ワクチン接種とアナフィラキシー | 秋山のブログ
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新しいネタを模索中で更新が滞っているが、最近話題になっていることに関して少し調べたので情報提供。

 

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日本全国で新型コロナに対するワクチンの摂取が始まっている。しかしニュースを見れば、ワクチンに対する忌避感を植え付けるような副反応のニュースがながれている。それに関して解説してみよう。

 

アナフィラキシーとは、原因物質が生体に接触することで発生する、免疫学的機序による全身的なアレルギー反応のことを言う。アナフィラキシーガイドラインによれば、かなり重篤なもののみをアナフィラキシーとしている。アナフィラキシー37例の報告を全て確認したところ、診断基準から判断する限り、アナフィラキシーと診断すべきか疑問があるものが多々ある。アレルギーであるとは評価できるだろうが、アナフィラキシーとまでは言えないものだ。医療従事者でなくても、蕎麦を食べたり、甲殻類を食べて運動したりすると、皮疹がでる人を見たことがあるかもしれない。もちろんアレルギーは馬鹿にできないものであるのは確かだが、珍しい特別なことであるわけでなく、日常的に対処されているものであることは理解できるはずだ。さらに述べれば、アナフィラキシーは、アナフィラキシーショックとイコールではない。医学的なショックは厳密に定義されており、血圧が少し下がったくらいではショックではないし、37例にはショックに到って対処したらしい記載はない(ショックになる前に前もって対処した様子は見受けられる)。

 

今回の副反応の原因は、PEG(ポリエチレングリコール)でないかと言われている。本来それほど危険な薬物ではないが、それでも感作されてアレルギーを起こす人は存在する。感作は皮膚への接触で強く起こりやすく、またPEGは化粧品などでよく使われているために、女性に今回のアナフィラキシーが多いという結果に合致するかもしれない。

 

さてさて、本日これからファイザー社製のワクチン接種である。

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