KOMORU

HOTEL

ホテルについて
ホテルについて

ひとり考える。

美しい山々と川に囲まれた、青森 五所川原。
静謐なこの地で私たちが提供するのは、
自分と向きあうための孤独な時間。

何者にも邪魔されることなく、
心ゆくまで思考の旅に出かけていただきたい。
今まさに、そのための準備をしています。

2022年春、開業予定。


青森 五所川原

青森 五所川原

本州最北の地 青森

本州最北端に位置するこの場所は、時に最果ての地とも呼ばれる。喧騒から切り離され、ゆるやかな時間が流れる五所川原の地には、ひとりの時間を感じさせる旅情がある。

優しさと厳しさの二面性

優しさと厳しさの二面性

東に梵珠山、西には岩木山を源流とする岩木川、その向こうに広がる津軽平野。夏は豊かな自然が持つ包容力と優しさを見せるのに対し、冬の雪は日常生活を困難にさせるほどの厳しさがある。この地での生活は、季節に身を委ねることが当たり前となる。

建築 / 空間デザイン

建築 / 空間デザイン

庭園から望む外観

外へ開かれた庭園の樹々は四季を映し、内に囲う坪庭は己の心模様を写し出す。静寂の時間を蓄えたこの場所は堅実であり優雅な佇まいで旅人を迎える。本州最北端の地で「こもる人」を想い、隠遁の趣を表現した。

平面図

平面図

「こもる」では五つの居室全てが異なる空間と趣を持つ。建物は一つでも、そこで流れる時間の旋律と質はひとりひとり異なる。

坪庭のある居室一例

坪庭のある居室一例

床柱や欄間のある引き違い戸など元々住宅であった当時の記憶を持つ建築的要素を編集しながら作り出した空間。漆喰塗りの内壁は微かな光からも陰影を生み出し時の移ろいを視覚化する。床から一段降りて三和土に立つと曲線を描く塀に抱擁される感覚。無為自然。煩わしさから己を切り離し、自由に生き、思考する為の坪庭がある。

坪庭と吹き抜けのある居室一例

坪庭と吹き抜けのある居室一例

住宅であった頃に貼られていた2階の床を取り外し、居室内に吹き抜けと南向きの高窓を計画した。開放感と共に井戸の底に寝るような守られた場所を連想した。朝、頭上を優しく照らす自然光に目覚め、障子を開けるとそこにはあなたが直接語りかけることのできる枯山水、塀の向こうに木々の梢と津軽の澄んだ空気が満ちている。

自分と向き合う文机自分と向き合う文机

自分と向き合う文机

文机(ふづくえ)に向きあうとき、人は、自分と向きあっている。暫しそこには内密な幻想が漂い、新しい地平が開ける。書き留めることで自らの正しい位置を知ることになるかもしれない。ここには、こもるあなたに寄り添う家具をしつらえた。

建物の記憶建物の記憶

建物の記憶

元々この建物は、代表・香田の、りんご農家を営む祖父母の住宅であった。随所に残る生活の記憶を引き継ぎながら、宿泊施設として設計した。

「こもる」のシンボルマーク

「こもる」のシンボルマーク

「こもる」のシンボルマークは、亀が自分の甲羅にこもる姿がモチーフとなっている。日々慌ただしく流れ込む情報を遮断し、ゆっくりと、ひとり自分と向き合える。「こもる」がそんな場所であって欲しいという願いを、シンボルマークに込めた。


  • 運営会社:株式会社KOMORU
  • 住所:青森県五所川原市梅田福浦40-1
  • お問い合わせ:info@komoru.co.jp