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おかしな転生 作者:古流 望

第31章 スイーツは春を告げる

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345話 学生は困惑す

 「ということで、学生諸君。君たちは栄えある技術研修生として活動することとなりました」


 使節団の居る建物の一室。

 普段は会議などに使われる広めの部屋に、学生たちが集められた。

 日頃から士官教育の一環として厳しく律されている者たちなので、集合をかければ即座に集まり整列して待つぐらいのことは出来る。

 集まった学生たちと引率の教官の前。ペイスは、開口一番に(のたま)った。


 困惑するのは学生たちだ。


 「モルテールン教官、質問してよろしいでしょうか」


 困惑を打破すべく、挙手したのはマルカルロだった。

 幸いと言って良いのか悪いのか、マルクはペイスと一番長く付き合いのある幼馴染であり、一番ペイスの無茶に耐性があり、一番この場でペイスに質問しやすい立場である。


 「ええ、どうぞ。何か分からないことがありましたか?」

 「……最初から丸っきり分かりません!!」


 いきなり呼び出されて、初めて聞くことを開口一番で告げられたのである。

 色街の客引きでももう少し前置きが有るだろう。

 分からないことというなら、全部だ。

 マルクの言葉は、全員の気持ちを代弁したもの。学生たちが頷く中、ペイスはきょとんと呆けていた。

 そして、自分の先走りを自覚したのだろう。


 「素直でよろしい……と褒めるべきですかね。確かに少し説明を省略しすぎました」


 うんうん、と頷きながら、自分で勝手に納得するペイス。

 改めて全員を見渡して、仕切り直しをする。


 「では最初から、学生諸君に分かるよう説明していきます」

 「お願いします」


 ペイスの説明は、真面目にやった時はとても分かりやすい。

 それは、ペイスの授業を受けたことのある人間が皆口をそろえて言うことである。

 ゆっくりと、聞き取りやすい喋り方で説明が始まった。


 「まず、諸君らの任務を改めて思い出してもらいたい」

 「はい、教官」


 任務、という言葉に、学生たちの背筋が伸びた。

 自分たちは見習いとはいえ軍人として、正式な任務によって遠くヴォルトゥザラ王国まで来ているのだと思い出したからだ。


 「ホンドック教官は当然ご存じだと思いますが、今回諸君らが僕に同行してきたのは、一に外交的知見を蓄え、二に将来に繋がる人脈を築き、三に諸外国の情勢を肌で感じておくことにあります」

 「はい、モルテールン教導。その通りです」


 学生たちに交じり、一人別枠で居たのはキッシング=ミル=ホンドック。

 寄宿士官学校で教官を務め、外務貴族としての家柄からヴォルトゥザラ王国行きを熱望していた人物である。

 野心もあり、今回の使節派遣に乗じて自分自身の人脈とコネクションを作り、将来の出世に繋げようという目論見を持っていた。

 ペイスなどは詳細が分からずとも彼の意識の高さを見抜いていて、上手にプライドをくすぐるように話をしている。


 「校長より僕が皆を預かったのは、先の三つが理由。恐らくは校長ご自身の政治的事情やお立場も有るとは思いますが、まず先立つのは貴方たちに将来に繋がる知識と経験を与えてやりたいという教育者としての矜持です」

 「そうですね。校長のお考えは、学生たちの為になるというものでしょう」


 ホンドック教官が頷いた。

 彼は寄宿士官学校では校長の右腕ともいわれるガチガチの校長派閥。校長のことを悪く言うはずがない。

 実際、色々と含むところは有るにせよ、学生たちにとって大きなプラスとなるのが海外での経験。

 教育というものを真正面から考えたとしても、こうして今外国の空気に触れていることは大きい。


 「引率されているホンドック教官も、得られるものは同じでしょう。学生たちのことが有るので単独で動くことは出来ていませんが、対ヴォルトゥザラ王国の外交を考えるのならば、ここに来れたというだけでも他の外務貴族より一つ有利な経験を積まれた」

 「モルテールン教導のお陰です。感謝しております」


 今回ヴォルトゥザラ王国の中心部まで付いて来られたという点。今後の対ヴォルトゥザラ王国の外交においては、必ず意見を聞かれるようになるはず。

 実近で生の現場を知る人間の言葉だ。専門家からの意見として、何を意見するにしても無下にされることは無い。

 つまり、単純にホンドック教官の発言力と影響力は増した。ただ、ペイスに付いて来ただけで。

 彼の感謝の言葉は、心の底からの本気の感謝である。


 「私は何もしていませんよ。礼なら、王子殿下やスクヮーレ大隊長に言ってください」

 「それはもう」


 勿論、ペイスを補佐に任じ、更にはペイスが親交とは関係のない大勢を引率することにも理解を示してくれたのが、王子殿下と大隊長。

 感謝をするのはそちらだとペイスが言ったのは、謙遜でもなんでもなく真実そうであると確信しているからだろう。


 「さて、皆さんはこうして外国の土地に来たことで、海外の空気を肌で感じた。町中の雰囲気から、異国情緒も感じたことでしょう。先に行われた祝賀のパーティーでも、多少は人脈が出来た。このまま帰ったとしても、当初の目的は果たしたと言える」

 「喜ばしいことです」


 気を取り直して話を続けるペイス。

 彼の言う通り、今の時点でも学生たちの任務は九割がた果たせたと言える。

 そもそも外国に行って、無事に帰ってくれば大成功と言える任務。何事もなくヴォルトゥザラ王国に受け入れてもらえた時点で、万々歳の成果だ。


 「しかし……それで良いのですか?」

 「え?」


 だが、ペイスは学生たちに問う。

 現状のままで良いのかと。

 問われた方は、急に話の流れが変わったことで戸惑いを深める。


 「今更言うまでもありませんが、皆さんは神王国から選りすぐられたエリートの、更に選抜メンバーです。お膳立ては全て親善使節団が整えてくれていた状況に対して、おんぶにだっこ。今のまま帰るなら、極論、貴方たちで無くても同じ結果を得られていた」

 「それは!?」

 「違いますか? 貴方たちでなければ出来ないことを、一つでもやりましたか?」

 「……いえ」


 言われて、学生たちもハッとする。

 確かに、今の状況で自分たちが得たものは、口を開けていたら餌を貰えた雛鳥そのものであると。

 仮に自分たち以外の人間が選ばれていたとしても、全く同じだけの成果を誇っていたことだろう。

 ペイスの指摘は事実として正しい。


 それで、本当に満足か。


 問われて初めて、皆のエリート意識がくすぐられる。

 満足か?

 そんなはずはない。

 自分たちは、自分たちに出来る最善を尽くし、初めて成果を誇れるのだ。

 何もしてないで頬張っただけの御馳走。確かに、外国の土産話という御馳走は美味しかろう。だが、食べるだけ食べて美味しかったと感想だけ持って帰るのは、何も誇れないではないか。


 「そこで、技術研修です」


 皆のプライドをくすぐるだけくすぐって、目がぎらつき始めたところでペイスが言う。

 技術研修をしてみないか、と。


 「貴方たちは、僕やホンドック教官が胸を張って紹介できるエリート集団。ならば、こと学習という分野に関しては、最も相応しい人材」

 「なるほど」


 学びという面で考えれば、ここに居る学生たちは毎日しっかりと学んできている。

 ペイスとしても、贔屓目抜きでここに居る皆を優秀であると評価できた。

 幼馴染の二人も含めて、である。


 「一に外交的知見を蓄え、二に将来に繋がる人脈を築き、三に諸外国の情勢を肌で感じておくこと。更には四つ、この国の技術を学べるだけ学ぶ」

 「学べるだけ学ぶ……」


 これこそ、技術研修の意義だと、ペイスは説明する。

 学びを本分とする学生だからこそ、その本分をもって貢献できるのだと。


 「この国の技術は、この国の伝統や歴史的経緯があってこそ存在します」

 「歴史的経緯、ですか」

 「そうです。外交的知見として、この国の深い所を知る。国民性や嗜好まで掴むのなら言うことなし」

 「確かに」


 先に挙げた大きな目標のその一である。

 外交的知見というなら、ヴォルトゥザラ王国人がどういう歴史を積み重ね、どういう文化的嗜好を持ち、どういう考え方をするのか。技術習得を通じて、理解することは容易いとペイスは言う。


 「更に、技術を学ぶ相手とは親密な関係を築けるでしょう。人脈というなら師弟関係は強力な繋がりです」


 加えて、技術習得による人脈形成も可能。

 大目標のその二に繋がる話だ。


 「面白いですが、それは相手にとって強みになるのでは? 師弟というなら相手の方が立場も上になるでしょう」

 「元より学生に、上の立場にたった人脈など期待できませんよ。それならば、開き直って積極的に教えを乞うた方が、好感度も上がる」

 「それはその通りですね」


 流石に、ホンドック教官は危険性も指摘する。

 学生たちが、ヴォルトゥザラ王国に取り込まれてしまう危険性だ。

 ペイスもそのリスクが有ることは認める。しかし、その上で学生という立場は活かすべきだとの考えなのだ。一理あると、ホンドック教官も首肯する。


 「加えて、学ぶ技術次第ではこの国以外の影響も学べるでしょう。諸外国の情勢についての肌感覚を養える」

 「いいことづくめですね」


 ヴォルトゥザラ王国に来た理由は、当然ながらヴォルトゥザラ王国について知るためだ。だが、この国は交易を積極的に行っている国。築き上げてきた技術や積み上げられた知識には、外国由来のものも多く含まれているはず。

 つまり、色々な国のことを知れる。

 外交を将来の仕事と捉えるのであれば、これほどプラスになることも無い。


 「ええ。ここまで根回しするのに、相当に頑張りましたからね、僕は。第一王子に始まってロズモ公や第二王子にも話を通し、交換可能な技術について検討を重ね、厨房に料理人を派遣して実績を作り、更にはそれを足掛かりに技術研修を受け入れてくれる現場を探し、担当者と折衝し、本国との連絡も取りつつ、こうして皆に話しています」

 「おお、我々の為にそこまで」


 ペイスは、皆の知らないところで汗をかいていた。

 裏の目的があると知らない人間からしてみれば、自分たちの為に粉骨砕身の努力をしてくれたように思える。ペイスの腹黒さを知らない学生たちは幸せだ。

 学生たちは心から喜び、感動し、そしてペイスに対して最大限の感謝を持った。幼馴染以外。

 実に可哀そうな話である。


 「諸君!!」


 全員が、いい具合に気持ちを盛り上げたところで、ペイスが声を張り上げる。


 「諸君らには、これより国家を代表して技術研修に励んでもらう。これは、陛下より全権を預かりしルニキス殿下の勅命である」

 「はっ!!」


 一同、敬礼をする。

 ぴしりと揃った姿勢に、伸びた背筋。張られた胸と上げられた目線。微動だにしない体幹。

 どこをどう見ても、鍛え上げられた軍人たちのそれである。


 「それで、我々は何の技術を学べばよいのでしょう?」

 「ああ、肝心なことを伝え忘れてましたね」


 思い出したように、ホンドック教官がペイスに問う。

 少々バツの悪そうなペイスが、頭を掻いた。


 「軍事教練でしょうか。或いは官僚機構への出向でしょうか」


 将来国を背負って立つエリート士官たちの研修とあれば、相応しいのは軍事教練か行政研修か。

 何でも来いと、鼻息も荒い。


 「皆が行くのは、牧場とドレスルームです」

 「は? では学ぶ技術というのは……」

 「衣装用の布づくりと、家畜の育て方です」


 学生たちは、戸惑いを隠せない様子だった。


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