分散型取引所(DEX)人気ランキングTOP15【Alexaランク順】
分散型取引所(DEX:Decentralized Exchange)はDefiの花形。定番のもの・個性的なものがすでに多くリリースされています。
多くのユーザーに利用されている人気DEXランキングをご覧ください。
目次
カテゴリ | DeFi 分散型取引所(DEX) |
ネットワーク | BSC |
タグ | AMM 自動複利機能あり ゲーム要素あり 日本語対応 |
PancakeSwapとは:
- BSCの代表的な分散型取引所
- 流動性を提供し、LPをステーキングすることでCAKEをもらえる
- PoolsにCAKEをステーキングすればさらにCAKEを増やせる
- 増えたCAKEを自動で再投資してくれる「AUTO CAKE」が便利
- ↑一連の作業は「CAKEを焼く」と呼ばれ、2021年前半にブームになった
- CAKEで遊べるコンテンツが用意されている
- 宝くじ(Lottery)
- BNBが上がるか下がるか賭ける(Prediction)
- 指定されたペアのトレード量をチームで競う(Easter Battle)
- オリジナルのNFTも販売している
- DeFiが初めての方はここから始めるのがおすすめ
カテゴリ | DeFi 分散型取引所(DEX) |
ネットワーク | Ronin |
タグ | AMM |
Katanaとは:
- Axie Infinityの運営会社による、RoninネットワークのDEX
- AXSやSLPなどのトークンの取引および流動性の提供ができる
- ステーキングでRoninの独自トークン「RON」を獲得できる
カテゴリ | DeFi 分散型取引所(DEX) |
ネットワーク | イーサリアム Polygon Optimism Arbitrum |
タグ | AMM 日本語対応 |
Uniswapとは:
- 分散型取引所(DEX)の最大手
- 自動マーケットメーカー(AMM)の先駆け
- これ以前はオーダーブック形式(売り手と買い手をマッチングさせる)だった。オーダーブック形式はマッチングできなければ取引ができず流動性に課題があった。それを解決したのが自動マーケットメーカー。
- ERC20トークンなら何でも流動性を提供できる
- 誰でも流動性プロバイダーになれる
- 流動性を提供すれば、報酬としてUNIが手に入る
- シンプルなUI
- 後続のDEXもUniswapのUIを手本にしているとか
- イーサリアムトークンの交換ならとりあえずここ、といったレベル
- Uniswap V3では、価格レンジ(最少価格・最高価格)の設定や手数料の選択ができ、より効率良く流動性提供が可能に
- Uniswapから派生した分散型取引所としてSushiSwapがある
カテゴリ | DeFi 分散型取引所(DEX) |
ネットワーク | イーサリアム Polygon Fantom Arbitrum OKEx HECO BSC Gnosis Harmony Avalanche Celo Palm Moonriver Telos Fuse |
タグ | AMM マルチチェーン 日本語対応 自動複利機能あり |
SushiSwapとは:
- Uniswapから派生して誕生したDeFiプラットフォーム
- 分散型取引所
- 借り入れ・貸し出し(KASHI)
- ローンチパッド(MISO)
- マルチチェーンAMM。対応ネットワークがとても多い
- イールドファーミングによりSUSHIを獲得できる
- SUSHIのステーキングが可能(SushiBar)
- 名前の由来はもちろん寿司
- 日本語由来のネーミングだが、メイン開発者は日本人ではない
- 2020年9月に開発者Chef Nomi氏のSUSHI売却により価格が暴落する騒ぎとなった(寿司騒動)。その後、このプロジェクトの管理権限はFTX CEOのSam Bankman-Fried氏に移され、プロジェクトは継続している。
カテゴリ | DeFi 分散型取引所(DEX) |
ネットワーク | Polygon |
タグ | AMM |
QuickSwapとは:
- Polygonの代表的な分散型取引所(DEX)
- 普通のSwapもできるし、指値注文もできる
- 流動性提供&マイニング
- LP Mining:LPトークンをデポジットしてdQUICKを獲得
- Dual Mining:LPトークンをデポジットしてdQUICKとMATICを獲得
- Dragon's Syrup:dQUICKをデポジットして追加の報酬を獲得
- フラッシュスワップに対応
カテゴリ | DeFi 分散型取引所(DEX) |
ネットワーク | イーサリアム BSC Polygon Optimism Arbitrum |
タグ | DEXアグリゲーター AMM マルチチェーン 日本語対応 |
1inchとは:
- 最良のレートでトレードできる分散型取引所
- ガス料金を考慮した上で最適な取引経路を見つけ出す「パスファインダー」
- さまざまな取引所から流動性を調達
- 単一のトレード取引を複数のDEXに分割
- 流動性を提供して1INCHトークンを獲得
- 特定の通貨ペア(1INCH-OPIUM等)ならステーキングで追加報酬の獲得も可能
- インスタントガバナンスを採用
- 1INCH保有者はプロトコルパラメータの変更に簡単に投票できる
カテゴリ | ゲーム DeFi 分散型取引所(DEX) |
ネットワーク | Harmony |
タグ | 海外 GameFi AMM 西洋ファンタジー ドット絵 |
Defi Kingdomsとは:
- レトロRPG風のUIが懐かしいDEX
- 城下町のマップにさまざまな施設がある
- Marketplace:トークンの売買
- Gardens:畑に植えて(流動性の提供)、利益獲得(ハーベスト)
- Bank:銀行にJEWELを預金(ステーキング)
- Tavern:酒場(ヒーローNFTの売買)
- Portal:次世代ヒーロー召喚
- Dock:港(他のブロックチェーンへのブリッジサービスへ)
- Professions:クエスト
- 報酬の一部は長期ロックされる
- 実はHarmonyネットワークにおいてトップクラスのTVLである
カテゴリ | DeFi 分散型取引所(DEX) |
ネットワーク | Osmosis |
タグ | AMM |
Osmosisとは:
- Cosmos SDKで構築されたAMMプロトコル
- サードパーティーがAMMを独自にカスタマイズできる
- スワップ手数料やトークンの割合などは流動性プールごとにパラメータ化
- アルゴリズムを独自の数式にカスタマイズ
- 流動性プロバイダーへのインセンティブ追加
- ユーザーはOsmosisアプリでトークンのトレードや流動性の提供が行える
- また「Assets」で現在のOsmosis上の資産を確認できるほか、IBC転送を実行できる
- IBC転送で、Cosmos Hubに接続されている他のチェーンからOsmosisに入金したり、Osmosisから他のチェーンに出金したりできる
カテゴリ | DeFi 分散型取引所(DEX) |
ネットワーク | イーサリアム |
タグ | 日本語対応 オーダーブック デリバティブ取引 パーペチュアル FX デイトレード レバレッジ |
dYdXとは:
- パーペチュアルスワップの分散型取引所
- トレーダー向け
- 最初に証拠金としてUSDCを預入し、レバレッジを効かせた証拠金取引を行える
- BTC、ETH、DOT、ADA、それにCOMP、UNI、SUSHIなど主要な通貨/トークンの取引が可能
- StarkWareのレイヤー2ソリューションを採用
- これにより、ガス代が取引ごとにかかることがない(dYdXへの入出金時にかかる)
- USDCをステーキングして、流動性と安全性に貢献することができる
- dYdXで取引した人やUSDCをステーキングした人にはDYDXトークン報酬が与えられる
Multichainとは:
- 異なるブロックチェーンに送金できる、クロスチェーンルータープロトコル
- AnySwapから名称変更した
- 送金にはいくつかのパターンがある
- 送金元チェーンのアセットを、送金先チェーンのラップされたアセットにブリッジする(例:イーサリアムのETH→BSCのanyETH)
- 流動性プールを利用して、ネイティブアセットを送金先チェーンに送る(例:イーサリアムのUSDC→BSCのUSDC)
- ハイブリッド
- Binanceとかを経由することなく、直接送金できるのが便利
Rango Exchangeとは:
- マルチチェーン対応のDEXアグリゲーター
- 例えば、イーサリアムのETHからCosmosのATOMに直接スワップできたりする
- 使い方は簡単、ウォレットを接続し、スワップ元とスワップ先を選んで送信するだけ。最適な経路を自動で探し、トレードを実行する
- 「ベストプライス、優れたユーザーインターフェース、オールインワン」
DEXの比較のポイント(スワップを利用する場合)
まずは有名どころ
イーサリアムやBSC、Polygonなどブロックチェーンネットワークにはさまざまなものがありますが、それぞれのネットワークには大きな人気を得ているDEXが大抵1つはあります。イーサリアムならUniswap、BSCならPancakeSwapといった具合です。基本的にはそれを使えば十分に目的を果たせます。
ただし、マイナーなトークンを取引したい場合には、特定のDEXでないと取引できないケースがあります。
AMM or 板取引
DEXには大きく分けて、AMM(オートマーケットメーカー)と板取引(オーダーブック)の2種類があります。
AMMはインターフェースがシンプルで簡単に使うことができ、取引もすぐに完了します。流動性が提供されている限りいつでも取引可能です。しかし、流動性が提供されないと取引を行うことができません。
板取引はインターフェースが複雑で、目まぐるしく変わる画面に最初は戸惑うかもしれませんが、これなら指値注文などのきめ細かい取引ができます。AMMと違って流動性が少なくても、注文を出して待っていればそのうち取引相手が訪れて取引してくれる可能性はあります。ただしDEXが取り扱っていないトークンは取引できません。
DEXの比較のポイント(資産を提供して利益を得たい場合)
AMM形式の取引所に資産を預けることで利益を得るという方法があります。
- 流動性の提供 - 流動性プールにトークンをペアで預けて、LPトークンを受け取ります。
- イールドファーミング - LPトークンを預けて、資産を増やします。
- 流動性マイニング - イールドファーミングの報酬として、追加でDEXの独自トークンを獲得します。ファーミングする銘柄によって獲得できる量に差がつけられていたりします。
- ステーキング - DEXの独自トークンを預けてさらに増やしたり、別のトークンを得ることが可能です。
APR・APY
運用するうえでAPR(年利率)やAPY(複利を考慮した年利率)はやはり重要なポイントです。日々変動しますのでこまめにチェックしましょう。
一般に、ETHなどの広く流通している通貨や、USDC・USDT・DAIなどのステーブルコインはAPRが低く、反対にマイナーなトークンはAPRが高い傾向にあります。
DEXによっても違います。まだ利用者の少ない新興のDEXだとAPRが非常に高くなっている場合があります(数百%〜数千%まで!)が、そういったところはリスクも非常に高いです。
ネットワーク選び
スワップするときはもちろん、イールドファーミングやステーキングを行うときにもその都度ガス代がかかります。
細かい金額を頻繁に出し入れするようだとガス代が馬鹿になりません。ガス代の安いネットワークを選ぶことで節約につながります。
自動複利に対応しているか
DEXの中には自動複利に対応しているところがあり、非常に便利です。手動で再投資する手間がかからず、ガス代もかからず、利益を大きくすることができます。
リスク
DEXへのファーミングやステーキングにもさまざまなリスクが存在します。理解した上で利用するようにしましょう。
- インパーマネントロス - トークンペアの片方の価値が変動した際に、ファーミングしているトークンのトータル価値が、ファーミングせずにホールドしていた場合よりも下がってしまうことがあります。
- 価格変動リスク - 預けている間にトークンの価値が上がれば、それによる利益とファーミング報酬の両方を得られて得になる一方、もしトークンの価値が下がればファーミング報酬が相殺されたり、むしろマイナスになってしまうことも起こりえます。流通量が少ないマイナーなトークンほど価格が不安定になりがちです。
- DEXがハッキングされるリスク
- DEXそのものが消滅するリスク
- etc...
どこのDEXが利益が出やすいかといったことは当サイトでは触れませんので、ご自身で各DEXをチェックして比較してみてください。