新型コロナウイルス流行で懸念される「マスク依存症」の再来
日本人が季節を問わずにマスクをするようになったのは、いつ頃からのことかご存じですか? 新型コロナウイルス感染拡大により一層の拍車が掛かるかもしれない「マスク依存症」、その弊害についてライターの鳴海汐さんが解説します。
そもそも「なぜ」マスクを付けたがるのか
日本ではもともと、春と秋は花粉症で、冬は風邪対策でマスクを付ける人が多くいます。ひと昔前までは、風邪をひいたらマスクを付けていましたが、いつの間にか風邪予防を目的に付ける人が増えました。
さらにここ数年は、夏にマスクも珍しくなくなりました。つまりオールシーズンです。夏風邪対策よりもマスクのそれ以外の効能を求めている人が多いのでしょう。
それは美容目的。マスクをすると呼気で口周りの肌の保湿がかなうという美容効果がありますが、もっと分かりやすい効果もあります。
まずはすっぴん隠し。芸能人は特に、ノーメーク時に、顔バレ防止対策と併せてマスクを付ける人が多くいるのを私たちは知っています。
マスクは顔の下半分が隠れるので、目元がより印象的に見えて、ミステリアスな仕上がりになるのも人気の理由。マスク補正としては、中央に接着線が縦に入った立体マスク(北海道知事が「緊急事態宣言」の会見のときに付けていたタイプです)には、鼻を高く見せる効果があるように思うと、筆者の友人が言っていました。
マスクを顎(あご)にずらして小顔効果を狙う若者もいますが、装着したままでも小顔効果があると言われているのが黒マスクです。膨張色の白と違って収縮色の黒が顔を小さく見せるというのです。より顔にフィットする形状で小顔効果を持たせた白やピンクの蛇腹タイプのマスクも発売されています。
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