(株)リカーマウンテン

大学時代はホテルのバーでアルバイトをしていたのですが、バーテンとしてカウンターに出たのをきっかけにお酒への興味を深め、ウイスキーエキスパートの資格を取得しました。将来の仕事としてもお酒に関わってみたいと考えていたところ、巡り合ったのが当社。学校の近くにあったリカーマウンテンの店舗が、お酒好きな私にとって魅力的かつ個性的な店舗構成だったことに共感を覚えたのが入社の決め手となりました。

以来、愛知県の半田店と長久手店、京都の旗艦店であるRAKZAN三条御前などで勤務してきました。お酒の知識はありましたが、店舗での陳列方法、流行の先を読んだ発注方法などは未熟でしたから先輩の店長らに教えを請いながら少しずつできることを増やしていきました。努力の結果、大きなチャンスをつかんだのは2018年1月のこと。東京に新しくオープンする銀座777の店長を任されることになったのです。

この銀座777はウイスキーやワインといった洋酒をメインとした専門店。新しい試みとして有料でのウイスキー試飲システムなども導入しています。夜間は業務用の用途が多く、そちらを専門とする“夜店長”もいるのですが、私は“昼店長”として来店される一般のお客様の対応を主に任されています。国際色豊かな銀座には日本人のウイスキーファンのみならず、ジャパニーズウイスキーを求めて外国人観光客も数多く訪れており、店舗づくりには創意工夫が必要になってきています。

その中で心がけているのは、私自身がお客様となったときにワクワクできる店舗にするということ。店舗側で売りたいものだけを並べると、どうしても店舗の魅力が減ってしまいますので、珍しい品なども散りばめながらお客様に店舗内で新たな発見をしていただけるように工夫を施しています。

お客様にウイスキーを提案した後、次回、来店されたときに「美味しかった」と感想を言ってくださったとき、そしてお酒を選ぶ際にも私を頼ってくださったときがとても嬉しいと感じています。ウイスキーのことならば銀座777に任せれば間違いないといってもらえるように、これからも頑張りたいですね、将来的には、業界内外から「新美に聞けば何でもわかる」というスペシャリストに飛躍したいと思っています。
＜銀座777　店長・新美　剛志（新卒入社）＞