【ポケモンUSUM】シーズン9使用構築 グロスグライドヒドイデ 最終2156 18位

こんにちは♪夢咲楓です!ポケモンUSUMのシーズン9で使用した構築「グロスグライドヒドイデ」についてまとめました!シーズン9最終レート最終2156(18位)になったパーティー構築です!

コンセプト

相手の行動に出来る限り依存せず勝つことのできるパーティ!!

構築経緯

シーズン終盤にメタグロス+ジャラランガを軸にしたパーティを回していた際「がんせきふうじ」持ちメガメタグロスの初手性能の高さに気づき、改めてこれを軸に構築を組みました。
ポイントとしてメタグロスが不利を取るポケモンの中で、特に使用率の高いポケモンに対して堅実にサイクルを回せるように取り巻きを固めることで、立ち回りの安定を図りました。


ポケモン-個体紹介

メタグロス

持ち物 メタグロスナイト
特性 メガ進化前クリアボディ⇒メガ進化後かたいツメ
性格 ようき
実数値(努力値) メガ進化前 171(124)-171(124)-151(4)-×-111(4)-134(252)
メガ進化後 171(124)-181(124)-171(4)-×-131(4)-178(252)
技構成 アイアンヘッド/がんせきふうじ/アームハンマー/じしん

使用頻度が高く命中安定のメインウェポン「アイアンヘッド」を軸に、パーティの弱点を埋めるように残りのサブウェポンを決めていきました。
重くなりがちなリザードン入りに対しての初手性能を失わず、起点回避にも活用できる「がんせきふうじ」、突破手段の少ないカミツルギやナットレイに打つための「アームハンマー」、終盤多く個体を確認したデンジュモク入りと、メタグロスミラーで打ち合いを可能にするために「じしん」を採用しました。
採用理由は構築を組む段階では「じしん」の枠を「れいとうパンチ」で考えていましたが、ポリゴン2とミミッキュ、ビーストブースト後のウツロイドでボーマンダは対処しきれると判断したためです。

グライオン

持ち物 どくどくだま
特性 ポイズンヒール
性格 しんちょう
実数値
(努力値)
181(244)-115-147(12)-×-139(252)-115
技構成 じしん/ハサミギロチン/はねやすめ/まもる

メタグロスが後手に回りやすく使用率がとても高いギルガルドやカプ・コケコに対して安定した交換先となるHDグライオンを採用しました。
役割対象への有効打となる「じしん」に加え、どくどくだまの発動や拘りロックなど様々な用途を持つ「まもる」は必須です。
サイクルに重きを置いたパーティであるため、体力の温存を最優先して「みがわり」ではなく回復技の「はねやすめ」を採用し、
最後のスペースに相手のテッカグヤの処理ルートを少しでも増やすことを意識して「ハサミギロチン」としました。

ドヒドイデ

持ち物 コオリZ
特性 さいせいりょく
性格 ずぶとい
実数値(努力値) 157(252)-×-224(252)-73-163(4)-55
技構成 ねっとう/どくどく/じこさいせい/くろいきり

一貫しやすく、受けが効き辛い水タイプを意識して採用しました。物理も特殊もそこそこ硬いので、抜群技で攻められない限り幅広く相手をすることが出来ます。
ミミッキュへの後出しを複数回したいので、シャドークローのダメージ量を意識してHB特化にしました。
コオリZを持たせているので、「ちょうはつ」での起点を1回限定で回避することが出来、また数は少ないですが「トリック」対策にもなります。PP総量が非常に多いので、PP勝負になった場合にも活躍してくれます。

ポリゴン2

持ち物 しんかのきせき
特性 トレース
性格 ずぶとい
実数値(努力値) 191(244)-×-156(252)-126(4)-116(4)-81(4)
技構成 イカサマ/れいとうビーム/でんじは/じこさいせい

ボーマンダやメタグロスを受ける枠として採用しました。パーティ単位で重い、”積み技を持った”霊獣ボルトロス・霊獣ランドロスを意識して特性「トレース」を選択したため、明確な有効打としての「れいとうビーム」を採用しました。
物理受けとしての役割を果たすため、回復技の「じこさいせい」やメタグロスなどに対する汎用打点の「イカサマ」は欠かせません。
最後の枠に採用した「でんじは」はサイクルの安定感を底上げするだけでなく、ドヒドイデを選出できないときにミミッキュやリザードンなどへの抵抗力を確保するという役割も兼ねています。

ウツロイド

持ち物 こだわりスカーフ
特性 ビーストブースト
性格 ひかえめ
実数値(努力値) 185(4)-×-67-196(252)-151-155(252)
技構成 パワージェム/ヘドロウェーブ/サイコキネシス/ステルスロック

霊獣ボルトロス、アーゴヨンへの対策として採用しました。「パワージェム」「ヘドロウェーブ」は打つ頻度も多くメインウェポンとして確定です。
一般的なこだわりスカーフウツロイドはおくびょうですが、仮想敵のアーゴヨン(CS)に対して控えめ「サイコキネシス」が乱数1発75%であることを評価して控えめで採用しました。
75%の乱数は少し頼りないと感じてしまいますが、ドヒドイデの「ねっとう」に対して後出しされることが殆どであったことや、そもそもレートにてアーゴヨン自体の個体数が減っていることから問題無いと判断しました。
ひかえめにする弊害として最速ビビヨンと同速であるため対策として不完全になってしまう点が主に挙げられますが、あくまでも同速であり最速起き等の確率も踏まえると不利ではないと考え今回は妥協に至りました。

こだわりアイテムと決して相性が良いとは言えない「ステルスロック」に関してですが、リザードンや霊獣ボルトロスのような相手との対面が作れた際、交換読みで強気に「ステルスロック」を選択していくことで繰り出し回数に制限をかけられるため優位に立つことが出来ます

ミミッキュ

持ち物 ミミッキュZ
特性 ばけのかわ
性格 いじっぱり
実数値(努力値) 155(196)-143(156)-119(148)-×-126(4)-117(4)
技構成 じゃれつく/かげうち/のろい/つるぎのまい

耐久振りミミッキュ。これまでの並びで対処しきるのが難しい構築への誤魔化し、特性「ばけのかわ」と耐久振りを活かしたクッション、「つるぎのまい」+ミミッキュZによる崩しなど何でもこなしてくれるポケモンです。
最後に入ってきたポケモンですが、このポケモンのおかげで攻撃的な選出(メタグロスミミッキュウツロイド)も可能になり構築パワーの底上げに繋がったと思います。

考察段階では「のろい」の枠を「みがわり」で考えていましたが、終盤に数を増やしていたオニゴーリやビビヨンを一度流すことができたり、Zを消費し火力が無くなった後の起点化を防いだりと「のろい」の利点が多く、結果的に「のろい」にしました。実際非常に活躍機会が多く、この判断は正解だったと思います。

パーティの長所/短所

パーティの長所

選出さえしっかりできればほとんど相手の立ち回りに依存せずこちらの安定行動で勝ちへ詰めていけます。コンセプト通りの構築となりました。

パーティの短所

攻め寄り、受け回し寄りと選出のパターンが多く、基本選出が存在しないので選出時間1分30秒の間に正解選出を見つけ出すことが難しいかったです。


グロスグライドヒドイデのまとめ

S9お疲れ様でした!S10はさらにいい成績を残せるよう頑張っていきたいと思います!対戦してくださった皆様ありがとうございました!
最後に動画の宣伝をさせてください(笑)
S9にてグロスグライドヒドイデのパーティを使用して、レート2150を達成した時の私の対戦動画を、晴翔くんがドキュメンタリー風にまとめてくれているのでよかったら見てくださいね♪

シーズン9 レート2150達成 ヒストリー|夢咲楓