皆さん、こんにちは。STU48の広島県出身、矢野帆夏です。

 AKB48グループ内で最も魅力的な歌い手を決める「AKB48グループ歌唱力№1決定戦」の第4回決勝大会が1月12日、千葉県の舞浜アンフィシアターで行われました。私は11月にあった予選を4位で通過していました。今回はそれについてお話しします。

1月12日に「AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」の決勝大会に出場した矢野帆夏さん=千葉県の舞浜アンフィシアター

 私がこの大会に出場するのは今回で4回目でした。決勝大会の出場は、けがで欠場した第2回を除き、3回目になりました。第1回から優勝を目標にして、トロフィーを地元に持って帰り、家族やメンバー、そしていつも応援してくれているファンに良い結果を報告したいという一心で、毎回立候補してきました。

決勝大会には矢野帆夏さん(中央)らSTU48メンバーが5人も出場した=千葉県の舞浜アンフィシアター

 でも、絶対に優勝を勝ち取ると誓って参加した前回の第3回は、7位という結果に終わりました。優勝したのは、同じSTU48の池田裕楽ちゃん。同じグループとして心からうれしくて誇りに思うと同時に、「いつかは私が優勝したい」と、より一層強く思うようになりました。

 その時から「1位との差は何だろう」といっぱい考えました。決勝に進出するメンバーは歌がうまいだけではなく、個性もあります。そこで自分の良さと個性を見つけようと、審査されることを気にせずに、自分の好きな歌をもっといろんな場所で伸び伸びと歌ってみることにしました。