トリニティ工業(株)【東証二部上場】

私たちトリニティ工業はトヨタ自動車グループにおける「自動車部品製造」と「塗装設備」を担う企業として、自動車のハンドルやスイッチベース、ロッカーモールなど車内外の意匠となる部分の加飾（塗装・転写等）や成形を行う「部品事業」、自動車のボディをはじめとする製品の塗装プラント及び塗装機器を供給する「設備事業」2つの分野で世界の自動車産業に貢献しています。ボディの色や内装は自動車の第一印象を左右する重要なポイント。ユーザーが一番初めに見て触れる部分のモノづくりを担っている責任、プレッシャーと同時に大きなやりがいのある仕事です。

塗装とひとことで言っても単純に色を塗るだけではありません。例えばボディなら錆びない、傷が付きにくい、部品なら指紋が付きにくいなど、実は私たちが作っている設備や製品には隠れたノウハウがたくさん詰まっているのです。

また自動車産業においても、CO2や排気ガスの排出削減、省エネといった環境規制や自動運転など新たな技術の誕生によって、人々の車に対する考え方、私たちに求められることも刻々と変化しており、設備事業で言えば、より環境に配慮した設備の開発や事業が拡大している海外地域への展開、部品事業なら居住空間としての心地よさを追求した材質や加飾など、私たちの挑戦のフィールドはまさに無限に広がっています。

社員が持てる力を存分に発揮し成長していくためには会社のサポートが何より大切。当社では新人研修や海外赴任に向けた語学研修などの教育面はもちろん、年間ポイントを使って社食、美容、車検など様々な福利厚生を受けられる選択型福利厚生制度「T-cafe」を導入しています。「T-cafe」では結婚記念日や家族の誕生日をお祝いするアニバーサリー補助もあり、ワークライフバランスに配慮し充実した制度になっています。

さらには社員が働きやすい職場の推進にも力を入れており、産休・育休制度に加え小学校三年生終了まで育児短時間勤務の制度を設けています。その結果、現在は結婚、出産を機に退職する女性社員が減少しており、「あいち女性輝きカンパニー認証企業」として様々な社員が総合職として長く活躍できる企業へとさらなる成長を遂げています。

梅村　佳弘／経営企画部　部長