千葉真一さんのお別れの会が開催　大木凡人や岡崎二朗らが参列

　昨年８月に新型コロナウイルス感染による肺炎のために亡くなった、俳優・千葉真一さん（享年８２）のお別れの会が、千葉さんの誕生日である２２日に東京・港区の増上寺で行われた。

　祭壇は約４０００本の菊やキキョウを使い、千葉さん自身が描いた油絵を元に、白い富士山がデザインされた。遺影として、映画「戦国自衛隊」（１９７９年）での撮影写真が飾られた。会には、関係者の部で２００人、午前中に行われた一般の部では１５０人が参列した。関係者の部には、タレントの大木凡人、俳優・岡崎二朗、タレント・川上剛史らが参列した。

　息子で俳優・新田真剣佑と眞栄田郷敦はそれぞれ海外、地方での仕事のため欠席したが、連名の手紙を送り、関係者が代読。「僕たちの心の中には、父親として、そして俳優としての千葉真一が、今も変わらず息づいています」とつづった。同日、都内のホテルで開催予定だった、娘の女優・真瀬樹里が喪主を務める「しのぶ会」は、コロナ禍を考慮して延期された。