2022年におすすめの無料VPNサービス 8選【完全分析】
これまで何年も有料VPNを使ってきた私ですが、「無料VPNでも安全性を妥協せず、同じような機能を利用できるのかな」と疑問に思いました。詳しく調査したところ、そのような無料VPNはほとんどないことが分かりました。Netflixなどの動画配信サービスのブロックを解除できず、通信が遅く、制約が多いので使い物にならない無料VPNがほとんどなのです。中には危険なものさえあります。アプリに危険なマルウェアが含まれていたり、サードパーティに機密データを売ったりしている悪質な無料VPNもあるので注意が必要です。
しかし、100種類以上の無料VPNを試したところ、強力なセキュリティ機能があり、安全性を確保できる良質な無料VPNもいくつか見つかりました。追加機能があったり、人気の動画配信サービスのブロックを解除できたりするものもあります。しかし、残念ながら、すべて何らかの制約があるのも事実です。
今回調査したVPNの中で一番おすすめなのはExpressVPNです。安全性が高く、すべての大手動画配信サイトに確実にアクセスできます。さらに、制約がまったくないので、思う存分インターネットサーフィンや動画の視聴を楽しめます。100%無料ではありませんが、返金保証がありますから、リスクなしで30日間お試しいただけます。満足できなければ、全額を返金してもらえるので安心です。
お急ぎですか?日本でおすすめの無料VPNはこちらです!【2022に確認済み】
- ExpressVPN:トップクラスのセキュリティ機能で安全性を確保し、ストリーミングやトレントに適した圧倒的な高速通信なのも魅力的。返金保証があるのでリスクなしで30日間お試しいただけます。
- CyberGhost:強固なセキュリティ機能があり、ストリーミングやP2P共有向けサーバーも。
- ProtonVPN:通信量が無制限で、ログなし方針もあるのでしっかりデータを守れます。3か所のサーバーにしか接続できません。
- Avira Phantom VPN:アプリが使いやすく、同時に何台でも端末を接続できるので、すべてのデバイスを保護するのに便利。停止スイッチはありません。
- hide.me:P2P通信を許可しているので安全にトレントできますが、ストリーミングサイトにはアクセスできません。
日本でおすすめの無料VPNはこちらです!【2022月最新分析】
1. ExpressVPN:軍用レベルのセキュリティ機能で匿名性を守る
- 通信量が無制限で通信速度が圧倒的に速いので、妨げなくストリーミングやブラウジングを楽しめる
- 厳格なログなし方針、軍用レベルの256ビット暗号化、自動停止スイッチでプライバシーを保護
- 3,000台のサーバーを日本を含め90か国に設置。地域制限のかかったサイトにアクセスできる
- 同時に5台まで接続可能
- 30日間返金保証
- ブロックを解除できるサイト:Netflix、Disney+、HBO Max、Hulu、BBC iPlayer、Vuduなどの人気サービスやNHK総合テレビ、テレビ朝日、TBSなど日本のチャンネルも
- 対応端末:Windows、Mac、iOS、Android、Linux、ルーター、Apple TVなど
- 日本語に対応
ExpressVPNは信頼性の高いVPNプロバイダで、安全にインターネットを利用するのに役立つ高度なセキュリティ機能を提供しています。軍用レベルの256ビット暗号化を採用しており、暗号化されたデータを復号するには数十億年かかると言われているほどです。また、Network Lockという自動停止スイッチもあり、VPNとの接続が不意に途切れた場合も安心です。試験利用中、ExpressVPNの接続した状態でMacBookがスリープモードになったことがあったのですが、再び起動すると「VPNと再び接続するまでインターネット通信を遮断していた」と警告が表示され、約3秒でVPNに再接続できました。
ExpressVPNの停止スイッチを有効にすればVPNとの接続が途絶えても安心です。
厳格なログなし方針を守っているのも安心です。ログなし方針を読んだところ、ExpressVPNは定期的にセキュリティ企業に依頼して方針を審査してもらっていることが分かりました。その結果は常に優秀で、本当にユーザーデータを一切記録していません。さらに、ExpressVPNのサーバーはすべてRAMベースなので、サーバーとの接続を終了すると自動的にブラウジング履歴が削除されます。個人データを記録できない仕組みになっているため、プライバシーがしっかり保護されるわけです。
ExpressVPNは帯域が無制限で、通信速度は業界トップです。バッファせずHD画質でお気に入りのドラマシリーズを視聴できました。スピードテストで米国、英国、オーストラリアなど55台以上のサーバーを試したのですが、平均ダウンロード速度は52Mbpsでした。ウルトラHD画質でストリーミングするには少なくとも25Mbpsでなければなりません、その2倍以上なのは優秀です。
ExpressVPNの技術はNetflixのVPN規制にも対抗できます。トップクラスのVPNでもNetflixのブロックを回避できないことがありますが、ExpressVPNは問題ありませんでした。確実にアメリカ版Netflixにアクセスでき、ほんの数秒でドラマを読み込むことができました。さらに、HBO Max、Disney+、Huluなどの動画配信サービスも利用できました。ストリーミング中も、エラー画面やラグは発生しませんでした。
アメリカのNetflix、BBC iPlayer、Amazonプライムビデオ、HBO Max、Huluにアクセスできました。
90か国に3,000台のサーバーがあるのでサーバーネットワークはかなり充実していますし、全サーバーがP2Pに対応しています。また、ネット検閲が厳しい地域(トルコ、アラブ首長国連邦、エジプト、ロシア、インドネシア、イランなど)でも利用でき、中国のファイアウォールも回避できます。(これらの国でVPNを使用する予定の方は、特に注意して現地の法律を確認しましょう)。
さらに、ExpressVPNなら5台まで同時に接続できます。パソコンで仕事をしながらスマホでストリーミングしたり、家族がそれぞれの端末でVPNに接続して安全にインターネットサーフィンしたりできます。
スプリットトンネル機能を使えばどの通信をVPNに経由させるか選べます。VPNを使用するアプリと、普段のIPアドレスをそのまま使用するアプリを選択するだけです。この機能を試すために、アメリカのネット銀行アプリの通信はVPNを経由させないように設定しました。イギリスのサーバーに接続したところ、銀行アプリを開いてもCAPTCHA認証なしでログインでき、ブロックされませんでした。つまり、VPNに接続した状態でもネット銀行や国内の動画配信サービスを利用できるということです。
100%無料というわけではありませんが、これまで試した無料VPNより断然安定して高性能なので、私はExpressVPNを好んで使っています。ExpressVPNは返金保証があるので、プレミアム機能を30日間リスクなしで体験できます。満足できなければ返金してもらえるので安心です。本当に返金してもらえるか試したところ、きちんと全額が戻ってきました。24時間年中無休のライブチャットで返金をお願いすると、利用体験についていくつか質問に答えた後、すぐに返金を承認してもらえます。3日後に返金されていました。
2. CyberGhost:高度なセキュリティ対策機能で個人情報を保護
- 通信が速く、帯域が無制限。動画の視聴やブラウジングも快適
- ログなし方針、最先端の暗号化、効果的な自動停止スイッチで匿名性を確保
- 日本を含む90か国に7,580台のサーバーを配備。世界中のコンテンツにアクセスできる
- 同時に7台まで接続可能
- 45日間返金保証
- ブロックを解除できるサイト:Netflix、Disney+、HBO Max、Hulu、BBC iPlayer、Vuduなど
- 対応端末:Windows、Mac、iOS、Android、Linux、ルーター、Apple TVなど
- Mac、iOS、Androidアプリは日本語に対応
高度なセキュリティ機能があるCyberGhostは、ネットで匿名性を守るのにおすすめのVPNです。AES 256ビット暗号化を採用しているため、他人が個人情報を盗聴することは不可能です。さらに、自動停止スイッチも搭載しています。万が一VPNとの接続が途切れた場合、自動停止スイッチが作動し、ネット通信を遮断する機能です。アメリカのサーバーからイギリスのサーバーに切り替えて、停止スイッチが作動するか確認しました。イギリスのVPNサーバーに接続するのに10秒かかったのですが、予想通り、Wi-Fi通信がきちんと遮断されました。セキュリティ事故を防止し、個人情報を保護できます。
厳格なログなし方針もあるため、CyberGhostがユーザーデータを記録・保存することはありません。VPN企業さえもブラウジング履歴、IPアドレス、本当の位置情報は見られないのです。また、No-Spyサーバーを利用すると、VPNに接続したことも知られません。インターネットサーフィン中もデータはきちんと保護され、匿名性を守れるのです。
通信がとても速いので、サイトが瞬時に表示され、動画もすばやく読み込めます。スピードテストを実施したところ、平均速度は40Mbpsでした。CyberGhostはExpressVPNほど高速ではありませんが、どんな場面でも満足できるスピードです。数千キロ離れたサーバーに接続しても、安定した高速通信が楽しめます。また、サーバーは自由に選べますから、回線が混雑して通信が遅くなった場合は他のサーバーに切り替えられます。さらに、帯域が使い放題なので、ブラウジング、動画の視聴、ゲームプレイなど、インターネットを思う存分楽しめます。
ここまで高速通信なら、速度の低下やバッファの心配はありません。
CyberGhostは世界各国にサーバーを配備しています。アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、フランスのサーバーを試したところ、すべて感心してしまうほど高パフォーマンスでした。特に気に入ったのは、ストリーミングプロフィールが用意されていることです。日本で50種類以上のストリーミングサービスに簡単にアクセスできます。アメリカやイギリスなどの人気ライブラリのほか、Hulu、SlingTV、BBC iPlayerなども視聴できます。また、海外旅行中にNHKオンデマンドやテレビ東京などの国内サービスを楽しむためにも便利です。P2Pに最適化されたサーバーもあるため、安全にファイルを共有できます。
CyberGhostのストリーミング専用プロフィールを使えば、日本だけでなく海外でも地域制限を回避できます。
CyberGhostでは1つの契約で7台の端末を接続できます。つまり、すべての端末を同時に保護できるということです。試しに2台のノートパソコン、タブレット、スマホをアメリカのVPNサーバーに接続し、すべての端末で同時に映画やドラマを再生してみます。その結果、途中で止まることなくスムーズに動画を再生できました。CyberGhostに多数の端末を接続しても、パフォーマンスは低下しません。
試してみたい場合はCyberGhostの24時間無料トライアルと45日返金保証をご利用ください。無料トライアル期間中にすべての機能を試せますから、サービスを実感してみるチャンスです。ホームページのガイドを参照したところ、簡単にトライアルを開始できました。また、返金保証も試してみました。チャットでカスタマーサポートに返金を請求したところ、解約を思いとどまらせようとしなかったのは好印象です。素早く返金を処理してくれ、お金は5日後に戻ってきました。
今すぐCyberGhostを無料で始めましょう!3. ProtonVPN:通信量が使い放題なので安全に思う存分ブラウジングできる
- 通信量が無制限で安定した通信速度により、妨げなくブラウジングが可能
- 厳格なログなし方針、AES 256ビット暗号化、停止スイッチでネットの利用状況を保護
- 日本を含め3か所に無料サーバーあり
- 同時に1台を接続可能
- ブロックを解除できるサービス:YouTube、Spotify、Facebook、Instagram、Kodi
- 対応機器:Windows、Mac、iOS、Android、Linux、ルーター
ProtonVPNの無料プランは通信量が無制限なので、思う存分インターネットサーフィンやファイルのダウンロードを楽しめます。多くの無料VPNは毎月500MB~10GBしか通信できませんから、いくらでも通信できるのは驚きです。常にVPNに接続していても大丈夫です。
強力なセキュリティ機能があるので安全にインターネットサーフィンできます。このVPNはパワフルなAES 256ビット暗号化でデータを守り、自動停止スイッチも搭載しています。業界で最も安全なOpenVPNというプロトコルを採用しています。ProtonVPNはIP・DNS漏れ対策機能もあります。3か所のサーバーを試したところ、IPアドレス、DNS、WebRTCの漏れは検出されませんでした。
ProtonVPNはログなし方針を明示しており、しっかり守っています。はっきり説明していることに感心しました。詳しく読んだところ、アプリはすべてオープンソースで、セキュリティ審査を受けていることが分かりました。審査を受けているProtonVPNはVPNサービスの安全性と透明性を強化しているのです。
ProtonVPNはログを一切記録していないので、ネット上で匿名性を守ることができます。
さらに、ProtonVPNは5・9・14アイズ同盟(機密情報の共有を合意した同盟)に加盟していないスイスに本社があります。つまり、個人情報を保存していたとしても、政府機関への開示を強いられることはありません。
このVPNは使いやすくて不要な広告が表示されないため、スムーズに使いこなせるでしょう。MacBookで試したところ、わずか5秒で起動してVPNサーバーに接続できましたが、通信速度は不安定でした。スピードテストを行った結果、近くのサーバーは26Mbpsで高速でしたが、遠くのサーバーだと速度が低下してしまったのです。
オランダの無料サーバーを試したところ、HD画質で動画をスムーズに再生できるほど速いことが分かりました。
ProtonVPNの無料プランでは1台しか接続できません。ExpressVPN(10台)やCyberGhost(10台)より少ないのが残念ですが、裏技を使えば何台でも接続できるようになります。無料VPNとしては珍しく、ProtonVPNはルーターに対応しているので、ルーターにProtonVPNを設定すれば良いのです。そのルーターに繋がっている全デバイスがVPNで保護されます。なお、無料プランでセキュア・コア(ダブルVPN)やTorサーバーは利用できませんが、カスタムDNS設定やスプリットトンネルなどの追加機能があるのは嬉しいですね。
利用できるサーバーは、日本、オランダ、アメリカに用意されている17台です(ただし、これらのサーバーでトレントをダウンロードすることはできません)。なお、近くにサーバーがない場合は通信が遅くなるでしょう。また、多数のユーザーが無料サーバーを使うことが多いので、通信が遅くなってしまいました。
無料サーバーでもNetflixにアクセスできましたが、再生できたのはNetflixオリジナル作品だけでした。地域制限がかかっているNetflixのドラマは視聴できません。また、無料サーバーでは、Disney+やHBO Maxなど人気の動画配信サービスは観られません。しかし、ProtonVPNは安全性が高いVPNとしておすすめです。ネット上でプライバシーをしっかり守るために役立ちます。
ProtonVPNでトラブルに遭遇した場合、カスタマーサポートに素早く対応してもらえると期待しない方が良いでしょう。ProtonVPNは24時間年中無休のチャットサポートはありません。ルーターのセットアップ方法を質問したところ、詳しい回答が届いたのは3日後でした。
4. Avira Phantom VPN:アプリが使いやすく、すべての端末を保護できる
- 毎月1GBまで通信でき、通信が速いので快適にインターネットサーフィンできる
- ログをほとんど保存せず、AES 256ビット暗号化でプライバシーを保護
- サーバーを1か所に設置
- 何台でも接続可能
- ブロックを解除できるサイト:国内のサイトのみ(無料プランでは近くのサーバーにしか接続できません)
- 対応端末:Windows、Mac、iOS、Android
- WindowsとAndroidアプリは日本語に対応。MacとiOSアプリは英語のみ。
Avira Phantom VPNは端末を何台でも接続できるのが特長です。1台しか接続できない無料VPNが多く、有料プランでも6~7台程度しか接続できないサービスが多いので、素晴らしいでしょう。また、すべてのOSにも対応しているのも嬉しいですね。MacBook、iPhone、Windowsのノートパソコンにインストールしたところ、とても使いやすかったです。2分で導入し、ワンクリックで接続できます。初めてVPNを利用する方におすすめです。
また、このVPNはとても安全です(中国などネット検閲が厳しい国では利用できません)。現在最も安全なプロトコルであるIKEv2とOpenVPNに対応しており、データは256ビットで暗号化され、しっかり隠しておけるのも安心です。MacBookでデータ漏えいテストを実施したところ、IPアドレス、DNS、WebRTCの漏れは検出されませんでした。
Avira Phantom VPNを使えば匿名性を守ることができます。
ログ方針を読んだところ、Avira Phantom VPNはプライバシー保護に力を入れていることが分かりました。ブラウジング履歴、データ、個人情報を一切保存しません。
トレントにも対応しているので、このような強力なセキュリティ・プライバシー機能があるのは嬉しいですね。安全にファイルをダウンロードできます。試しにトレントをダウンロードしたところ、29Mbpsのダウンロード速度を達成し、著作権で保護されていない50MBのファイルを25秒でダウンロードできました。しかし、自動停止スイッチがないのは残念です。また、毎月1GBしか通信できませんから、すぐに使い切ってしまいます。
Avira Phantom VPNはトレント中も通信の遅れが気になりません。
無料プランでは一番近いサーバーにしか接続できませんが、ネット上でプライバシーを守りたい場合は役立ちます。公共Wi-Fiでデータを守りたい場合におすすめです。
さらに、スマホにダウンロードすると有料プランの7日間無料トライアルも利用できます。トライアルでは1,400か所のサーバーに自由に接続でき、アメリカのNetflixにもアクセスできます。ただし、AndroidとiOSでしか利用できないのは残念ですし、通信量は1GBだけなのでHD画質でNetflixを見ていたら20分で上限に達してしまいました。
無料プランではAvira Phantom VPNのカスタマーサポートに問い合わせることはできませんが、Avira Phantom VPNはサポート記事が充実していますから、質問があれば自分で解決できる可能性が高いでしょう。MacBookの設定ガイドを見たところ、25本も動画チュートリアルがあり、インストールガイドも分かりやすかったです。Avira Phantom VPNに関する質問は解決できると思います。
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5. hide.me:高速通信で快適にブラウジングできる
- 毎月10GBまで通信でき、ストリーミングやブラウジングに適した高速通信
- AES-256暗号化、自動停止スイッチ、DNS漏れ対策で通信データを保護
- 無料サーバーを5か所に設置
- 同時に1台を接続可能
- ブロックを解除できるサービス:YouTube、Spotify、Facebook、Instagram
- 対応機器:Windows、Mac、iOS、Android、Linux、ルーター
- 日本語など18か国に対応
Hide.meは満足できる通信速度なのが特長です。5台の無料サーバーに接続してスピードテストを行ったところ、25Mbpsを下回ることはありませんでした。さらに、毎月無料で10GBまで通信でき、他社より多いのが嬉しいポイントです。HD画質で動画を3.5時間ほど視聴できるでしょう。hide.meの通信速度はストリーミングに推奨されている5Mbpsよりかなり速いため、途中でバッファする心配はありません。
強力なAES-256暗号化、自動停止スイッチ、IP・DNS漏れ対策などの高度なセキュリティ機能があり、ログなし方針もあります。ログ方針を読んだところ、hide.meはブラウジングデータを一切記録しないことが分かりました。しかし、通信量、無作為に生成されたVPNのユーザー名、割り当てられたIPアドレスが一時的に追跡されます。このデータは数時間おきに削除され、完全に匿名です。欠点がないわけではありませんが、hide.meのプライバシー方針とセキュリティ機能はとても優秀で、ネットで個人を特定されないように対策できます。
また、IKEv2やOpenVPNなど複数のVPNプロトコルにも対応しています(WireGuardは有料プランでしか使えません)。アプリは使いやすく、VPNが最適なプロトコルを自動で選んでくれるのは便利だと思いました。しかし、スピードテストでIKEv2の方がOpenVPNよりかなり速いことが分かったため、手動でIKEv2を選びました。
アプリは使いやすく、広告が表示されないのでスムーズに動作します。
無料サーバーは5台あり、カナダ、オランダ、ドイツ、アメリカの西海岸・東海岸のサーバーに接続できます。NetflixやDisney+などの人気サイトにはアクセスできませんでしたが、P2P通信には対応しています。そのため、hide.meは動画の視聴には向きませんが、安全にP2Pファイル共有したい場合はおすすめでしょう。また、公共Wi-Fiでデータを守るためにも役立ちます。
hide.meの無料VPNには1台しか接続できませんが、ルーターに対応しているのですべての端末を保護することも可能です(IKEv2のルーター構成ファイルを無料で提供しています)。ルーターにhide.meをセットアップすれば、ゲーム機やスマートテレビなど、普通はVPNを利用できない端末も保護できます。
これらの端末の他にも、ホームページには多数のOS向けの設定ガイドが用意されており、分かりやすく書かれています。分からないことがある場合は、無料ユーザーでも24時間年中無休のチャットサポートを利用できます。このレビューを執筆するにあたって何度かチャットで問い合わせたのですが、サポートスタッフは親切で質問にしっかり回答してくれました。毎回10秒以内に対応してくれたのは大満足です。
6. Hotspot Shield:P2Pに対応。安全かつ高速でトレントできる
- 毎月15GBまで通信でき、高速通信なので快適にファイルのダウンロードやブラウジングを楽しめる
- 軍用レベルの暗号化、自動停止スイッチ、漏えい対策でプライバシーを保護
- 無料サーバーは1台
- 同時に5台まで接続可能
- ブロックを解除できるサービス:YouTube、Spotify、Facebook、Instagram
- 対応端末:Windows、Mac、Android、iOS
Hotspot ShieldはP2Pでファイルを共有するのに適した高速通信なのが特長です。無料プランではアメリカの1か所に設置されたサーバーしか接続できないため、8,000キロ離れた西ヨーロッパから接続したらダウンロード速度がかなり遅くなってしまうと思いました。Hotspot Shieldは遠くのサーバーに接続した時に速度を向上するように設計された「カタパルト・ヒドラ」というプロトコルを用意しています。この機能を試したところ、平均ダウンロード速度は23Mbpsで、100MBのファイルをわずか1分でダウンロードできました。
このVPNは安全で、軍用レベルの暗号化、停止スイッチ、漏えい対策機能もあります。漏えいテストではDNSやIPアドレスの漏れは検出されませんでしたから、インターネットサービスプロバイダを含め、部外者にネットの利用状況を見られることはありません。このように、強力なセキュリティ機能があるHotspot Shieldですが、通信量やVPNのセッション時間、使用している端末などの情報を匿名で記録しています。これらのデータから個人を特定することはできませんから、プライバシーの観点では問題ないでしょう。
Hotspot Shieldを使えばネットの利用状況を隠すことができます。
使いやすいアプリを使えばワンクリックでVPNサーバーに接続でき、スムーズに利用を開始できます。しかし、無料プランは広告収入で運営されているため、ウェブページにたくさん広告が表示されたのはうっとうしいと思いました。ポップアップ広告をいちいち消すのは面倒ですから、Hotspot Shieldの無料版を利用するのであれば、信頼できる広告ブロッカーと併用するのがおすすめです。
また、動画を視聴したい場合、Hotspot Shieldはおすすめしません。VPNに接続した状態でNetflixやHBO Maxのアカウントにログインしようとしたところ、有料版にアップグレードする画面が表示されたからです。しかし、サイトのアクセス制限やファイアウォールを回避することはできるため、学校や職場のネットワークでブロックされているサイトを閲覧したい場合は役立ちます。また、安全に公共Wi-Fiを利用したい時にもおすすめです。
また、毎月15GBまで通信できるのは他社より多いのですが、1日に通信できるのは500MBまでです。大容量ファイルをダウンロードするには少なすぎますが、音楽ファイルをダウンロードしたり、メールを確認したり、安全かつ匿名でネットサーフィンしたい場合は便利でしょう。
7. TunnelBear:サーバー数が多く、安定した通信
- 毎月500MB通信できるが、速度が遅い
- AES 256ビット暗号化、停止スイッチ、漏えい対策機能で安全にブラウジング
- 40か所に2,600台の無料サーバーを配備
- 同時に5台まで接続可能
- ブロックを解除できるサービス:YouTube、Spotify、Facebook、Instagram
- 対応端末:Windows、Mac、iOS、Android
- アプリは日本語に対応
一部のサーバーにしか接続できない無料VPNが多いなか、TunnelBearだと無料版でもすべてのサーバーに接続できます。40か所に2,600台のサーバーを設置しており、アメリカ、イギリス、インド、オーストラリアなどのサーバーを自由に利用できます。近くのサーバーを試したところ、15Mbpsという満足のいく通信速度で、ネットサーフィン中も通信の遅れは気になりませんでした。ただし、遠くのサーバーでは9Mbpsとなり、ページを読み込むのに15秒かかることもありました。TunnelBearはサーバーが多いので近くにサーバーがある可能性が高く、満足できる通信速度が期待できます。
初めてVPNを利用する場合、TunnelBearの無料版がおすすめです。インターフェースは使いやすく、ネットワークと現在地を基に最適なサーバーを検出してワンクリックで接続できます。また、可愛らしいクマのマスコットが登場するのも気に入りました。楽しく利用できます。
TunnelBearは安全性も高いVPNサービスです。全アプリが独立審査を受けている数少ない無料VPNの1つで、AES 256ビット暗号化を採用しており、IP・DNS漏れ対策もあります。すべてのプラットフォームでOpenVPNに対応しており、自動停止スイッチも搭載しています。アメリカ、イギリス、フランスのサーバーに接続してデータ漏えいテストを行った結果、IPアドレスやDNSの漏れは検出されませんでした。しっかりデータが保護されます。
GhostBearモードを有効にすると、ネット検閲の厳しい国でもコンテンツのブロックを解除できます。ただし、中国では利用できません。ネット検閲を回避できるVPNが必要な方は、VPNの使用に関して現地の法律や規制をしっかり確認してください。
TunnelBearは500MBしか通信できないのが残念です。全サーバーがトレントに対応していますが、500MBだけではあまりファイルをダウンロードできません。また、動画を視聴したい場合もあまり役立ちません。ただし、NetflixやDisney+などの動画配信サービスのブロックは解除でき、ツイッターでTunnelBearについてツイートすると1GBを追加してもらうことができます。
8. カスペルスキーVPNセキュアコネクション:初心者でもアプリが使いやすく、Netflixも利用できる
- 通信量は毎月6GBまで、速度も速め
- AES-256暗号化
- サーバーを1か所に設置
- 同時に5台まで接続可能
- ブロックを解除できるサービス:Netflix、YouTube、Spotify、Facebook、Instagram
- 対応端末:Windows、Mac、iOS、Android
カスペルスキーVPNセキュアコネクションはさまざまな端末向けのアプリを用意しており、使いやすいデザインです。iPhoneとMacBookにアプリをインストールした後、ワンクリックで接続できました。毎日200MBまでしか通信できませんが、通信量を確認できます。通信量の制限が厳しいためトレントやストリーミングにはおすすめできませんが、安全にインターネットを利用したい方、初めてVPNを利用する方に適しています。
このVPNは無料プランでも高速です。スピードテストでは、サーバーとの距離によらず19Mbps程度を維持できました。つまり、通信が遅くならずに快適にインターネットサーフィンできるということです。しかし、自由にサーバーを選べないのは残念です。サーバーは自動で割り当てられるため、接続しなければサーバー地点が分かりません。カスペルスキーVPNセキュアコネクションを試したときはアメリカとオランダのサーバーに繋がりました。
無料プランでは業界最高のAES 256ビット暗号化でデータが保護されますが、停止スイッチは利用できません。また、ログに関する方針や本社がロシアにあることなど、信頼性が危ういのも注意が必要です。プライバシー方針はカスペルスキーの全製品に適用されるため、VPNだけに適用されるのはどの部分なのか把握しにくいのです。
方針には、ハードウェアの情報、ユーザーのセッションID、通信に関する情報を記録していると書かれています。しかし、アメリカやカナダにあるカスペルスキーのデータセンターの多くは、プライバシー保護に有利なスイスに移行中です。プライバシーをよりよく守るVPNを提供するために力を入れているようです。
サーバーは30か国に2,000台用意されていて、他社と比べるとかなり少ないでしょう。しかし、自動で接続された2台のサーバーは両方ともNetflixにアクセスできました。
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比較表:おすすめの無料VPN
対応端末 | 毎月の通信量 | ログ方針 | トレントに対応 | 通信速度 | |
ExpressVPN | Windows、Mac、Android、iOS、Linux、Apple TV、ルーターなど | 無制限 | 厳しいログなし方針あり | ○ | ◎ |
CyberGhost | Windows、Mac、Android、iOS、Linux、Apple TV、ルーターなど | 無制限 | 厳しいログなし方針あり | ○ | ◎ |
ProtonVPN | Windows、Mac、iOS、Andriod、Linux | 無制限 | 厳しいログなし方針 | × | ○ |
Avira | Windows、Mac、iOS、Android | 1GB | 匿名のログを記録 | ○ | ◎ |
hide.me | Windows、Mac、Android、iOS、Linux、Apple TV、ルーターなど | 10GB | 匿名のログを記録 | ○ | ◎ |
Hotspot Shield | Windows、Mac、Android、iOS | 15GB | 匿名のログを記録 | ○ | ◎ |
TunnelBear | Windows、Mac、Android、iOS | 500MB | 匿名のログを記録 | ○ | ○ |
カスペルスキーVPNセキュアコネクション | Windows、Mac、Android、iOS | 6GB | 個人を特定できるログを記録 | ○ | ◎ |
無料VPNの危険性:プロバイダが明かさない秘密とは
このランキングでご紹介している無料VPNはすべて実際に試し、詳しく検証し、プライバシー方針を読み、安全性と信頼性が確認されています。いくらか制約はありますが、他の無料VPNだと危険が潜んでいるため、注意が必要です。
無料VPNに潜む危険をいくつかご紹介しましょう。
- ユーザーデータを収集・転売できる。
VPNに加入する際はプライバシー方針をしっかり読み、本当に保護されるのか確認すべきです。無料VPNはなおさらです。プライバシー方針でユーザーデータを転売しないと明記しているのに、実際は違ったというケースがあります。VPNを使用するのはプライバシーとデータを保護するためですから、データを転売する無料VPNを利用するのは本末転倒です。 - セキュリティ機能が弱く、情報が漏えいする恐れがある。
無料VPNのセキュリティ機能は業界標準以下であることが多いのが現状です。IPアドレスやDNSの漏れは珍しくなく、これではプライバシーを保護できているとは言えません。強力な漏えい対策や停止スイッチがなければ、ネットの利用状況を誰でもたどることができてしまいます。 - ウイルスや有害なマルウェアが隠れていることがある。
無料VPNソフトにはウイルスやマルウェアが含まれていることが多く、そのようなソフトをインストールしてしまうと端末が感染してしまいます。端末を保護するのと逆ですね。さらに、無料VPNは広告収入で運営されていることが多いため、広告ブロッカーは搭載されていません。つまり、無料VPNを使うとマルウェアに感染する可能性が高いということです。
信頼できる安いプレミアムVPNを使用した方が圧倒的に安全です。有料サービスは最も強力なセキュリティ機能や厳格なログなし方針があり、使用の制限がないなど、業界標準を満たしています。また、有料VPNは返金保証も提供していますから、一定期間、安心して使ってみることができます。サービスに満足できなければ、全額を返金してもらえます。
無料VPNと有料VPNのメリット・デメリット
有料VPNのメリット
- 通信量と速度が制限されていない。
ブラウジング、ストリーミング、トレントを思う存分楽しめます。 - 安定したサーバーネットワーク広範囲をカバーしている。
世界中の動画配信サービスの地域制限を回避できます(Netflix、Disney+、Huluなど)。 - トップクラスのセキュリティ機能。
複数のセキュリティプロトコル、漏えい対策、ダブルVPNなどの追加機能で対策を強化できます。 - 厳格なログなし方針。
データが記録・共有されることは一切ありません。 - トレントに対応。
最適化されたサーバーやSOCKS5プロキシ、速度を向上するポートフォワーディングなどがあるサービスが多いです。 - 広告・マルウェアブロッカー。
アプリにこのような追加機能が搭載されていることが多く、端末のセキュリティ対策を強化できます。 - 24時間年中無休のカスタマーサポート。
いつでも気軽に問い合わせてトラブルを解決できます。 - 無料で試せる。
返金保証を提供している有料VPNが多いため、一定期間試用できます。
有料VPNのデメリット
- 少額の月額料金がかかる。
クレジットカードなどの支払い情報を入力する必要があります。 - 無料で使えるのは一定期間だけ。
返金保証や無料トライアルをずっと使い続けることはできません。
無料VPNのメリット
- 完全に無料。
支払い情報を入力しなくても利用できます。 - 安全なアプリ。
軍事レベルの暗号化でデータを暗号化し、自動停止スイッチを搭載していることが多いです。 - ある程度プライバシーを守れる。
IPアドレスを隠してネット上のプライバシーを守れるので、ブラウジングに役立ちます。
無料VPNのデメリット
- 通信量や速度が制限されている。
動画を視聴したりトレントしたりできない場合が多いです。 - サーバーが少ない。
通信が不安定だったり、遅かったりし、動画配信サービスの地域制限を回避できない傾向があります。 - ログを記録することがある。
ブラウジングデータ、IPアドレス、接続時間などの情報を記録されるとプライバシーをしっかり守れているとは言えません。 - アプリは広告収入で運営されている。
無料VPNのアプリには宣伝が表示されることが多く、うっとうしいと感じてしまいます。 - カスタマーサポートが利用できない。
無料ユーザーの対応は二の次です。
避けるべき無料VPN
無料VPNを検討する場合は、特に注意する必要があります。セキュリティに重大な問題があり、信頼できない無料VPNもあるからです。この記事でご紹介した無料サービスとは違い、以下のVPNは無断で部外者や広告企業とデータを共有する可能性があり、危険です。また、今回の調査ではマルウェアやウイルスを含む無料VPNもいくつか見つかりました。安全でないので避けるべき無料VPNをご紹介しましょう。
- Hola
Holaは真のVPNではなく、他人があなたのパソコンのIPアドレスを使用するP2Pネットワークなのです。他人があなたのIPアドレスを使って違法行為をした場合、IPアドレスからあなたの端末が特定できてしまいます。つまり、トラブルに巻き込まれるのはあなたなのです。 - CrossVPN
CrossVPNはトロイの木馬ウイルスに感染しており、調査でVPNアプリをインストールした時に私の端末が感染してしまいました。インストールするとセキュリティのリスクがあり、有害です。 - sFly Network Booster
VPNではありません。あなたの端末のメッセージソフトにアクセスして勝手にメッセージを送信するので有害です。 - OKVPN
試したところ、OKVPNが原因で端末の他のアプリに広告が表示されてしまいました。 - EasyVPN
他のアプリで広告が表示されます。 - Psiphon
Psiphonのパートナー企業にネットの使用状況を追跡され、ターゲティング広告を配信されます。 - Hoxx VPN
VPNではなくプロキシです。ネットの利用状況をサードパーティに転売しているのでプライバシーを侵害されます。 - Archie VPN
マルウェアが蔓延しています。 - Hat VPN
無料版では位置情報が公開され、マルウェアがたくさん潜んでいます。 - SuperVPN
ユーザーデータを記録・保存し、端末にマルウェアをダウンロードされます。 - Private Pipe VPN
ターゲティング広告を表示し、ネットの利用状況を記録します。 - Tuxler VPN
ブラウジングデータを記録し、宣伝会社に共有してターゲティング広告を表示されます。 - GO VPN
VPNではなくプロキシです。アプリにはターゲティング広告が表示されますから、ログを宣伝会社と共有しているようです。 - Hexatech
広告企業とユーザーデータやブラウジング履歴を共有するプロキシです。 - Faceless.me
正常に動作しません。サイトにアクセスしたところ、マカフィーが悪質なサイトだと警告しました。 - FinchVPN
マルウェアを端末にダウンロードされます。 - VPN One Click
端末がマルウェアに感染してしまいます。 - Fast Secure Payment
マルウェアが大量に潜んでいます。 - BetternetVPN
ユーザーデータを使ってターゲティング広告を表示し、IPとDNSを漏えいし、アプリにはマルウェアがあります。
無料VPNの選び方
無料VPNを選ぶ際に注意したいことがいくつかあります。おすすめの無料VPNランキングでは以下の項目で評価しました。
- 本当に無料で利用できること。
契約に加入しなくても本当に無料で利用できることを確認しました。支払い情報を入力する必要もありません。 - 強力なセキュリティ対策・プライバシー保護。
VPNは業界標準の暗号化でデータを保護し、停止スイッチやIP・DNS漏れ対策などの機能もあるべきです。無料VPNのログに関する方針をすべて読み、個人を特定できるログを記録しないことを確認しました。 - 十分な通信速度と通信量が利用できる。
速度が遅くならずに、ネットサーフィンできるべきです。また、無料サーバーを複数用意している無料VPNに注目しましょう。無料サーバー数が多いほど、過密状態である可能性が低く、通信が速いはずです。 - トレントに対応している。
トレントするために無料VPNを利用したい場合、トレントに対応しているサーバーがあることを確認しましょう。無料VPNは必ずしもP2Pファイル共有を許可しているわけではありません。 - 動画配信サイトのブロックを解除できる。
ほとんどの無料VPNは動画配信サイトのブロックを解除できません。サーバー数が少なく、頻繁にアップデートしていないため、動画配信サービスによるVPN規制に対応しきれないからです。また、通信が遅く、通信量も少ないので高画質で動画を視聴するのは難しいでしょう。この記事でご紹介した無料VPNのうち、ストリーミングに適しているのはExpressVPNとカスペルスキーVPNセキュアコネクションだけです。
無料VPNに関してよくある質問
おすすめの無料VPNは?
無料VPNを使用するより、プレミアムVPNの返金保証で使い心地を試す方がおすすめです(満足できなければ気軽に返金してもらえます)。無料VPNは必ず何らかの制約がありますから、あまり役立ちません(速度や通信量が制限されている、一部のサーバーしか接続できない、セキュリティやプライバシー機能が弱いなど)。
ExpressVPNなど返金保証付きのプレミアムVPNを試すと、すべての機能を自由に利用でき、サービス内容が制限されていません。実質無料で利用できるのは30日間ですが、無制限で利用できるので快適です。無料サービスを使ってうっとうしい制約に悩まされるより、プレミアムサービスを使って、満足できなければ返金保証期間内に返金してもらった方が良いと思います。
無料VPNはどの端末にインストールすべきですか?
無料VPNの多くはノートパソコン、デスクトップパソコン、タブレット、スマホに対応しています。この記事ではさまざまな端末向けのアプリを用意している無料VPNをご紹介しました。Windows、macOS、iOS、Android、Linux用アプリなどが利用できます。さらに、Amazon Fire TVスティックやルーターなどにも対応しているサービスや、FirefoxやChrome用の拡張機能を提供しているVPNもあります。
無料VPNは1台の端末しか接続できないことが多いので、さまざまなOSに対応していても、すべての端末を同時に接続することはできません。
Netflixを視聴するのにおすすめの無料VPNはどれですか?
一般的に、無料VPNはNetflixの厳しい地域制限を回避できません。NetflixはVPN通信を規制するためにVPNのIPアドレスをブロックしているのですが、無料VPNはそのような規制に対抗するためにサーバーネットワークをアップグレードする予算がないのです。しかしカスペルスキーVPNセキュアコネクションはNetflixにアクセスできるのは驚きです。
ExpressVPNをお試しいただくことをおすすめします。テストで確実にアメリカとイギリスのNetflixにアクセスできました。サーバーネットワークは広範囲をカバーしており、サーバーは頻繁にアップデートされているので確実にNetflixを利用できるのです。また、Hulu、Disney+、HBO Maxなどさまざまな動画配信サービスのブロックも解除できます。満足できなければ30日以内に問い合わせて全額を返金してもらえます。
トレントにおすすめの無料VPNは?
完全に無料で利用できるトレント向けVPNはHotspot Shieldです。通信が速く、軍用レベルの暗号化を採用していますが、1日に500MBまでしか通信できないので大きなファイルをダウンロードしたい場合は保護されません。
ExpressVPNの方がおすすめです。トレントに最適化されたサーバーが多数用意されていますし、圧倒的な通信速度で、通信量も無制限です。厳密には無料ではありませんが、返金保証があるので加入してもお金を払わずに利用できます。有料版の全機能を利用して、満足できなければ30日以内に問い合わせて全額を返金してもらえるわけです。
日本で最速の無料VPNは?
スピードテストの結果、最速だったのはExpressVPN、CyberGhost、Avira Phantom VPNでした。これらのVPNは20Mbpsを下回ることはありませんでした。HD画質でドラマを視聴するには5Mbpsあれば十分ですから、快適に利用できるでしょう。ただし、無料VPNは有料プランへのアップグレードを促すために、通信速度や通信量に上限をかけていることが多いことに注意しましょう。また、無料VPNはサーバー数が少なく、多数のユーザーが無料サーバーに接続しているため、通信が遅い傾向があります。
Avira Phantom VPNとhide.meはExpressVPNより通信が遅く、不安定でした。ExpressVPNで試したサーバーはすべて高速で安定していました。ExpressVPNは有料ですが、30日返金保証がありますから、リスクなしで使い心地を実感できます。満足できなければ全額を返金してもらえば良いのです。
無料VPNは本当に安全ですか?
残念ながら、無料VPNは必ずしも安全とは限りません。しかし、この記事でご紹介した無料VPNは安全です。プライバシー方針を読み、個人を特定できる情報を保存していないことが確認できました。また、漏えいテストも行い、通信が確実に隠されていることを確認したところ、すべて合格となりました。
無料VPNが危険な理由はいくつかあります。きちんとデータを暗号化しない無料VPNがありますし、ユーザーデータを記録して広告企業と共有することで収入を得ているサービスもあるのです。さらに、VPNアプリにマルウェアが含まれている無料VPNもあります。
無料VPNとトーアを併用するべきですか?
この記事でご紹介した無料VPNをトーアと併用することは可能ですが、通信がかなり遅くなります。
トーアを利用すると通信をリレーさせるのに時間がかかりますから、高速VPNがなければ途方もない時間がかかってしまいます。帯域や通信速度を制限しているような無料VPNは使い物になりません。
最高の通信速度にしたいなら、現在地に一番近いサーバーに接続すべきです。無料VPNはサーバーが少ないので近くにサーバーがないこともあり、難しいでしょう。
無料VPNを中国で利用できますか?
中国で利用できる無料VPNはほとんどなく、安全性の面でも懸念があります。中国、ドバイ、インド、ロシアなど、ネット検閲が厳しい地域で身を守るには高度なセキュリティ機能が必要ですが、無料VPNは安全性が低いのが心配です。
無料VPNは難読化機能がないので、中国政府はVPNを使用していることを見ることができ、通信をブロックしてしまいます。VPNを使用すると罰せられる恐れもあります(VPNの使用が禁止されている国では特に注意が必要です。使用前に現地の法律をしっかり確認しましょう。) また、無料VPNは使用制限があります。数日でデータ量が足りなくなってしまい、全く保護されていない状態になってしまいます。
ExpressVPNの方が信頼できます。現在地やネットの利用状況だけでなく、VPNを使用していること自体を隠すことができます。厳密には無料でありませんが、30日間安心して試してみることができます。満足できなければ気軽に返金してもらえるので安心です。
まとめ
無料VPNでも安全にインターネットを使用できますが、一番安全な無料VPNでも低価格のプレミアムVPNには対抗できません。プレミアムサービスは最高レベルのセキュリティ対策機能を搭載し、ストリーミングやトレントにも対応しています。また、無料VPNとは違い、通信量と速度が無制限です。さらに、より多くのサーバーに自由にアクセスできるようになりますし、通信も断然高速なのです。
幸い、多くのプレミアムVPNは無料トライアルや返金保証がありますから、長期契約に加入する前にニーズに合っているか試してみることができます。一番おすすめなのはExpressVPNです。高速かつ安全で、アメリカのNetflixを含め多数の動画配信サービスのブロックを解除できます。全プランが30日返金保証付きなので、リスクなしで試してみることができます。満足できなければ全額を返金してもらえるので安心です。
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ネットの利用状況をトラッキング・監視したり、ターゲティング広告を表示したりするために以上の情報が使用されることがあります。
VPNを使えばこのような情報をアクセス先のサイトから隠して常に情報のプライバシーを守ることができます。一番のオススメはExpressVPNです。350件以上のVPNを検査したなかでナンバーワンのサービスです。 軍事レベルの暗号化とプライバシー機能により、確実にセキュリティ対策できます。また、現在49%オフの割引キャンペーンを実施中です。