【ポケモンUSUM】シーズン10使用構築 トノラグツルギ 最終2137 8位

こんにちは♪夢咲楓です!ポケモンUSUMのシーズン10で使用した構築「トノラグツルギ」についてまとめました!シーズン10最終レート最終2137(8位)になったパーティー構築です!

構築経緯

今回使用したのは、所謂「脱出トノラグ」を軸としたパーティです。

脱出ボタンニョロトノから展開するという性質上相手の追加効果が負けに繋がりにくく、なおかつこちらからは雨下の滝登りで一方的に怯みを期待できるという独自の強みに着目しました。

また、単純に雨下のメガラグラージが通りやすいパーティが多かったことも追い風でした。
軸となる雨選出をしたときに攻撃の相性補完に優れるカミツルギを採用。

そしてここまでの三匹での対応が難しい相手に広く戦うことができ、単体性能も申し分ないメガボーマンダ、ギルガルド、ミミッキュの3匹で弱点を補うことで構築の完成としました。


ポケモン-個体紹介

ニョロトノ

ニョロトノ

持ち物 だっしゅつボタン
特性 あめふらし
性格 おだやか
実数値 197(252)-x-123(220)-110-137(36)-90
技構成 ねっとう アンコール ほろびのうた まもる

コンセプト通り、被弾時のリスクを最大限に抑えつつスムーズにラグラージに繋ぐことができる「だっしゅつボタン」持ちのニョロトノです。
立ち回る上で特殊技に後出しする回数が多く感じたので、耐久を特殊方面に厚くしています。

「アンコール」や「ほろびのうた」を持つことにより、雨を降らせるだけではなく相手の展開を阻害する役割も担うことができました。
「まもる」は以上の技ととても相性が良いことに加え、相手のZ技の威力を軽減しつつ「だっしゅつボタン」を発動させることにも役立ちました。

ラグラージ

持ち物 ラグラージナイト
特性 メガ進化前 げきりゅう メガ進化後 すいすい  
性格 いじっぱり
実数値(努力値) メガ進化前 175-178(252)-110-×-111(4)-112(252)
メガ進化後 175-222(252)-130-×-131(4)-122(252)
技構成 たきのぼり じしん れいとうパンチ みがわり

雨下で強力な攻撃性能を誇るメガラグラージです。最速こだわりスカーフカプ・テテフを上から叩くために配分はASとしました。
メインウェポンとなる「たきのぼり」「じしん」に加え、ボーマンダへの明確な打点として「れいとうパンチ」は欠かせません。
そして4枠目に採用した「みがわり」は、火力の低いポケモン相手に残したり、雨ターンの調節など幅広く役立ちました。

カミツルギ

カミツルギ

持ち物 ノーマルZ
特性 ビーストブースト
性格 ようき
実数値(努力値) 135(4)-233(252)151-×-51-177(252)
技構成 リーフブレード ギガインパクト はたきおとす つるぎのまい

このパーティは「とんぼがえり」や「ボルトチェンジ」を覚えるポケモンがいないため初手にメガリザードンYを非常に呼びやすいです。
そのため、流行していたCS特化のリザードンを誘って倒すために「ギガインパクトZ」のカミツルギを採用しました。
雨選出にカミツルギを組み込むことにより、重くなりがちなナットレイ、ポリゴン2などに対しての崩しの手段に富ませることができました。
攻撃技には水タイプへの強力な打点である「リーフブレード」と性能・範囲ともに優秀な「はたきおとす」を採用し、崩しの役割を果たすために「つるぎのまい」は外せませんでした。

ボーマンダ

ボーマンダ

持ち物 ボーマンダナイト
特性 メガ進化前 いかく メガ進化後 スカイスキン
性格 いじっぱり
実数値(努力値) メガ進化前197(212)-178(52)-101(4)-×-101(4)-150(236)
        メガ進化後197(212)-189(52)-151(4)-×-111(4)-170(236)
技構成 おんがえし りゅうまい はねやすめ みがわり

雨選出ができないときに強力な勝ち筋になり得る「りゅうのまい」メガボーマンダを採用しました。
「じしん」を持ったボーマンダが増加傾向にあり、今回採用した「みがわり」のマークが相対的に薄くなりうまく刺さる対戦が多くありました。
雨と同時に選出することはほぼできませんが、他の3体と組み合わせて選出するだけでも有り余る強さを発揮することができ、ボーマンダ自身のポテンシャルの高さを実感しました。

ギルガルド

ギルガルド

        

持ち物 たべのこし
特性 バトルスイッチ
性格 なまいき
実数値(努力値) シールドフォルム 167(252)-71(4)-171(4)-78(60)-213(188)-72
        ブレードフォルム 167(252)-171(4)-71(4)-178(60)103(188)-72
技構成 キングシールド シャドーボール かげうち どくどく

メガボーマンダと同時に選出した時、崩し・受け共に高い水準でこなすことができる「たべのこし」ギルガルドを採用しました。
薄くなりがちなカプ・テテフ耐性を改善するために、特殊耐久に大きく努力値を割いています。
“マンダガルド”の選出はそれだけでも十分強力ですが、加えてニョロトノを同時に選出することで弱点である炎タイプに対しても柔軟に立ち回ることを可能にしました。

ミミッキュ

ミミッキュ

持ち物 ミミッキュZ
特性 ばけのかわ
性格 いじっぱり
実数値(努力値) 155(196)-143(156)-119(148)-×-126(4)-117(4)
技構成 じゃれつく/かげうち/のろい/つるぎのまい

脱出雨という軸は攻撃性能が高い代わりに、多くの相手に対して曖昧な相性関係を持っています。
そのため、多くの対戦で広い範囲の相手に対して打ち合う所謂「誤魔化し枠」として耐久ベースのミミッキュを採用しました。
「じゃれつく」「かげうち」「つるぎのまい」の3枠で最低限の性能を確保し、4枠目にはパーティの随所に仕込んである「まもる」「みがわり」と相性のいい「のろい」を採用し、様々な局面での詰めに役立ちました。

パーティの長所/短所

長所

選出が簡単です。まず相手の構築に雨選出をできるか考えます。できる場合はカミツルギ、ギルガルド、ミミッキュの中から1体選び選出します。
雨選出が厳しいと判断した場合は残り4体から3体選出します。軸が2つに分かれているので選出に苦労することは少ないです。

受けサイクルと違い1戦にかかる時間が短いのも長所のひとつです。

短所

構築のエースであるラグラージが不意の草技を警戒しつつ立ち回らなければいけません。立ち回り一つ一つが大事になってきます。


トノラグツルギのまとめ

S10お疲れ様でした!目標にしていた10番以内を達成できてよかったです。
次回からは簡単な道ではないと思いますが最終1位を目指していきたいと思います。

S10のトノラグツルギを使用し、レート2137 8位達成した試合のラスト3つを動画にまとめましたので合わせて是非ご視聴お願いします。

S10 レート2137 8位達成 最強雨パを駆使した超絶バトル3連戦 【ポケモンUSUM】