NHKの顧客情報を不正に入手した罪などに問われた、「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」の立花孝志党首に対して、東京地裁は、執行猶予付きの有罪判決を言い渡した。

「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」党首の立花孝志被告(54)は、NHKの顧客情報を不正に入手し、インターネット上に拡散させると脅して、NHKの業務を妨害した罪などに問われ、無罪を主張している。

東京地裁は20日、「政治活動としての許容範囲を超えたものといわざるを得ない」と指摘し、立花被告に懲役2年6カ月、執行猶予4年の有罪判決を言い渡した。

立花被告「明らかに政治的な思想によって、国民を守るために行った犯罪ですので、一切全く反省していない、あれで良かったと思っています」

立花被告は、近く控訴する方針。

一方、NHKは、「今後も業務への妨害行為などには、毅然(きぜん)と対応してまいります」などとコメントしている。