貧乏な人とお金持ちではどっちが怠け者が多いのかって調べたら、おそらく貧乏のほうが怠け者が多いと思います。
なぜなら、怠けてお金持ちになった人はいないからです。
怠けてなれるのは貧乏です。
ここでは貧乏ほど怠けたくなる秘密について解説してきます。
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あと1万円をねん出するためにどうするか?
あなたが毎月自由に使えるお金が1万円だったとします。
もう千円自由に使えたらもっとうれしいなあと考えたとします。
そのとき、何を考えるかで金持ち思考と貧乏思考に分かれていくのです。
もちろんあなたは、金持ち思考だといいのですが・・・。
あと千円捻出するために、例えば、携帯電話やスマホのプランを見直ししたとします。
あまり使っていないオプションとかをはずして、無駄を削いでいわゆる「節約」という奴ですね。
これはコスト削減とも言いますが、会社ではよくやる戦略なのですが、これが実は貧乏思考なのです。
「無駄を省いて効率化してのどこが貧乏思考なんだよ!え?」
って、誰かに怒られそうですが、そうですよね。
実は最近まで私も節約が一番と思っていたのです。
ここで言葉の定義をさせていただきたいのですが、貧乏思考とは”怠け者思考”ということなのです。
ようするに、あまり考えないで解決できるのが貧乏思考で、知恵を絞らないと解決できないのが金持ち思考ということになります。
節約という発想は金持ち思考ではない?
節約というのは、無駄を省けばいいので、無駄を見つけて削減して終了なのですね。
これははっきり言って、誰だってできるし、全然難しいことでもなんでもないと思いませんか?
今となっては、発想自体も極めてありきたりで、当たり前すぎて面白くもなんともないです。
金持ち思考は実は逆なのです。
自由なお金を千円捻出するというのは、プラス千円もらうためには何をするかを考えるということなのです。
これは節約に比べたら10倍も100倍も難しいのです。
100人いたら、節約は80人くらいはできると思うのですが、プラス千円稼げる人って80人もいないと思うのです。
念のために言いますけど、残業多くするとか、時給を増やすとか、そういう話ではないのです。
そういった簡単に解決できることはなく、知恵を絞らないといけないということです。
お金の流れとして収入と支出があるのですけど、貧乏思考は節約して支出を減らすことで、収入-支出=自由なお金を多くするという思考なのですが、金持ち思考は収入を増やすことで収入-支出=自由なお金を多くするという思考なのです。
金持ちは常に誰もが考えるような事は考えず、誰もがやりたがらないことをやるから金持ちなのです。
「みんなと同じことして自分だけ金持ちになりたい」という思考こそが貧乏思考ということなのです。
金持ち思考とは世の中に貢献するための思考
ですが、一つだけ言わなければならないことがあるのです。
いくらお金を儲けても、それを何に使うのかっていうのが重要だと思うのです。
自分が儲かって、でっかい家買って、高級車に乗って、自由気ままに旅行三昧というようなことを夢見ている人は、お金持ちにならないほうがいいと思うのです。
自分のことだけしか考えないことを“小我(しょうが)”と言うのですが、実はこれって神様を敵に回す生き方なのです。
はっきり言ってやばいです。
世の中のために貢献して、気がついたらお金持ちになっていたけど、そのお金を使ってますます世の中に貢献する人は“大我(たいが)”と言いまして、神様を見方につける生き方なのです。
人生の成功と失敗は何をもって言うのかといいますと、極論的には死んだときに天国に行くか地獄に行くかということなのです。
金持ちになって地獄に行くくらいなら、貧乏のまま天国に行ったほうが確実に成功と言えるのです。
でも、貧乏のままだと世の中に貢献するのが難しいじゃないですよね。
自分のことで精一杯になってしまうので。
そうなると、それって“小我”じゃんってしまうんで、やはり基本はお金持ちを目指すべきではあると思うのです。
ですが、お金持ちになっても“大我”の気持ちを忘れない、実はコレが一番大切なのです。
もちろん、自分で稼いだお金は自分の好きなような使っていいのですが、「自分だけ」ではなく「世の中のため」にも使いましょうというお話です。
貧乏思考の人の言うことでは貧乏にしかなれない
貧乏な人はほとんどの場合が周りも貧乏です。
貧乏な人は貧乏思考だからこそ貧乏なのですが、それでも金持ち思考のことを認めようとしないプライドがあります。
例えば借金して何かを買った場合、「借金は良くないことだ」と言ってきたりします。
貧乏思考は借金しないことが美徳だと思っています。
借金するくらいなら我慢しようというのが貧乏思考です。
つまり、問題の焦点は何かを成し遂げることよりも借金しないことになってしまっているのです。
「借金さえしなければいい人生」これが貧乏思考です。
金持ち思考は借金は手段として考えています。
今何かをやるために手元にお金がないのなら、借金してでも何かを成し遂げるのです。
例えばA町とB町の間には深い谷があって、その町を行き来するのに車で1時間かかったとします。
その谷に橋をかければ車で10分で移動できるのですが、橋を建設するお金が有りません。
ここで貧乏思考の人は「お金が無いから橋をかけるのは無理だ」と言うか、「借金はいけないからお金が溜まったら橋をかけよう」と言って、ほぼほぼ半永久的に車で1時間かけて行き来することを選びます。
しかし金持ち思考の人は「お金が無いけど橋をかけるのが先だ。お金はどこかから借りてくればいい。お金を返済するために通行料を徴収する仕組みを作ろう」と、お金が無いからといって諦めないのです。
それで人々の暮らしがラクになるのですから、その借金は悪い借金ではありません。
貧乏思考はお金が無いとすぐに諦めます。
金持ち思考はお金が無くてもどうやってやれるかを考え、何がなんでもやるのです。
お金持ちと貧乏では貧乏のほうがはるかにラクです。
貧乏は、なまけていれば貧乏になれますから。
めんどくさがり屋さんはほとんどの場合が貧乏です。
もちろん一部の例外はあるにしても、お金に嫌われるような習慣を持っているから貧乏になってしまうのです。
お金持ちの行動習慣を研究して、ぜひお金持ちを目指してください!
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