Conversation

学校にデリバリーされるのと同じ容器だそうです。黒いほうは保温型容器で、少し暖かいご飯が入っています。オレンジのほうはおかずで、こちらは衛生のため保温になってはいません。

開封の儀の前。大きいのがおかず、赤い蓋は汁物、左上はご飯です。重ねて運びやすいように工夫されています。きょうは割り箸を使いましたが、学校では箸を持参することになっているとは、取材している同僚記者談。

第１回ハマ弁メニューコンクールで優秀賞を受賞した高田中学校生徒考案のメニューで、ハニージンジャーポークと蒸し野菜、ひじきたっぷりきのこチーズオムレツ、三色きんぴら、はま菜ちゃんのしらす炒め、コーンクラムチャウダーです。ひじきとしらすは県産品として私も一押しなので、うれしいです。

ふたを開けての第一印象は、野菜たっぷりでとても丁寧に料理されているというもの。外食や弁当では調味料がたくさん絡んでいるのが見た目でわかることが多いですが、きんぴらも小松菜もよい意味で素材そのまま感があります。

好物のクラムチャウダーからいただきます。写真は口をつける前。一口目の印象は正直なところ、「ぬるい！」。でもデリバリーだからしょうがない。そして塩味ひかえめ。「塩こしょうふりたいですね」と同僚。タマネギしゃきしゃき、コーンたっぷり。

続いておかず。ハニージンジャーポークは粒マスタードも使っていいお味。オムレツはトマトソースとチーズの組み合わせがいい。温野菜のジャガイモとキャベツはしゃきしゃき食感。小松菜もきんぴらも食感重視の火の通し方でおいしい。宿命ですがおかずは冷たい。白ごはんが温かいのに救われます。

全体的にめちゃ薄味。よくいえば野菜の味、素材の味がよくわかる。正直にいうと、思わず口に出た感想は「病院食みたい」。減塩しないとと思ってるからこれが正しいのはわかるのです。社員食堂のヘルシーランチを上回るヘルシーさという感じがします。「ふりかけ持たせちゃダメかな」と真剣に思いました