エスケー化研(株)【東証JASDAQ上場】

■「建築仕上塗材」の面白さを就活で知った
学生時代に高分子材料の研究をおこなっていました。実用性を視野に入れた樹脂素材の開発に取り組んでいたこともあって、社会に出たらその専門を活かしたいとの希望を持っていたところ、出会ったのがエスケー化研です。
そのとき初めて「建築仕上塗材」のことを知ったのですが「こんなに面白い世界があったのか！」と目からウロコでしたね（笑）。耐久性や耐熱性、意匠性、美観性、環境との調和などさまざまな機能によって建物を守っているわけですから、建築文化を化学の力で支えているとも言えます。そこにやりがいを予感して入社を決めました。

■トータルにものづくりができるやりがい
現在、担当しているのは水性塗料全般の開発。水を媒体としているため環境への負荷が低く、施工時の安全性や扱い易さ等も実現する塗料です。私は主に、その水性塗料に対して低汚染・超撥水という機能を付加する開発業務に取り組んでいます。
これまで世の中に送り出してきた製品の数はおよそ20種類。自分の手がけた製品が建築物に用いられることで、人々の暮らしに役だっているわけですから、開発者としてこんなにうれしいことはありません。
当社の最大の魅力は業界での評価の高いものづくりに、最初から最後までトータルに関わっていけること。そこで得られるやりがいは、入社前に予想した以上に大きなものだったと断言できます。

（北脇 和智／第一技術研究所 ファインケミカルチーム／2001年入社）