そんなことも考えながら過ごしていたある日のこと。廊下を歩いていると、後輩に話しかけられた。
「プイ先輩、こんにちはズナ～」
「キズナちゃんこんにちはプイ～。横の子は…えっと…」
「こっちはエピファネイア。私の同期でライバルズナ～」
そういってキズナちゃんは隣の子を紹介してくれた。ああ、この子が噂の。
「初めましてディープインパクト先輩！お噂通りきれいな黒髪っすね～」
「初めましてプイエピファネイアちゃん。私もキミの噂は色々聞いてるプイ」
そう、色々とね。

「えーそうなんすか？なんか光栄だなー、まあオレとしてもプイ先輩の後輩ちゃんたちとは色々仲良くしてもらってますんで！」
彼女はやはり噂通りの性格ではあるみたいだ。いきなりプイ先輩って呼んできてるし。適当に切り上げて走ってこようとでも思っていたその時。
「そういえばプイ先輩のそのプイプイ言ってる口調って周りにビビられないために始めたってマジなんすか？」
おおう、初対面でいきなりこんなことを聞いてくるとは。
「い、いや～これは口癖というかなんというか…気づいたら口に出ちゃってただけプイ」
「いやいやそんな隠さなくていいですって！ずっとズナズナ言ってるこいつと違って昔は言ってなかった知ってるんすから！」
横で聞いていたキズナちゃんも思わずむっとしている。

「ファネイアその辺にするズナ～。プイ先輩すいませんズナ、あとでちゃんと言っとくんで許してやってほしいズナ」
「まああんまり気にしてないプイ、私は失礼するプイ」
そう返して振り返り、歩き出そうとした…が、なにかがスカートを引っ張るような感覚がして歩みは妨げられた。
何が起きているか分からないまま振り向くと、こっちを見てポカンとしているキズナちゃんと、私のスカートを持ち上げてしげしげと中を覗いているエピファネイアが視界に入った。
何が起こっているか呑み込めないまま固まっている私の顔を見上げ、エピファネイアは爽やかに笑いながらこう言った。
「プイ先輩、英雄って呼ばれてるけど結構かわいいパンツ履いてるんですね」

我に返った私はぱっとスカートを抑え、2、3歩距離を取りながら振り返った。
「ちょっとあなた、何考えてるの！？」
私のその言葉を聞いて、エピファネイアは大笑いしていた。
「プイ先輩焦って素の口調に戻ってるじゃないすか！そっちの方がかわいくて人気出ると思いますよ」
そう言って笑い続けるエピファネイアの腕を、後ろからキズナちゃんが引っ張る。
「何やってるズナ！？プイ先輩ほんとにすいません、私たち失礼するズナ！」
そういって彼女をエピファネイアを引っ張りながら立ち去って行った。私は怒りと恥ずかしさで動けず、引っ張られながら手を振るエピファネイアを眺めていた。
二人が廊下の角を曲がり見えなくなってから、ようやく私も歩き出した。
エピファネイアめ、絶対に許さない！いつか私の足でギタギタに負かしてやる！
そう心に決めた私は、とりあえずのぼせた頭をクールダウンさせようと走り込みに向かうのだった。

プイがエピファに牝馬扱いされてキレたって話ってこんな感じなのかなーと思って書きました

エピファはこういうことしそう

寝る前になんてもの見せるプイ

仕返しに真ん中に犬をけしかけてやるプイ…
びっくりしてプイが捕れるプイいいぞ～
プイ取ってやろうといたずら心も出てくるというもの

エピプイ…いい…

最近エピファ見かける機会多くて嬉しい

プイに喧嘩売るのはまあ分かる見た目貧相だしボス的な性格でもなかったし
ドリジャに喧嘩売るのは自殺志願かな？

悪い子じゃ…ないんだ、よ……多分

深刻な疑問を自分でも抱いてるだろ…？

切れてるプイは珍しい
まあそりゃ怒るが

😇

あんまりプイ先輩をからかったり敵に回すと🦍が懲罰しに来る

ドンナが絆されてる…

まさかこの後も縁が続くとは思ってなかったんだろうな