることもメリットです。当時のサークルの写真を見せてくれるメンバーがいましたし、筆者は皆が記念品として保管しているという、その日届いたばかりの「アベノマスク」を装着して見せることができました。
今回特に印象的だったのは、「(外出自粛で)3か月も閉じこもっていたからメンタルがまだ元気じゃない」という友人が、「皆のテンションについていけるか自信がないけれど、オンライン飲み会は一度やってみたかったから」と参加を表明し、「せっかくだから美容院でも行くか~(笑)」と言っていたこと。
たとえオンラインであっても誰かと“会う”予定があると、こんな風に人はちょっと元気になるのですね。筆者も、画面越しでは見えないとは思いつつもフェイシャルパックや歯のホワイトニングをして、ワクワクしてその日を迎えました。
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