相場が思い通りに動いてくれるなんてことはめったにありません。昨日ブログで報告のEURUSDの売りトラリピですが、仕掛けた直後から早速逆行を始めました。チャートはEURUSD日足のペンタゴン
ペンタゴンの対角線である右肩下がりの144度線に沿って下げてきたユーロドルですが、ペンタゴンの中心点の変化日で方向転換、今度は交差する右肩上がりの36度線に沿って歩みだしました。筆者は変化日では、ユーロの下げは加速すると踏んでいたのですが・・・
その結果、昨日は逆指値注文5本が出されていたものが、本日午前11時現在では7本の逆指値注文となり、2本の注文が新たに加わりました。通常の指値注文であれば含み損が出始め、買いのトラリピにすべきであったかと悔やむところですが、MT4による半自動の逆指値注文ですから、何の心配もありません。ポジションは一切発生していないからです。いわずもがなですが、MT4ではポジションが発生しない限り、証拠金は要求されません。
もし、本当に今後ユーロが右肩上がりを続けるのであれば、その際には、EAをストップさせて、すべての待機注文をキャンセルするのみです。この手法ではどぎまぎすることはありません。どこかで、再び相場が順行に転じて逆指値注文が次々と約定し利確を重ねることを期待して今しばらく様子見とします。
危険度が低い取引手法であることは、今回のような事例でも証明されたといえるでしょう。