宇宙の帝王フリーザが恐れていた「1000年に1人現れる伝説の超サイヤ人」はバーダックの事だったのかもしれません。
ドラゴンボールZの番外編「エピソード オブ バーダック」にて、過去にタイムスリップしたバーダックは超サイヤ人に変身しています。
過去にタイムスリップしたバーダック
フリーザの攻撃により惑星ベジータもろとも死んでしまったバーダックでしたが、実は生きていました。
目を覚ましたバーダックがいた場所、それは過去の惑星ベジータである惑星プラント。
惑星ベジータはサイヤ人が支配する前は、惑星プラントという星でした。
バーダックは過去にタイムスリップしてしまったのです。
フリーザの祖先「チルド」との闘い
過去で目を覚ましたバーダックは惑星プラントの住人である「ベリー」と心を通わせていきます。
(出典:エピソードオブバーダック)
バーダックとベリーが絆を深めていくなか、ある人物が惑星プラントに降り立ちます。
その人物の名前は宇宙海賊の「チルド」。チルドはフリーザの祖先でした。
(出典:エピソードオブバーダック)
惑星プラントに降り立ったチルドはベリーのいる村を襲い壊滅状態にしてしまうのですが、ここでバーダックが駆けつけてくれました。
激突するバーダックとチルド。しかし、チルドはとてつもない強さで、バーダックは全く歯が立たず窮地に追い込まれてしまいます。
そして目覚める超サイヤ人。
(出典:エピソードオブバーダック)
バーダックはチルドに勝てない自分の情けなさから来る怒りによって、超サイヤ人に覚醒したのです。
もうチルドはバーダックの敵ではありません。凄まじい攻撃の連打によってチルドは致命傷を負ってしまいました。
チルドの言い残した言葉
超サイヤ人に覚醒したバーダックに敗れたチルドは、命からがら自分の宇宙船に避難することができましたが、闘いのダメージが激しく命を落としてしまいます。
チルドは死に際、自分たちの仲間にこう言い残して死んでいきました。
一族に伝えろ。
金色に変化するサイヤ人には気をつけろ。
このチルドの言葉は、この先のフリーザ一族に代々伝わっていくものとされ、はるか未来のフリーザの時代まで語り継がれていったのです。
フリーザが言っていた「1000年に1人現れる伝説の超サイヤ人」とは、チルドを倒したバーダックの事だったのかもしれません。
超サイヤ人4の裏設定
ちなみに、ドラゴンボールGTに出てきた超サイヤ人4は「1000年に1人現れる超サイヤ人こそが超サイヤ人4なのではないか」というコンセプトでデザインされています。
このコンセプトは超サイヤ人4の裏設定として存在し、超サイヤ人4もGT悟空の最強形態ですので、ものすごい強さです。