サンドボックス(The Sandbox)は、マイクラフトみたいなクリエイティブゲームが好きな人向けのゲームです。
ランドという土地がNFTとして売られていて、ランドの所有者は、ランド内で好きなことができます。
自分で自由に設定したルールや報酬システムなどを、設定したランド内で公表したり、ある特定の人が参加できるゲームを公開することができます。
ランドの所有者はガバナンス投票に参加できるので、プラットフォームの未来を決める重要な投票に参加できます。
また、クリエイターとしても参加できるので、オリジナルなアイテムをVoxFditというもので作って、自分のアイテムを売ることができます。
サンドボックス(The Sandbox)
サンドボックス(The Sandbox)の概要
今、メタバースに最も近いと言われているゲーム。
それが、
サンドボックス(The Sandbox)
です。
サンドボックスは、日本の有名企業であるソフトバンクも出資しているほど、今後も注目されているモノです。
このサンドボックスは、
・メタバース
・クリエイターエコノミー
・DAO
・NFT
この4つの要素を含んだゲームになっています。
サンドボックスは、マインクラフトみたいなボクセルのゲームになっていて、ゲームの中でもいわゆる、NFTゲームやブロックチェーンゲームと言われているゲームです。
遊び方としては、オープンワールドでキャラクターを操作しながら自由に遊ぶことができます。
ここでは、このサンドボックス(The Sandbox)を3つのポイントに分けて、どんな遊び方があるのか、稼ぎ方があるのかを解説したいと思います。
①Landを所有する
②プレイヤーとしてメタバースを体験する
③クリエイターとして自分のゲームを作る
Land
Landを所有する
このサンドボックスというゲームは、『Land』という土地があり、このLandを個人が購入することができるようになっています。
このLandは全部で、166,464区画あって、1つのLandは96m四方になっていて全てNFT化されています。
また、このLandが複数個組み合わさった区画は『Estate』と呼ばれていて、ここではもっと大きな施設などが作れるようになります。
国内の大手取引所のCoincheckのNFTマーケットプレイスでもこのサンドボックスのLandが売られています。
ただ、このCoincheckのマーケットプレイスでは、発売後すぐに売り切れてしまったようです。
それほど、人気があるというのがわかります。
その他の購入場所は、OpenSeaというマーケットプレイスなどでも購入できます。
ただ現在、このLandは価格がかなり高くなっていてます。
LandやEstateを所有することで、できる事とは?
このLandやEstateを所有する事で、以下のことが可能になります👇
・ゲームの未来を決めるガバナンス投票に参加できる
・Landを貸してレンタル料を受け取ることができる
・自分で作ったゲームなどを公開してマネタイズができる
・コンテストやイベントを開催できる
こういったことがLandを所有することによって可能になります。
・ガバナンス投票に参加できる
ゲームの未来などについて決める重要なガバナンスの投票権が与えられることにより、ゲームの運営に直接関わることができるようになる。
・Landを貸してレンタル料を受け取れる
Landは持っていないけど、自分のゲームを公開したい!
こういった人などにLandを貸してあげることによって、その対価としてレンタル料が受け取れるということです。
ただ、ここに関してはレンタルした土地で、自作のゲームを公開するときに入場料的なものを取ることもできるので、Landをレンタルした人は、そのレンタル料よりも多くのお金を稼ぐことができるかもしれないといった仕組みになっています。
こういった現実世界に近いシステムをデジタル上でも可能にする事で、メタバースに繋がっていくというわけです。
・自分で作ったゲームなどでマネタイズできる
自分で作ったゲームなどを公開してマネタイズできるとは、つまり、入場料などのような形でマネタイズができるという事です。
また、一般的に公開するのではなく、限られた人しか参加できないようにすることもできるようです。
・コンテストやイベントを開催できる
コンテストやイベントを開催できるというのは、自分が主催者になって音楽フェスみたいな、イベントを開催したり、ゲームコンテストなど様々なことが自分の好きなようにできるといったことになります。
プレイヤー(アバター)
メタバースとは?
メタバースとは???
メタ=超える、超越した。
という意味の単語と、
ユニバース=宇宙。
この2つの単語を組み合わせた造語です。
メタバースとは、元々SF作家のニール・スティーヴンスンという方が1992年に発表した作品、スノークラッシュに登場する架空の仮想空間サービスにつけられた名前でした。
その後もテクノロジーの進化によって、さまざまな仮想空間サービスが登場すると、それに総称として使われるようになってきました。
簡単にいうと、デジタル空間のことで、デジタル空間にあるようなもう一つの世界のことをいいます。
プレイヤーとして遊ぶ
プレイヤーは自分のアバターを作ったり、マーケットプレイスで買うことから始めます。
サンドボックスのサイト内で自分のアバターを作ることができます。
このサンドボックスでは、自分のアバターを使って、Land上に公開された色々なゲームをプレイしたりイベントに参加したりすることができるようになっています。
簡単にいうとテーマパークみたいな感じになっています。
これがまさにメタバース的なもので、自分のアバターや着ている服などは変わらないけど色んなゲームや色んなイベントなど、自分の好きなことが好きなだけシームレスにできます。
更に、自分が着ている靴や服を変えたい場合は、マーケットプレイスでお気に入りのものを見つけて自分好みにカスタマイズできたり、ゼロから自分の好きな靴や服をデザインして、自分のアバターに着せることもできるようになっています。
このゲーム内だけでお金や人が動いて、自分の好きな服を着て、それがどのようなゲームをプレイしても引き継がれる。
これがメタバースの目指すところなのです。
クリエイター
クリエイターとして自分のゲームを作る
クリエイターとして、このサンドボックスのゲームやアイテムを作って稼ぐことができます。
サンドボックスには『GAME MAKER』という機能が備わっており、ゲームを作ることができる機能で無料でダウンロードすることができます。
このGAME MAKERは、プログラミングなどの専門的な知識がない人でも簡単にゲームが作れるように設計されています。
日本語訳のチュートリアルもあるので、英語ができない人でも安心して始めることができると思います。
また、ゲームを作るだけでなく、ゲーム内で使用するアイテムやアバターなどを作りたい方は、『Vox Edit』という機能を使えば作成することができます。
クリエイティブなことが好きな人や、アイテムなどを売って稼ぎたいという人は是非チャレンジしてみてください。
このような感じで、サンドボックスは、色々なクリエイターがクリエイティブなことに打ち込めるような環境を作っていて、まさにこれこそがクリエイターエコノミーなのです。
まとめ
サンドボックスとは?
・メタバース
・クリエイターエコノミー
・DAO
・NFT
この4つの要素を含んだゲームになっています。
サンドボックスは、ブロックチェーンゲーム、NFTゲームといわれるPlay to Earnの要素を持っています。
サンドボックス(The Sandbox)を3つのポイント👇
①Landを所有する
②プレイヤーとしてメタバースを体験する
③クリエイターとして自分のゲームを作る
近頃のサンドボックスは、有名企業が高額な出資をしたり、高値で土地が売れたり、有名なアーティストや企業が土地を購入して、サンドボックスに参入したりと話題がつきません。
これほどまでに沢山の色んな人たちに注目されています。
今後も目が離せないサンドボックス。
これからの発展に期待できます。