（株）メイシンマテリアル

「メイシンマテリアル」の作業ヤードや工場には、多様な金属廃棄物が大量に持ち込まれます。その積み込み・積み下ろし、再利用可能な資源の分別・加工などを行い、新たな原料として再提供するのが当社の仕事。破壊せずに分析できる「成分分析器」を用いて、金属の成分や異物の混入度を正確に把握し、適正価格で買い取ることで、お客さまから高い信頼を得ています。重たい金属を扱う仕事であり、何より重要なのは安全。現場の状況に応じて重機を使い、怪我をせずに効率よく作業できるかを常に考えています。臨機応変に判断して動くことも大切です。
入社後、まずは非鉄金属の種類を覚えるところからスタートします。後輩には、漠然と仕事をするのではなく、1カ月後、2カ月後の目標を考え、今やるべき課題を自分に課してみるよう伝えています。そうすることで、作業に対する意欲が増すからです。私の当面の目標は工場長になること。工場内における作業や管理業務、スタッフの健康状態など全てを総括する立場である以上、より専門知識を深め、マネジメントのスキルも身に付けたいと思っています。
＜奈良 光将／現場・リサイクル原料第一事業部一課係長＞

当社の最大の魅力は、社員一人ひとりに大きな裁量が与えられていることです。現在、私は営業として、既存のお客さまに対するルート営業、新規開拓、販売先の開拓、自社ゴミの見直しの4つを中心に行っています。「新規開拓に力を入れたい」という私の意欲に対し、上司は「自由にやってみろ。相談なら何でも聞く」というスタンスで後押ししてくれるので、さまざまな可能性が広がります。そして営業に求められるのは、聞き出す力。相手が抱えている問題や悩みを聞き出し、解決策やより良いサービスを提供します。当社の強みはフットワークの軽さや、ニッチな商談で適正なアドバイスができること。
リサイクル業はどちらかと言えば地味な印象ですが、これからの循環型社会の根幹を支える重要な分野です。そして当社が目指すのは、銅やステンレス、アルミなど非鉄金属を中心とした金属廃棄物の再資源化を通して、持続可能な社会の構築に貢献すること。資源という分野で多彩な業務に携われるので、環境問題取り組みたい人には、興味深い会社だと思います。
＜坂下 弘明／営業・リサイクル原料第二事業部営業課主任＞