私が2歳頃の息子達を育てている時に1番欲しかった言葉。
あなたの不安も、悲しみも、全部分かるよ。
どうしたらいいの?
何をしたらいいの?
私の考え方はあってる?
私がお母さんでいいのかな?
この子は大丈夫かな?
もう普通にはなれないのかな?
幼稚園どうしたらいいんだろう?
うまくやっていけるかな?
周りの子はちゃんと出来るのに、
なんでうちの子はこうなの?
一番に並びたいって、何その変なこだわり
お友達には優しくして!
ママママママママ言わないで。
ねぇ、じっとしてよ、ママも他のママさんとお話したいよ…
あぁ、みんなお利口さんだなぁ。
ママさん達も楽しそう。
なんで私はうまく出来ないのかな?
何が足りないのかな?
頑張っているのにな。
男の子3人って大変だね!
次は絶対女の子欲しいよね!
あらあら、男の子ばかりで大変ねぇ。
可哀想、気の毒…
冷たい視線。
公園に行っても、スーパーに行っても、児童館に行っても、周りと同じようには出来なくて、恥ずかしくて逃げるように帰って来た。
人気のない公園を探して回った。
辛いとこぼしたいけど、周りには誰もいない。
父も母も、旦那にすら上手に弱音が吐けなくて、荒れてる暴君みたいで、自分が情けなくて、分かってもらえず悲しくて。
役所やデイやありとあらゆる相談機関に連絡してもハッキリとした答えはもらえなくて、いつも自分の足で探し回った。
周りの人達の顔色ばかり見て、愚痴を聞いて、療育ってなんだろう?
幸せになれないなら意味ないじゃんって思ったり。
成人になっておじいさん(お父さん)とお散歩をするお兄さん(おそらく40代)を見て、複雑な気持ちになったり。
でも穏やかなお兄さんの顔を見て、優しいおじいさんと話すと、温かい気持ちになれる自分がいて。
地域で生きるという事を教えてもらった気がする。
もちろん、療育もその子その子に合わせて必要で。
役所やかかりつけ医、少しずつ見つかって。
一度は見放されたと思った幼稚園での出来事も、今の幼稚園に出会うための出来事だと思えば結果オーライ!
父や母や旦那にも自分の気持ちを話せるようになって来た。
キレたり泣いたりすることもほぼ無くなった。
全て振り返って、1番大変な時期を過ごしていたのだと思った。
今に繋がるために、必要な事だった。
育児というものは、本当に尊い経験だ。
色々な事が起きる。
絶望も味わった。
悩んで苦しんで、お先真っ暗だと思った事もあった。
人を信じられなくなって、周りはみんな敵だと思った時期もあった。
専門家ってなんだよ!と噛み付いた時期もあった。
そうして、ひとつひとつ乗り越えて来た。
もちろん、周りの方々の協力あってこそだと、感謝もしながら、ここまで耐え抜いた自分もちゃんと褒めてあげたい。
ママのメンタルは、やっぱりなんだかんだで子育てに影響します。
だからって無理に頑張れという事ではなくて。
辛い時にはちゃんと弱音を吐いて、
ムカッとしたらちゃんと怒って、
愛しいと感じたらたっぷり愛でて、
助けてー!と誰かに頼って、
情けないと言われる事を恐れず、
バカにされたり、つまはじきになっても、しょーがないやと思える強さを持ち、
ゆっくりと周りを見つめる勇気を持ち、
人に優しく出来る暖かさを忘れずにいれば、
いつか必ず、あなたらしい毎日が出来上がっていきます。
子供に障がいがあっても、今うまくいかない事がたくさんあっても、試練が襲って来ても。
きっと大丈夫!
あなたには乗り越えられる力があるから。
自分を信じる事を忘れないでください。
やり方や方法や、人間性や常識なんかより、
あなたがあなたらしく、毎日に立ち向かい、時には泣き、時には大笑いし、頑張っている自分を認めていく事、出来ない自分も認めていく事に未来の幸せへの鍵が隠れています。
私もまだまだだけど、一緒に乗り越えて、
笑える人生手に入れていきましょ
散々な目にあった私でもここまで来れた。
だから、きっと大丈夫